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桜庭和志プロデュースのグラップリング大会『QUINTET』が格闘技のメッカ、ラスベガスに進出

三尾圭スポーツフォトジャーナリスト
桜庭和志がプロデュースするグラップリング大会がラスベガスに進出する(三尾圭撮影)

 『グレイシー・ハンター』の異名を持ち、2000年代には日本での総合格闘技ブームを牽引した桜庭和志。その名声は日本だけでなく、アメリカでも高く、昨年7月には日本人選手として初となる世界最大の総合格闘技団体UFCの殿堂入りも果たした。

 総合格闘技は3年近く戦っていないが、今年4月にはプロデューサー兼選手として、グラップリング大会の『QUINTET』を開催。1チーム5選手による勝ち抜き戦を行うQUINTETは、チーム5選手の総体重が430キロ以内と決められているだけなので、ヘビー級と軽量級の選手が戦うこともある。4チームが参加して、1回戦を勝ち抜いた2チームが決勝で激突する。

 今年4月に両国国技館で行われた旗揚げ戦には、桜庭の他にも、北京五輪柔道金メダリストの石井慧、元UFCヘビー級王者のジョシュ・バーネット、ロシアのサンボ軍団などが参戦。7月には第2回大会が大田区総合体育館で行われた。

桜庭和志がアメリカで戦うのは、2014年11月のメタモリス5大会でヘンゾ・グレイシーと時間切れ引き分けに終わって以来、4年ぶりとなる(三尾圭撮影)
桜庭和志がアメリカで戦うのは、2014年11月のメタモリス5大会でヘンゾ・グレイシーと時間切れ引き分けに終わって以来、4年ぶりとなる(三尾圭撮影)

 第3回大会は10月5日(日本時間6日)にアメリカのネバダ州ラスベガスで開催される。

 第1回大会同様に、桜庭率いる「チーム・サクラバ」にはバーネットが加入。数々の柔術大会で優勝経験を持つマルコスとロベルトのソウザ兄弟の「チーム・サクラバ」入りも発表された。

 第1回大会を制した「チーム・ポラリス」、第2回大会で優勝した「10TH・プラネット」もラスベガスに乗り込んでくるが、今回の目玉はUFCの軽量級スーパースターであり、桜庭と同じく昨年7月にUFCの殿堂入りしたユライア・フェイバーがチームを結成して、桜庭に挑戦状を叩きつけたことだ。

 アメリカにグラップリングで殴り込む桜庭と戦うために、2年ぶりに戦いの舞台に帰ってくるユライアは、「チームを結成してこのイベントに参加できることでとてもエキサイトしているし、試合を待ちきれない。コンバットスポーツは、相手と知性と体力の限界をかけて戦う『人間チェス』。QUINTETはコンバットスポーツをこれまで以上の高いレベルに引き上げる舞台だ」と興奮気味にコメントした。

 今大会はUFCがサポートして、UFCファイトパスを通して試合が放送される。

 

スポーツフォトジャーナリスト

東京都港区六本木出身。写真家と記者の二刀流として、オリンピック、NFLスーパーボウル、NFLプロボウル、NBAファイナル、NBAオールスター、MLBワールドシリーズ、MLBオールスター、NHLスタンリーカップ・ファイナル、NHLオールスター、WBC決勝戦、UFC、ストライクフォース、WWEレッスルマニア、全米オープンゴルフ、全米競泳などを取材。全米中を飛び回り、MLBは全30球団本拠地制覇、NBAは29球団、NFLも24球団の本拠地を訪れた。Sportsshooter、全米野球写真家協会、全米バスケットボール記者協会、全米スポーツメディア協会会員、米国大手写真通信社契約フォトグラファー。

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