きょう8日(金)仙台で桜開花! …のわずか2日後には宮城県内で夏日予想
きょう8日(金)、仙台管区気象台でソメイヨシノの開花が発表されました。記録的に早かった昨年よりは11日遅くなりましたが、これで平年並みです。
今年は、2月までは厳しい寒さが長く続いたものの3月頃からは着実に季節が進み気温も高くなっていきました。桜の花もその季節の歩みを感じ取ったのでしょう。
ところがこの週末は季節が一気に進みます。開花からわずか2日後の10日(日)には宮城県内で今年初となる夏日が観測されるかもしれません。
満開に向かって一気に咲き進む暖かさに
この週末、日本列島は南に高気圧&北に低気圧という気圧配置になります。
冬の西高東低に対して、これは南高北低と呼ばれる気圧配置で、南の高気圧から北の低気圧に向かって暖かい空気が送り込まれるようになります。
宮城県でも、高気圧によって晴天がもたらされつつ、上空の暖気も流れ込むことによって気温が一気に高くなります。
特に10日(日)の最高気温は仙台23度、内陸の白石では25度の予想。桜が咲いたと思ったらもう夏日です。今の時季の宮城県の「平年並み」は14度くらいですので、いかに極端な気温の高さかお分かりいただけるかと思います。「暖かい」を通り越して「少し暑い」くらいの体感になるでしょう。
この気温の高さを受けて桜も一気に咲き進みそうです。
東北では例年、開花から満開まで5日程度かかりますが、ウェザーマップの予想では、仙台のソメイヨシノは開花からわずか3日後の12日(月)にも満開を迎える予想です。今年はまさに「三日見ぬ間の桜」となりそうです。