満開発表された仙台の桜に今夜は雪か

満開が発表された仙台のソメイヨシノ(4月9日著者撮影)

きょう4月10日、仙台管区気象台のソメイヨシノの標本木で、満開の基準となる8割以上の花が開いているのが観測され、桜の満開が発表されました。平年に比べると6日早い満開になります。

(満開の発表されたソメイヨシノの標本木 10日著者撮影)
(満開の発表されたソメイヨシノの標本木 10日著者撮影)

ただきょう午後はこの桜に冷たい雨が降ってきていて、さらに今夜は平野部でも雨が雪へと変わっていきそうです。

雪の原因は南岸低気圧

きょうの冷たい雨や雪の原因は、本州の南の岸を進む南岸低気圧と呼ばれるものです。この後もこの低気圧の雲がかかりつつ、同時に低気圧が北から冷たい空気を引き込むため、平地でも降るものが雨から雪へと変わっていきそうです。

10日15時の実況天気図(提供:ウェザーマップ)
10日15時の実況天気図(提供:ウェザーマップ)

気象庁によると、あす11日の朝までに宮城県西部の山沿いで20cm、その他も5cm前後の雪が降る予想で、あす朝は内陸を中心に雪の積もっている所もありそうです。

きょう21時の雨と雪の予想(提供:ウェザーマップ)
きょう21時の雨と雪の予想(提供:ウェザーマップ)
あす午前6時の雨と雪の予想(提供:ウェザーマップ)
あす午前6時の雨と雪の予想(提供:ウェザーマップ)

この時季は既にノーマルタイヤに替えている方もいらっしゃるかもしれません。かく言う私自身も既に交換してしまっているのですが、あす朝は路面状況に十分ご注意ください。

「桜に雪」は珍しい?

さて「桜が咲いた」と聞くと本格的な春の到来を感じますが、宮城では過去にも桜が咲いた後に雪が降ったことは何度かあります。

仙台管区気象台では、2000年以降の約20年間に5回、桜の開花発表後に雪が観測されています。特に今回のように南岸低気圧がやってくると「桜に雪」という状況は決して珍しいわけではないでしょう。

2000年以降 仙台で桜の開花発表後に雪の降った日
2000年以降 仙台で桜の開花発表後に雪の降った日

この南岸低気圧が抜けた後は、徐々に晴れ間が出て、寒気も抜けていきます。週末は春の麗らかな日差しが降り注ぎ、絶好のお花見日和となりそうです。

10日17時気象庁発表の週間予報(提供:ウェザーマップ)
10日17時気象庁発表の週間予報(提供:ウェザーマップ)