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東北地方で最大震度6強 揺れの大きかった地域では雪崩にも注意を

小杉浩史気象予報士 / ウェザーマップ所属
16日22時現在の津波注意報発表地域(提供:ウェザーマップ)

16日夜遅く、東北地方で最大震度6強を観測する地震がありました。この地震を受けて、17日0時現在で宮城県と福島県には津波注意報が発表されています。注意報が解除されるまでは海には決して近づかないで下さい。

17日0時現在の津波注意報発表地域(気象庁HPより)
17日0時現在の津波注意報発表地域(気象庁HPより)

また東北地方は山沿いを中心にまだ多くの雪が積もっていて、ここ1~2週間の暖かさや雨によって雪崩が起こりやすくなっています。

17日0時現在 解析されている積雪の深さ(提供:ウェザーマップ)
17日0時現在 解析されている積雪の深さ(提供:ウェザーマップ)

17日0時現在、東北地方の日本海側の広範囲、宮城県西部、福島県会津・中通りの一部などに雪崩注意報が発表されています。

今回の大きな地震によってさらに雪崩が起こりやすくなる可能性があります。雪が多く残っている地域では雪崩にくれぐれもご注意ください。

気象予報士 / ウェザーマップ所属

東京都出身。大学卒業後、会社員やフリーターなどを経て、2012年に気象予報士を取得。2015年からミヤギテレビにて気象キャスターとして出演中。趣味はバイクに乗ること、目標は「宮城の天気と言えばこの人!」と言われること。南東北の北東から、天気の怖さと面白さをお伝えします。

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