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5分でわかる:忙しい人のための2019年オススメ新作夏アニメ

小新井涼アニメウォッチャー
Anime Japan 2019展示(筆者撮影)

2019年夏クールの放送が始まり、早くも1ヶ月が経とうとしています。

今期も残る1作を残して、実に40本近くの新作テレビアニメが勢ぞろいしました。

しかしこれだけ本数が多いと、忙しい中作品チェックもできず、何から手を出したらいいのか迷っているうちにどんどん放送が進んでしまい結局あまり視聴ができずにいる…。ということもあるのではないでしょうか。

当記事では、そんな方々にもまだ未視聴の作品に進んで手を出していただくべく、忙しい人でも5分でチェックできる2019年夏アニメの紹介をしていきたいと思います。

今回紹介するのは、今月7月1日から放送が開始されたテレビシリーズ39本のうち、

本日29日までに第1話が放送開始された38本の新作夏アニメです。

紹介方法としては、筆者が各作品の第1話を視聴した上で、作品ジャンルの大分類と僭越ながら独断と偏見による魅力的だったポイントを一言添えさせていただきました。

理屈や躊躇いは抜きにして、直感的に「これ好きかも!」と思いましたら、一緒に添えてある作品の公式サイトに飛んで、タイトルの確認や詳細のチェック、そして本編の視聴などをして深堀りしていただければと思います。

早い作品ですと既に4話ほど放送は進んでいますが、38本中37本が今現在配信で1話から視聴ができる作品なので、今からでも最新話の放送に追い付くことは十分可能です。

ぜひ気になる作品を見つけて、これから夏休みシーズンのまとまった時間が取れるタイミングで、新しい作品を開拓してみてください。

  

2019年夏アニメ紹介

※50音順

※大分類(青春、ファンタジー、歴史、アクション、ミステリー、SF、コミカル、スポーツ、ホラー、恋愛)

「荒ぶる季節の乙女どもよ。」(青春、恋愛)

多くの人が通っているはずなのに敢えて話題に出さない思春期の”そういう部分”の描き方が絶妙で、最高です。

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「ありふれた職業で世界最強」(ファンタジー)

主人公の過酷な境遇と、壮絶なのし上がり方に息をのんでしまいます。

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「あんさんぶるスターズ!」(青春) 

アイドル学園ものながら、華やかさの根底に少年漫画的な熱さや泥臭さも併せ持っているのが魅力です。

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「異世界チート魔術師」(ファンタジー) 

ヒロインと二人での異世界転移なのと、チートといいつつちゃんと修行するところが新鮮です。

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「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」(ファンタジー)

1話を見終わるとこのタイトルの意味に納得し、全力で同意できるようになります。

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「ヴィンランド・サガ」(歴史、アクション) 

みているこちらまで痛みや温度を感じそうなほど生々しい世界の描かれ方に圧倒されます。

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「炎炎ノ消防隊」(アクション、SF)

特殊能力もアクションもチーム感も、とにかく熱い要素が盛りだくさんですぐに夢中になります。

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「公式凹凸世界 シーズン2」(アクション、SF) 

初戦のレース設定と、1期のメインキャラがまだバラバラながらも協力しはじめている姿がムネアツです。

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「おしりたんてい 新エピソード」(ミステリー、コミカル) 

解決時のリアルな表情とかわいい謎解きパズルには毎回つい夢中にさせられてしまいます。

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「かつて神だった獣たちへ」(ファンタジー、アクション、SF) 

希望からの急転と裏切り、絶望の後自らの残酷な使命に奮い立つ姿が熱く切なく、震えます。

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「彼方のアストラ」(SF、ミステリー、青春) 

絶妙なサスペンスとギャグ、そして過酷な状況の中でのとびきりのムネアツ展開が最高です。

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「からかい上手の高木さん2」(青春、恋愛) 

安定の二人のやりとりが微笑ましすぎてちょっともどかしくて、ずっと眺めていたくなります。

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「可愛ければ変態でも好きになってくれますか?」(青春、恋愛) 

単なるハーレムものではなく、ふんわりと謎要素が組み込まれているのも魅力的です。

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「ギヴン」(青春、恋愛) 

関係性の築き方が絶妙で、続きが怖くもあり、すごく気になってしまいます。

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「グランベルム」(ファンタジー、SF)

日常の裏側に広がる魔術の世界と、戦う少女たちがみせる本気の表情がとにかく熱くて痺れます。

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「胡蝶綺 ~若き信長~」(歴史) 

他作品ではなかなかみかけない信長の意外な一面やエピソードが描かれていて興味深いです。

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「コップクラフト」(ファンタジー、SF) 

刑事と異世界の騎士との凸凹コンビのバディものだなんて滾らずにはいられません。

 →公式サイト(外部サイト)

「女子高生の無駄づかい」(コミカル、青春)

絶対に笑い声が我慢出来ないので公共空間でイヤホンを使って視聴はできなさそうです。

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「スタミュ 高校星歌劇(第3期)」(青春) 

歌とダンスの華やかさとキラキラした青春、そこに加わる新たな先輩後輩間の緊張関係にドキドキします。

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「戦姫絶唱シンフォギアXV」(アクション、SF) 

とにかく熱くて恰好いいバトルと歌、そして世界を巻き込む超展開に終始血が沸き立ちます。

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「ソウナンですか?」(青春、コミカル)

やわらかめなアニメかと思いきや超本格的なサバイバル知識が満載ですごく勉強になります。

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「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」(ファンタジー) 

新シリーズは冒険ではなく大きな決闘イベントから始まるのが新鮮で楽しみです。

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「ダンベル何キロ持てる?」(スポーツ、青春)

薄着の季節に必須の知識が満載なのと、主題歌がとても癖になります。

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「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」(ファンタジー) 

メインヒロインの慈愛が半端ないのと、エンディングの原曲チョイスが最高すぎて感服です。

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「手品先輩」(コミカル、青春)

畳みかけるようなギャグと気持ちの良いツッコミ、そして怒涛のハプニングスケベが爽快です。

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「とある科学の一方通行」(SF、ファンタジー、アクション) 

戦闘時の圧倒的な強さと不遜な態度、そっけない優しさとの絶妙なバランスが魅力的です。

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「Dr.STONE」(ファンタジー、SF)

理不尽なファンタジーに抗う科学と文明の可能性と頼もしさに胸がおどります。

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「ナカノヒトゲノム【実況中】」(ミステリー) 

一癖も二癖もありそうな登場人物と謎だらけのゲーム展開に引き込まれます。

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「博多明太!ぴりからこちゃん」(ファンタジー、コミカル) 

かわいい妖精たちが繰り出す怒涛のご当地グルメ攻撃に白米が欲しくなります。

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「夏のスペシャル!ヒックとドラゴン: 新たな世界へ!」(ファンタジー)

美しいファンタジーの世界観とかわいくて頼りになる相棒ドラゴンに夢中になります。

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「ビジネスフィッシュ」(コミカル) 

世知辛い世の中を生き抜く脇役の姿にこちらまで勇気をもらえます。

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「BEM」(ホラー、ミステリー) 

世界観がスタイリッシュに一新される中にも初代の雰囲気を感じられるシーンがあり、胸がおどります。

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「魔王様、リトライ!」(ファンタジー)

異世界文化に対する主人公の冷静なモノローグのツッコミが癖になります。

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「まちカドまぞく」(ファンタジー、コミカル) 

とにかくかわいすぎて、みているだけで癒されるマイナスイオンアニメです。

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「闇芝居(第7期)」(ホラー) 

真夏の寝苦しい夜にゾクッとできますが、怖すぎて寝付けなくならないように注意が必要です。

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「指先から本気の熱情-幼なじみは消防士-」(恋愛)

普段のチャラい態度と仕事中の頼もしい姿とのギャップにやられます。

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「Re:ステージ! ドリームデイズ♪」(青春)

夢に向かって頑張る女の子たちのひたむきな姿にこちらまで元気をもらいます。

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「ロード・エルメロイII世の事件簿-魔眼蒐集列車 Grace note-」(ファンタジー、ミステリー)

ダークでミステリアスでありながらも、魅力的なキャラクターの活躍で熱さと爽快な気分も味わえます。

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◇上記以外の新作夏アニメ

上記の作品以外のテレビシリーズには、筆者の視聴環境の都合により視聴はできておりませんが、千葉テレビで放送中の「われしょ!~我ら!小動物愛護委員会~」があります。

また、38本中のこれから放送が開始する残り1本は、明日30日放送の日本テレビ系列のアニメ「トライナイツ」です。

他にも、レギュラー放送ではありませんが、Eテレにて「ざんねんないきもの事典」の新作が本日29日から8月7日まで放送予定です。

その他、配信限定作品として、「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」のスピンオフ作品、「少女☆寸劇 オールスタァライト」が、アプリとYoutubeにて配信されている他、7月31日からはNetflixで「ケンガンアシュラ」も配信が開始されます。

Netflixのアニメは8月以降も「HERO MASK」の第2シーズンや「キャノン・バスターズ」が配信開始される予定ですが、毎週1話ずつ放送されるテレビシリーズと違って、1シーズン全話一気に配信されるので、まとまった時間に”一気見”がしたいという人には最適かもしれません。

毎クール何十本もの新作アニメが放送される昨今、アニメファンはその中から自分好みの作品を探し出し、どの作品を視聴継続するのかといった選択をするだけでも大変な作業になってきていると思います。

そうした中には、自分の好みの作品と知らずに視聴を見送ってしまっている作品も、もしかしたらあるかもしれません。

あくまで独断と偏見によるいちアニメファンの紹介ではありましたが、この5分がそんな作品との新しい出会いのきっかけになってくれましたなら幸いです。

アニメウォッチャー

北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院博士課程在籍。 KDエンタテインメント所属。 毎週約100本以上(再放送、配信含む)の全アニメを視聴し、全番組の感想をブログに掲載する活動を約5年前から継続しつつ、学術的な観点からアニメについて考察、研究している。 まんたんウェブやアニメ誌などでコラム連載や番組コメンテーターとして出演する傍ら、アニメ情報の監修で番組制作にも参加し、アニメビジネスのプランナーとしても活動中。

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