猪瀬知事が辞任したら次期知事は?~ありえる小泉進次郎知事という選択

東京都の猪瀬直樹知事が、医療法人「徳洲会」グループから現金5000万円を受け取ったことが大きな問題となりつつあります。東京都はオリンピックの誘致を決めたばかり。猪瀬知事は立役者の一人ですが、彼をかばう勢力はあまりありません。むしろ、オリンピックの権益を獲得したい勢力があり、猪瀬降ろしの嵐が吹いています。おそらく猪瀬知事は、このまま都知事にとどまるのは難しいでしょう。すでに、都知事選にむけての候補者がとりだたされています。

ただ今のところ本命はなかなか見当たりません。東京都知事選では、浮動票が大きく、知名度が非常に重要です。ただ、オリンピックがありますから、その利権をめぐって、熾烈な擁立争いも考えられます。混沌としています。

まず、名前がすぐにあがるのが、舛添要一氏。自民党時代には厚生労働大臣もつとめ、総理大臣候補にも挙げられました。しかし、2010年に自民党を離党して、新党改革を結成しています。今はその新党改革も離れ、「浪人」時代を過ごしています。東京都知事に関心を示していると言われ、立候補する確率は高そうです。自民党がどうみるか。もともと自民党にいたことから支援に回るのか、離党の経緯などから別の候補を立てるのか。微妙なところです。

ほかに上がる人には東国原英夫氏がいます。彼は2011年の東京都知事選に立候補して、1,690,669票を獲得しました。しかし現職の石原慎太郎知事に90万票強の大差を付けられ、落選しています。再度の挑戦の可能性は高いと思います。ただ、東国原氏の選挙基盤は脆弱で、浮動票に頼る部分が大きいことは確かです。所属する日本維新の会もかつての威勢はありません。特に東京ではかなり厳しいものがあります。出馬しても決して情勢は明るくはありません。

小池百合子氏もありうる選択肢です。防衛大臣や環境大臣を歴任していますし、自民党の中でも重みのある政治家になっています。候補者となるなら、自民党は全面的に支援に回るでしょう。

この他に、丸山和也氏や松沢成文氏などの名前もあがります。

しかし、今あがっている名前の人では決め手がありません。混沌としてます。

東京オリンピックを取り仕切る知事となる可能性がある人を決める選挙になります。となると、切り札として小泉進次郎氏という選択もあります。圧倒的な人気があります。また自民党の若手のホープでもあります。都知事を8年しても、まだまだ若い。その後にまた国会議員として大臣、首相を目指すというルートもあります。もし、小泉氏が立候補ということなれば、極めて強い候補者となるでしょう。

まだ選挙があるかどうかもわかりません。しかし、来年早期に選挙の可能性はかなりあります。これから年末、年始、激しい裏舞台での駆け引きがありそうです。