ビッグデータはどこに向かうのか:Strata Conference 2014レポート(2)

Strata Conference 2014展示会場の様子

昨日に引き続き、米サンタクララで開催中のビッグデータ系イベント"Strata Conference 2014"の模様をお伝えする。来場者の中には初日のチュートリアルは受講せず、2日目のキーノートから参加するという人も多いため、会場は昨日以上の賑わいを見せていた。主観的な感想で恐縮だが、例年よりも会場で用意されている無料Wi-Fiの接続が悪く、同じく無料で提供されているコーヒーが無くなるのも早いように感じている。もちろんこれらは来場者向けの「おもてなし」であり、どちらも文句を言いたいのではなく、それだけStrata Conferenceに対する注目度が高まっているように感じたという意味だ。

キーノートにはジェフリー・ムーアらも登壇し、会場は参加者で埋め尽くされた
キーノートにはジェフリー・ムーアらも登壇し、会場は参加者で埋め尽くされた

ちなみに参加者全員に対して、無料の昼食まで振る舞われる。受講者だけで数千人という規模の中で、無料でWi-Fi環境と電源を用意し、さらに朝のコーヒーから昼食、オヤツ、夕方の軽食まで提供するというのは簡単な話ではないだろう。最低でもおよそ1000ドルの受講料を払わなければならないイベントとはいえ、こうした運営が可能な組織と環境があるというのは、なかなか羨ましいところだ。

Keynote Speech

Strata Conferenceの2日目と3日目には、毎回20人前後のスピーカーによるキーノート・スピーチの時間が設けられている。一般的なイベントにおける「キーノート」とは異なり、長くても15分、通常は5~10分程度のショートスピーチが立て続けに行われるという形式を取っている。Strataを取り仕切るAlistair Crollによれば、様々な配慮からこのような形に落ちついたとのこと。理由のひとつは集中して聞いてもらうためだそうだが、確かにTEDのスピーチのように、興味をかき立てられたままで最後まで聞くことができる。さらに意地悪な言い方をすれば、「スポンサー枠」で登場した宣伝用のスピーチも、すぐに終わると思えば気にならない。またなかなか表に出てこない専門家でも、「この短さであれば話をしても良い」という反応が得られるそうで、この形式は今後も続きそうだ。

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