AKBゆきりんがBリーグ試合で新曲を披露。新生バスケリーグに新たなファンを呼び込めるか?

Bリーグのハーフタイム・ショーで熱唱する柏木由紀(11月5日、三尾圭撮影)

11月5日に横浜国際プールにて行われたBリーグ公式戦、横浜ビー・コルセアーズ対川崎ブレイブサンダース戦のハーフタイムショーにAKB48とNGT48を兼任する柏木由紀がソロ出演して新曲を含む3曲を熱唱して会場を盛り上げた。

バスケの試合で自らが作曲した新曲を披露した柏木由紀(三尾圭撮影)
バスケの試合で自らが作曲した新曲を披露した柏木由紀(三尾圭撮影)

「神奈川ダービー」と銘打たれたこの日の対決に華を添えたゆきりんは、2014年2月に発売されたミリオンセラーの「前しか向かねえ」、NHK朝ドラ主題歌の「365日の紙飛行機」、自身が作詞した新曲「miss you」の3曲を披露。

ソロ歌手としても活動する柏木は、2013年11月に行われた3rdソロライブにて一人で横浜アリーナに1万人を動員した実績を誇るが、この日のミニライブは試合3日前に緊急発表されたこともあり、試合に訪れた観衆は3447人と「ゆきりん効果」はあまり感じられなかった。

それでも「柏木由紀さんが出演されるからと言う理由で会場に来られた熱心なファンは少ないかもしれませんが、今日の試合に来ようかどうしようか迷っていた方たちの中で、柏木さんもバスケットボールも両方を観たいので来場された方は相当数になると思います。柏木さんの出演発表後にチケットの売り上げは伸びました」と試合を主催したビー・コルセアーズの広報担当者は「ゆきりん効果」は小さくなかったと分析する。

柏木が歌い始めてもサイリウムを振るファンはほとんどいない中でも、ソロライブの経験が豊富な柏木はアウェイの雰囲気を消し去り、会場内をゆきりんワールドに染めてみせた。1曲目の「前しか向かねえ」はミリオンセラーを達成したとは言え、AKBファン以外には馴染みの薄い曲なので、置いてけぼり状態のお客さんも少くなかったが、2曲目の「365日の紙飛行機」では一緒に口ずさむお客さんも多かった。

アウェイの空気感が漂うバスケ会場をゆきりんワールドに染めた柏木由紀(三尾圭撮影)
アウェイの空気感が漂うバスケ会場をゆきりんワールドに染めた柏木由紀(三尾圭撮影)

今年から創設されたバスケットボールのプロリーグ、Bリーグに所属する各チームは、あの手この手を使って集客努力に励んでいる。

今回の柏木由紀招聘も新しいファン層開拓に繋がるはずだ。新リーグが繁栄するためには、各チームが新規ファンを会場に呼び、会場に来てくれた方たちを継続して来場してくれる「リピーター」にする必要があるが、人気アイドルは新規ファンを会場に運ぶ武器となり得る。

この日の試合は開始早々から川崎が大量リードを奪う一方的な展開になり、一時は18点差までリードを広げたが、ホームチームの横浜がジリジリと点差を詰め、後半には逆転に成功。最後は白熱したシーソーゲームとなった。

柏木は「それでは後半戦、逆転を期待して、みんなで盛り上がって応援していきましょう!」と呼びかけてからコートを去ったが、ゆきりんワールドで一体となった観客の声援が横浜に力を与えたとも考えてられる。

このように会場が一体となり盛り上がりを見せる白熱した好ゲームを見せれば、新規のお客さんでも十分に楽しむことができ、また会場に足を運びたいと思ってもらえるはずだ。

人気アイドルの起用でBリーグは新たなファン層を獲得できるか?(三尾圭撮影)
人気アイドルの起用でBリーグは新たなファン層を獲得できるか?(三尾圭撮影)

なお、6日(日曜日)午後2時から横浜国際プールにて開催される同じ対戦カードの試合では、SKE48がハーフタイムショーにゲスト出演してミニライブを披露する。

SKEの顔的存在である松井珠理奈は不参加だが、AKB選抜総選挙で3度も選抜入りを果たしている須田亜香里や、昨年の総選挙で選抜入りした高柳明音、SKEのセンター経験もある北川綾巴、SKEの選抜常連の木本花音と古畑奈和、将来のエース候補とも言われる14歳の小畑優奈などの人気メンバーが出演予定だ。