7万人を集める世界最大のプロレス大会「レッスルマニア」も無観客イベントに

世界最大のプロレスの祭典、レッスルマニア(三尾圭撮影)

 世界最大のプロレスの祭典、レッスルマニア。

 2007年4月に開催された第23回大会以降はアメフトのスタジアムで行われ、7万人以上のファンがプロレスの魅力に酔ってきた。

 2016年の第32回大会はテキサス州ダラスのAT&Tスタジアムで行われ、プロレス界初の10万人超え(101,763人)を果たした。

 第36回大会となる今年は4月5日にフロリダ州タンパにあるレイモンド・ジェームス・スタジアムで開催が予定されていたレッスルマニア。NFLタンパベイ・バッカニアーズの本拠地であるこのスタジアムは過去にスーパーボウルが2度開催されており、2021年にもスーパーボウルの舞台となるスタジアム。道を挟んだ反対側には、ニューヨーク・ヤンキースのキャンプ地であるジョージ・スタインブレナー・フィールドが建つ。筆者が2週間前にヤンキースの春季キャンプを訪れた際には、レイモンド・ジェームス・スタジアムの電光掲示板がレッスルマニアのリハーサルを行っていた。

 タンパにとって初の開催となるレッスルマニアまであと半月に迫った3月16日、主催団体であるWWEは、会場をタンパから車で1時間ほど離れたフロリダ州オーランドのWWEパフォーマンスセンター(WWEのトレーニング施設)に移し、無観客イベントとして開催することを発表。

 レッスルマニアは全米中、いや世界中から熱いプロレスファンが集まり、レッスルマニアだけでなく、その前後に開催されるプロレスも満喫する文字通り「プロレスの祭典」。レッスルマニアを主催する世界最大手のプロレス団体のWWEだけでなく、中小団体も近郊の会場でイベントを主催する。

 昨年4月に新日本プロレスが初めて「格闘技の聖地」であるニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで合同興行をしたのも、ニューヨークからハドソン川を挟んだ反対側にあるメットライフ・スタジアムでレッスルマニアが開催されたから。今年もレッスルマニアの3日前の4月2日にタンパの由緒ある小規模会場で大会を主催する予定だったが、この大会は中止になった。