
久保田博幸
金融アナリスト
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フリーの金融アナリスト。1996年に債券市場のホームページの草分けとなった「債券ディーリングルーム」を開設。幸田真音さんのベストセラー小説『日本国債』の登場人物のモデルともなった。日本国債や日銀の金融政策の動向分析などが専門。主な著書として「日本国債先物入門」パンローリング 、「債券の基本とカラクリがよーくわかる本」秀和システム、「債券と国債のしくみがわかる本」技術評論社など多数。
記事一覧
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2016年1月
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- 年間の国債売買高が減少
- 2日銀のマイナス金利の導入により、残存7年半あたりまでの国債利回りがマイナスとなった。国内機関投資家はマイナス金利での運用は難しく、今後さらに債券市場の流動性が後退する懸念が強まるものと思われる。
- 2016/1/31(日) 11:22
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- 日銀総裁は嘘をついても良いのか
- 結果として黒田日銀総裁は嘘をついたことになる。国会の場で嘘を付くのはやや問題もありそうだが、これを咎めるような発言もみられない。これは何故なのであろうか。
- 2016/1/30(土) 16:16
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- 日銀が導入したマイナス金利とは何か
- 今回日銀がマイナスにする金利とは何なのか。それは我々が銀行などに預ける預貯金の金利ではない。日銀の当座預金の超過準備と呼ばれるものの利子をマイナスにするのである。
- 2016/1/29(金) 19:43
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- 日銀のマイナス金利導入の理由
- 今回の日銀のマイナス金利の導入の意味についてはなかなか理解しづらい面があり、反対理由の説明も加えながら、今回の日銀のマイナス金利政策導入の意味を考えてみたい。
- 2016/1/29(金) 19:34
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- 「日銀のマイナス金利で10年債は0.1%割れ」牛さん熊さんの本日の債券(引け後)2016年1月29日
- 熊「作者にとっても予想外の追加緩和だったようだ」 牛「マイナス金利導入は黒田総裁自身が否定してたはずだが、まさにサプライズ」
- 2016/1/29(金) 16:05
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- 「年間の国債売買高が減少」牛さん熊さんの本日の債券(コラム)2016年1月29日
- 日銀の量的・質的緩和を導入した2013年以降は売買高は少しずつ落ち込み、2015年はこの10年のなかで最低となった。国債の残存額そのものは年々膨らんでいることを考慮すると確実に流動性は低下しつつある。
- 2016/1/29(金) 10:44
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- 原油安で何故、株が売られたのか
- 原油安とセットとなった欧米の株式市場の下落は東京市場を直撃し、アベノミクスをきっかけとした円売り株買いのポジションもリスク回避の動きで巻き戻された。その結果として東京株式市場も調整を余儀なくされた。
- 2016/1/29(金) 9:35
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- 「日銀の決定会合の動向に注目か」牛さん熊さんの本日の債券(朝)2016年1月29日
- 熊「甘利経済再生担当大臣は昨日、閣僚の辞任を表明」 牛「安倍首相は自民党の石原元幹事長を後任に充てる人事を決めた」 熊「甘利氏はアベノミクスの中心人物の一人でもあり、政権運営の行方も気になる」
- 2016/1/29(金) 7:59
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- 「2年債入札の落札利回りが過去最低を更新」牛さん熊さんの本日の債券(引け後)2016年1月28日
- 熊「本日の債券先物は、前日比変わらずの149円58銭で寄り付いた」 牛「寄り付き後、149円59銭を高値にずるずると下落」 熊「長期債や昨日まで買われていた超長期債に戻り売りが入ったようだ」
- 2016/1/28(木) 15:49
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- 「原油安で何故、株が売られたのか」牛さん熊さんの本日の債券(コラム)2016年1月28日
- 原油安は中国やサウジアラビアなどの経済への懸念を強めさせることになり、米利上げにより過剰流動性相場の終焉も意識されたことで、リスク回避の動きを強めさせ、それらが欧米の株式市場の売り要因となっていった。
- 2016/1/28(木) 11:02
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- 中央銀行の物価目標の意味
- 今後もしECBや日銀が物価目標を意識して追加緩和を模索するのであれば、この市場との対話が大きな焦点になるように思われる。
- 2016/1/28(木) 9:57
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- 「FRBのスタンスは維持、円債は小動きか」牛さん熊さんの本日の債券(朝)2016年1月28日
- 熊「昨日の米国株式市場は大幅に下落、原油先物は上昇していたものの」 牛「FRBの利上げに向けたスタンスに変化なしとして売られた」
- 2016/1/28(木) 7:59
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- 「中央銀行の物価目標の意味」牛さん熊さんの本日の債券(コラム)2016年1月27日
- 日銀はマネタリーベースを膨らませることでインフレ予想に働きかけようとしたが、ECBはマイナス金利政策をとってマネタリーベースを抑制するかのような政策をとるなど、目標は同じでも手段が真逆になっている。
- 2016/1/27(水) 10:56
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- 日銀の追加緩和の可能性を探る
- 物価目標達成時期の先送りなどが予想されることなどから、追加緩和を検討してもおかしくはない。しかし、ここで残り少ないカードを切るべきかどうとなると、タイミングとしてはあまり条件は揃っていないように思う。
- 2016/1/27(水) 10:01
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- 「原油は反発、債券もしっかりか」牛さん熊さんの本日の債券(朝)2016年1月27日
- 熊「OPEC加盟国と非加盟国が減産に合意する可能性があるとの観測から原油が買われ」 牛「原油先物市場でWTIは前日比1.11ドル高の31.45ドルとなった」
- 2016/1/27(水) 8:02
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- 「リスクオフの動きが再燃、円債は小動き」牛さん熊さんの本日の債券(引け後)2016年1月26日
- 熊「原油先物の再下落により、リスクオフの動きが再燃した格好に」 牛「原油価格の動きが、新興国経済の悪化を示しているとの認識とともに」
- 2016/1/26(火) 15:46
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- 「あらためて日銀の追加緩和の可能性」牛さん熊さんの本日の債券(コラム)2016年1月26日
- 日銀としては追加緩和の可能性はあり、その手段は有していることをアピールした上で、残り少ないカードの有効利用を図るのではないかと予想する。そうであれば1月28、29日の追加緩和は見送りという結論となる。
- 2016/1/26(火) 11:00
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- 世界的な金融市場の混乱の原因と今後
- WTIが30ドルを割り込んできたことで目先の達成感は出ているが、この反発はヘッジファンドなどのショートカバーが原動力と思われる。ひと相場終わった感もあるが、テクニカル的な買い戻しであった可能性も高い。
- 2016/1/26(火) 9:50
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- 「債券は小動きながらしっかりした展開か」牛さん熊さんの本日の債券(朝)2016年1月26日
- 熊「イラクの2015年12月の産油量が過去最高を記録したことや」 牛「サウジアラビアが石油・ガス生産能力への新規投資は継続するとの認識を示し」
- 2016/1/26(火) 7:59
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- 「債券は月曜相場の様相を強める」牛さん熊さんの本日の債券(引け後)2016年1月25日
- 熊「今日の東京市場は債券も株も為替も方向感に乏しい展開となった」 牛「月曜日ということで様子見気分を強めたこともあるが」 熊「日経平均は年初から大きく下げていたが、22日には900円を超す上昇となり」
- 2016/1/25(月) 15:51
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- 「チャートから見た今回のリスク回避の動き」牛さん熊さんの本日の債券(コラム)2016年1月25日
- 今回の反発はヘッジファンドなどのショートカバーが原動力と思われる。その意味ではひと相場終わった感はあるが、今度はあらためて日米欧の金融政策の動向を見てあらたな仕掛けが入る事も予想される。
- 2016/1/25(月) 11:10
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- インフレ予想と金融政策の関係
- 特に注目すべきは三番目のポイントとなり、中園氏は「この結果は、政策レジームの変化の度合いが、日本経済を慢性的なデフレーションから脱却させるほどには大きくなかった可能性を示唆している」とまとめている。
- 2016/1/25(月) 10:03
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- 「債券は引き続き上値の重い展開に」牛さん熊さんの本日の債券(朝)2016年1月25日
- 熊「22日の米国株式市場は、東京株式市場や欧州の株式市場の上昇などを受けて」 牛「ダウ平均は210ドル高となって、16000ドル台を回復」
- 2016/1/25(月) 7:54
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- ドラギマジックに種は残っているのか
- ドラギ総裁は会見で追加緩和の可能性を示唆した。これを市場は好感し、中国リスクや原油安などによるリスク回避の動きが反転するきっかけとなった。
- 2016/1/23(土) 11:08
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- 「株の反発で債券の上値は重い」牛さん熊さんの本日の債券(引け後)2016年1月22日
- 熊「今日の東京株式市場は買い戻しの動きを強めた」 牛「昨日、WTIが限月の移行もあって大きく上昇したことに加え」 熊「ECBのドラギ総裁が3月の会合での追加緩和の検討を示唆」
- 2016/1/22(金) 15:49