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CyberFight Festivalで松井珠理奈がプロレス仕事に復帰! 荒井優希との共演は?

三尾圭スポーツフォトジャーナリスト
『サイバーファイト・フェスティバル』は6月6日、さいたまスーパーアリーナで開催

 サイバーファイトが『CyberFight Festival 2021』を6月6日に、さいたまスーパーアリーナで開催する。

 ノア、DDT、ガンバレ☆プロレス、東京女子プロレスのサイバーファイト傘下の4団体が集合するCyberFight Festivalは、サイバーファイト版のレッスルマニアと呼べる豪華なカードが並ぶ。

 トリプル・メインイベントには、ノア、DDT、東京女子が各団体最高峰の象徴であるベルトを賭けての3大タイトルマッチを用意。

 プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優には元王者の坂崎ユカが挑戦。KO-D無差別級王者の秋山準は同王者に10度戴冠したことがあるHARASHIMAの挑戦を受ける。そして、GHCヘビー級選手権はチャンピオンの武藤敬司に丸藤正道が挑む。

 3試合ともに元王者かつ最強のチャレンジャーが満を持してベルト奪回に挑み、3大タイトルマッチは名勝負になること間違いない。

 このビッグイベントに、SKE48を今年4月に卒業した松井珠理奈が『参戦』する。

 これまでに何度もABEMAで放映されたノアの大会でプロレス解説を務めてきた松井は、CyberFight Festivalの前に放送される『サイバーファイトフェス直前SP!』(6月6日、正午12時から)に出演する。

 動画配信サービス『WRESTLE UNIVERSE』で生配信されるCyberFight Festival(6月6日、午後12時45分から)にも引き続き出演して、ゲスト解説を務める。

 大会に先駆けて『週刊プロレス』のインタビューに応じた松井は、

SKE48の荒井優希ちゃん! デビュー戦も見ました。優希ちゃんはSKEではヤンチャなタイプ。実はヒール。でも、プロレスになったら、すごくベビーフェース。いつもパフォーマンスは真面目でそれと一緒でプロレスもすごく真面目にやってて、山下実優選手にお世話になってるって話を聞きました。デビューが決まった時は「嬉しい!」って電話をくれたんですけど、デビュー戦前日に泣きながら電話がかかってきて「もう無理です」「明日できるか不安です」って言われたんです。私もデビュー戦をいろいろ見てきて、「最初からうまくいくことの方が少ないから、それで当たり前だよ」「SKEも研究生から成長していく過程を見せることに意味があるよ」って話をしたら「もっと楽しく考えてやります!」ってなりました。デビュー戦も会場で見ようとスケジュールを空けてたんですけど、無観客になって行けなかった。今回は生で見ることができるので楽しみです

とSKE48の後輩である荒井のデビュー戦に関する裏話を明かすなど、大会の見どころを熱く語っている。

 その荒井はデビュー戦に引き続き、伊藤麻希とタッグで対戦。前回は4人タッグだったが、今回は6人タッグで乃蒼ヒカリ&瑞希と組んで、伊藤麻希&上福ゆき&小橋マリカ組と対戦する。

 尊敬する大先輩、松井の目の前で試合をする荒井は、今度こそ試合に勝利して、松井に勝利の報告をしたい。筋トレに取り組み始めた荒井が、デビュー戦から1ヶ月でどこまで成長しているかが楽しみである。

 そして、GHCヘビー級選手権では松井もメンバーである『M's alliance』の武藤と丸藤が激突するが、松井は同門対決への複雑な思いを吐露している。

(武藤が)防衛も重ねて、サイバーフェスのメインで丸さん(丸藤)とタイトルマッチ。ここは本当に複雑(笑)。武藤さんの防衛ロードももっと見たいけど、副社長の丸さんにトップに立ってもらってNOAHを引っ張ってもらいたいな。

『ABEMA格闘TIMES』によるインタビューでは、

なにか、ゲスト解説じゃないインパクトが残せたらいいなって思います!(笑)

と正直な気持ちを漏らした松井。

 昨年11月に行われたノアの大会では、M's allianceの丸藤と船木誠勝の試合で一緒に松井もリングへ入場しているだけに、今大会ではそれを上回るインパクトとして、リング上での荒井との共演が期待される。

 松井も来場を呼び掛けるCyberFight Festivalは、チケットを絶賛発売中。会場に足を運べないファンは、動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で視聴できる。

スポーツフォトジャーナリスト

東京都港区六本木出身。写真家と記者の二刀流として、オリンピック、NFLスーパーボウル、NFLプロボウル、NBAファイナル、NBAオールスター、MLBワールドシリーズ、MLBオールスター、NHLスタンリーカップ・ファイナル、NHLオールスター、WBC決勝戦、UFC、ストライクフォース、WWEレッスルマニア、全米オープンゴルフ、全米競泳などを取材。全米中を飛び回り、MLBは全30球団本拠地制覇、NBAは29球団、NFLも24球団の本拠地を訪れた。Sportsshooter、全米野球写真家協会、全米バスケットボール記者協会、全米スポーツメディア協会会員、米国大手写真通信社契約フォトグラファー。

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