戦力外通告を受けた筒香の貢献度はメジャー1054選手中1023位

レイズから戦力外通告を受けた筒香嘉智(撮影:三尾圭)

 5月11日(日本時間12日)にタンパベイ・レイズの40人選手登録を外されて、事実上の戦力外通告を受けた筒香嘉智。

 今季はここまで26試合の出場で打率.167、ホームランなしと不振に苦しんでいた。

 筒香の打撃不調を示すデータはたくさんあるが、貢献度を表すWARに注目してみたい。

 WARとは「Wins Above Replacement」の略で、代替可能選手に比べてどれだけ勝利数を上積みできたかを計算したものだ。その計算式は複雑で、メジャーリーグでは算出方法が若干異なるBaseball-Reference版(rWAR)とFangraphs版(fWAR)の2つが主流である。

 今季の筒香のWARは、rWARが-0.6で、fWARは-0.5。0が代替可能選手と同レベルなので、WARがマイナスの筒香は代替可能選手以下の働きしかできていなかった。筒香を起用するよりも、マイナーから代わりの選手を昇格させた方がチームへの貢献度は高いとの評価を出されてしまった。

 野球データ分析専門サイトのFangraphsでは、今季のfWAR選手のランキングが掲載されているが、筒香は1054選手中1023位と大きく低迷。

 WARは打撃だけでなく守備や走塁を含めて計算されるが、筒香をベンチに置くメリットはデータ的にはなにもなかった。