【社会人アメフト】スプリングボウル1回戦はバーバリアンらが勝ち進む

タッチダウンパスを決めて両腕を突き上げるバーバリアンQB斎藤伸明(三尾圭撮影)

 社会人アメリカンフットボールの春シーズンが開幕。1部リーグ(Xリーグ)の東日本所属チームは6月17日に東京ドームで開催されるパールボウルの出場権を目指して戦い、2部リーグ(X2)の東日本所属チームは6月30日にスプリングボウル・トーナメントに参加して、決勝戦は6月30日に富士通スタジアム川崎で行われる。

 ゴールデンウィーク中の5月2日と3日にはスプリングボウル・トーナメント1回戦5試合が行われた。

 まず、2日にはトーナメント参加チーム中唯一の1部加盟チームのブルザイズ東京が横浜ハーバーズと対戦。52対7とブルザイズが圧勝して、1部リーグの意地を見せた。

 続く第2試合はブルーサンダースが28対0でオックス川崎に完封勝ち。

 ブルザイズは三菱商事CLUB TRIAXと、ブルーサンダースはZERO FIGHTERSと、5月25日に富士通スタジアム川崎での2回戦に駒を進めた。

 3日の第1試合ではBULLSとラングラーズが激突。BULLSがパスで110ヤード、ランでも147ヤードとバランス良い攻撃を仕掛けたのに対して、ラングラーズはパスで143ヤードを奪うも、BULLSディフェンス陣にラン攻撃を止められて28ラッシングヤードしか進めなかった。

 BULLSディフェンスも奮闘もあり、BULLSが25対0で完封勝ちした。

ラングラーズ戦でタッチダウンを決めたBULLSの猿渡慶太(三尾圭撮影)
ラングラーズ戦でタッチダウンを決めたBULLSの猿渡慶太(三尾圭撮影)

 第2試合のバーバリアン対ウォリアーズは、昨クリスマスに行われた昨シーズンのリーグ最終戦の再戦。大熱戦となったこの試合は36対29でバーバリアンが辛勝。4Q残り1分31秒の時点でウォリアーズに1点差のリードを奪われながらも、そこから渾身の攻撃で再逆転のタッチダウンを上げての勝利だった。

 この日の試合も接戦が期待されたが、10連休中の真っ最中ということもあり、ウォリアーズが多数の選手が欠場して、選手よりもサイドラインのチアリーダーの方が人数が多い。

 バーバリアンは49歳のレジェンドQB、斎藤伸明がパス12回中10度成功、124ヤード投げて3タッチダウンという正確無比なパス技術を見せると、守備陣もウォリアーズを僅か33ヤードに抑えた。ウォリアーズにたった1度のファーストダウンしか与えずに67対0で完勝した。

パス12回中10度成功、3タッチダウンパスを決めたバーバリアンQB斎藤伸明(三尾圭撮影)
パス12回中10度成功、3タッチダウンパスを決めたバーバリアンQB斎藤伸明(三尾圭撮影)

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 1回戦最後の試合はSony Solidstateとハリケーンズの対戦となったが、こちらはSonyが危なげない試合運びで44対14で勝利。

 3日の勝者は5月26日に富士通スタジアム川崎でBULLSとバーバリアンが2回戦で対戦して、Sonyはセイバーズと戦う。

ハリケーンズ戦でチームトップとなる75ヤードを走ったSonyの水田一希(三尾圭撮影)
ハリケーンズ戦でチームトップとなる75ヤードを走ったSonyの水田一希(三尾圭撮影)

 X2東日本実行委員会はスプリングボウル・トーナメントの入場料を全試合無料にすると発表しているので、ぜひスタジアムに足を運んでアメフト生観戦の魅力を体験してみてはいかがだろうか?