大好評上映中の「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」が、先週末12日より、迫る終映に向けて3つの新たな展開を開始しました。

中でも特に注目を集めたのが、36Pの豪華入場者プレゼント『EVA-EXTRA-EXTRA』。

これまで語られることのなかった前作「:Q」の前日譚や豪華寄稿が盛りだくさんという内容もさることながら、作品公式による#シンエヴァの薄い本という愛称が大いに話題となり、発表時からSNSのトレンド入りを果たすほどの盛り上がりを見せていました。

実際に配布が開始されたこの週末、「シン・エヴァ」や冊子への反響はどのようなものになったのでしょうか。

■“公開初週のような盛り上がり”

入場特典をはじめとする新たな展開もあり、本作への反響はこの週末"まるで初週のような盛り上がり"となりました。

実際に、興行的には厳しい情勢ながら座席もかなりの数が埋まり、全ての上映回が売り切れとなる映画館も続出。

もともと徐々に上映回数が少なくなってきていたとはいえ、公開から約3ヶ月を過ぎた作品としては、かなり異例の盛り上がりです。

(余談ですが、筆者在住の札幌でも日曜深夜時点でその日の上映回は全て売り切れ。SNSでも、劇場に足を運んだ人による「満席で観られなかった」という声が各地で散見されました)

興行収入も先週の時点で既に86.7億円を突破しており、この大反響を受けての90億円突破も期待されます。

■転売へのアナウンスとネタバレ

今回のような注目作の入場特典にはつきものの転売問題ですが、「シンエヴァの薄い本」でも、配布初日から早速転売が散見されてしまいました。

ただしそれに対する公式からのアナウンスも素早く、土日での鑑賞が間に合わない人にも行き渡るだろう大量な用意があるとのことで、これから鑑賞する人も映画館で入手することができそうです。

全ての転売を防ぐことはできないにしても、公式からのこうした一言は決して小さくはない抑止力になりますし、ファンも安心できたと思います。

一方で、以前公式よりネタバレが解禁されたこともあってか、今回の薄い本に関しては内容のネタバレもやや激しめだったようで、本編公開時よりも不可抗力的にネタバレを踏んでしまう人は多いようでした。

ただしそれが必ずしもネガティブにばかりは働いていないようで、以前よりもネタバレを含む感想が増えた分、「早く手に入れないと」と急ぎ鑑賞を決意し、劇場へ足を運ぶ人も少なくなかったようです。

こうしたネタバレを踏む前に入手しようという声や、十分な数が用意されているという前述のアナウンスもあり、土日明けの本日以降も、引き続き劇場に足を運ぶ人は先週より増えてくることが予想されます。

■終映に向けたラストラン

今回新たに解禁されたキービジュアルにもあるように、いよいよ“「エヴァ」終劇の終映”が迫ってまいりました。

ここまでくると既に2回目以上の鑑賞者が多いこともあってか、今回の新展開も入場特典の冊子をはじめ、カットの差し替えやドルビーシネマでの上映など、何度も鑑賞した人が新たに楽しめる内容となっており、実際に今回改めて劇場に足を運んだ人も多いようです。

とはいえ、やはりこの作品を映画館のスクリーンで楽しめる最後のチャンスというのもあり、リピーターはもちろん、この機会にこそ未鑑賞の人にも劇場に足を運んで欲しいと思ってしまうところもあります。

度重なる緊急事態宣言もあり、映画興行全体が厳しい状況下ではありますが、ラストランでの更なる盛り上がり、観客層の広がりによっては、まだ興行収入100億円突破もあるのではないかとどうしても期待してしまいつつ、まだまだ本作の盛り上がりからは目が離せない日が続きそうです。

※引き続き、映画館では十分な感染対策を行ったうえでの鑑賞をお楽しみください。