1976年千葉県生まれ。筑波大学社会学類卒。商品先物会社の営業本部、ニューヨーク事務所駐在、調査部門責任者を経て、2016年にマーケットエッジ株式会社を設立、代表に就任。金融機関、商社、事業法人、メディア向けのレポート配信、講演、執筆などを行う。商品アナリスト。コモディティレポートの配信、寄稿、講演等のお問合せは、下記Official Siteより。
記事一覧
- ロシア産原油禁輸の議論が活発化、過去最高値に迫る原油価格
原油価格の上昇ペースが加速している。国際指標となるNY原油先物相場は、3月4日終値の1バレル=115.68ドルに対して、週明け7日のアジア時間には一時130.50ドルまで値上りしている。
- 小麦14年ぶり高値、ウクライナ原発が攻撃を受けて危機一髪
シカゴ小麦先物相場が、2008年3月以来となる14年ぶりの高値を更新している。ロシア軍の攻撃が僅かにズレて放射性物質が漏れていたら、世界の食料需給環境が一変してしまう可能性もあった。
- WTI原油100ドル突破、原油高が長期化しそうな理由
NYMEX原油先物相場は、1バレル=100ドルの節目を大きく上抜き、2014年6月以来となる7年9カ月ぶりの高値を更新した。原油高が長期化・深刻化し易い状況になっている。
- ウクライナ危機の余波、日本で値上がりリスクが高い商品は?
ロシアのウクライナ侵攻で、エネルギーや農産物など様々な資源価格が高騰している。日本ではどのような商品やサービス価格が値上がりし易くなるのだろうか。
- ウクライナ危機で、パンもカップ麺も更に値上げ覚悟?
シカゴ穀物相場が急伸している。ウクライナ情勢の緊迫化を受けて、穀物供給への影響が警戒されているためだ。最近の食料品価格の値上げは、更に続く可能性が高まっている。
- 金先物相場が過去最高値更新、ウクライナ情勢を警戒
金先物相場が過去最高値を更新した。2月21日の取引時間中の高値は1グラム=7,035円に達し、2020年8月7日の高値7,032円を上回っている。背景にあるのは、ウクライナ情勢の緊迫化だ。
- 食料品値上げラッシュの「犯人」、パーム油が過去最高値を更新
食料品価格の値上げラッシュが続いているが、その隠れた「犯人」とも言えるのが食用油の高騰だ。
- ガソリン価格高騰の要因と今後の見通し ガソリン高は更に深刻化、長期化するのか?
レギュラーガソリン価格の全国平均は1リットル=162.1円となり、前週の160.0円から2.1円値上がりした。1年前の134.10円からは28.0円(20.9%)もの急激な値上がりになっている。
- 食料とガソリンが同時に高騰中、低所得者に厳しいスタグフレーションの脅威
国連食糧農業機関(FAO)が10月7日に発表した世界食糧価格指数(2014~16年=100)は、8月の128.5から130.0まで上昇し、2011年9月以来の高水準に達した。
- 原油高で消費国が悲鳴も、OPECプラスが積極増産を拒否した理由は?
石油輸出国機構(OPEC)プラスは10月4日の閣僚級会合において、月に日量40万バレルのペースで増産する現行の合意案を11月も維持することを確認した。
- WTI原油の二つの投資商品が新登場、「CME原油先物」と「原油ETFリセット付証拠金取引」
大阪取引所は9月21日に「CME原油等指数先物(略称:CME原油先物)」、東京金融取引所は9月13日に「原油ETFリセット付証拠金取引」をそれぞれ上場する。
- ハイテク企業がゴールドを買う時代、パランティアが金地金を購入
パランディア(Palantir)は8月12日の開示資料において、8月に5,070万ドル(約55.7億円)の金地金を購入したことを明らかにした。
- 「トヨタ・ショック」でプラチナ価格が急落、コロナ感染拡大の余波
トヨタ自動車は8月19日、9月の世界自動車生産を計画の90万台弱から50万台強に引き下げた。大きなダメージを受けたのが、プラチナ(白金)とパラジウムだ。
- 良いことばかりではない原油急落、ガソリンに値下がり余地浮上も
原油相場が急落している。国際指標となるNY原油先物相場は7月6日の1バレル=76.98ドルをピークに、8月19日の日本時間夜には62ドル台まで値下がりしており、約3か月ぶりの安値を更新している。
- コーヒーの値上げ必至か、ブラジルで干ばつに加えて霜害発生
レギュラーコーヒー製品の値上がりが進みそうだ。主産国ブラジルで異常気象による生産障害の報告が相次いでおり、国際指標となるNYコーヒー先物価格が2014年10月以来の高値まで高騰しているためだ。
- OPECプラスの協議決裂、原油価格が2年9カ月ぶり高値に急伸中
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどで構成される「OPECプラス」の協議が7月5日に行われたが、合意に達することができずに決裂した。これを受けて国際原油価格が急伸している。
- OPECプラスの協議が難航中、UAEの不満は何か?
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどで構成される「OPEC」プ「OPEC」プラスの協議が難航している。7月1日に8月以降の産油政策を決定するための協議が行われたが、合意に達することができていない。
- 金価格が急落、2023年利上げの可能性を織り込む
内外で金価格が急落している。大阪取引所の金先物相場は6月2日の1グラム=6,742円をピークに、足元では6,200円台前半まで急落している。
- 「ガッキー・ショック」は発生するのか? 恐怖する一部投資家
歌手の星野源と女優の新垣結衣が5月19日、結婚することを発表した。コロナ禍の社会にあって久しぶりに明るいニュースになったが、このニュースに恐怖を感じている人達もいる。それが株式市場などの投資家だ。
- シカゴ穀物市場でショート・スクィーズ発生か、家計・飲食店への影響も必至
シカゴ穀物相場が急伸している。トウモロコシは2013年6月以来、大豆は14年5月以来の高値を更新している。なぜここにきて穀物相場が急伸しているのだろうか。
- 原油価格がマイナス化してから1年、今の原油価格はどうなっている?
1年前の2020年4月20日、NY原油先物相場は期近物が1バレル=マイナス40.32ドルまで急落し、歴史上初めてのマイナス価格に陥った。それから1年後の原油需給、価格はどうなったのか。
- OPECプラス会合迫る、インフレ懸念への影響にも注目
石油輸出国機構(OPEC)プラスは3月4日に閣僚級会合を開催し、4月以降の産油政策を協議する予定になっている。原油市場はもちろん、株式や為替市場などにも大きな影響を及ぼす可能性がある。
- ガソリン価格は10週連続で上昇、春には一段高が確実な情勢
ガソリン価格の値上がりは10週連続であり、昨年11月16日時点の132.5円から累計で6.8円値上がりしている。
- 銀市場でショート・スクィーズ、金融機関に立ち向かうオンライン個人投資家
オンライン掲示板「レディット(reddit)」に集まる個人投資家が、米株式市場に混乱をもたらしているが、その混乱が商品市場にも波及している。
- 新型コロナの変異種発見で、原油相場は急反落
原油相場が急反落している。NY原油先物相場は、12月18日の1バレル=49.24ドルに対して、週明け22日のアジア時間には一時47.30ドルまで、数時間で最大で1.94ドル(3.9%)安の急落地合に。