デイリースポーツ紙で日本のプロ野球を担当。98年から米国に拠点を移しメジャーリーグを担当。2001年からフリーランスのスポーツライターに。現地に住んでいるからこそ見えてくる米国のプロスポーツ、学生スポーツ、子どものスポーツ事情をお伝えします。著書『なぜ、子どものスポーツを見ていると力が入るのかーー米国発スポーツペアレンティングのすすめ 』(生活書院)『帝国化するメジャーリーグ』(明石書店)分担執筆『21世紀スポーツ大事典』(大修館書店)分担執筆『運動部活動の理論と実践』(大修館書店) 連絡先kiyokotaniguchiアットマークhotmail.com
記事一覧
- 稀勢の里、白鵬VS雷電まで。大相撲250年のデータを分析した米国統計家に聞く。
大統領選の予測などで知られる米統計サイト、ファイブ・サーティ・エイトが、日本の相撲の分析を試みた。長い歴史を持つ相撲に魅力を感じ、分析に取り組んだベンジャミン・モリスが、メールで質問に答えてくれた。
- WBCワールドベースボールクラシック。米国リーランド監督とかけて、少年野球の監督と解く。その心は?
第4回のWBCワールド・ベースボール・クラシックでは米国チームが優勝した。米国のジム・リーランド監督とかけて、少年野球の監督と解く。その心は?「また、やりたい」
- 海外メディアは、東京五輪の野球・ソフトボールの福島県開催をどう伝えか。
2020年東京五輪の野球・ソフトボールの各1試合を福島県で行うことが決まった。震災の復興支援の狙いがある福島開催を、海外メディアはどう伝えたか。
- スポーツ選手と時差ボケ。米国入りしたWBC日本代表への影響はいかに。
スポーツ選手に移動がつきもの。WBCワールド・べースボール・クラシックの侍JAPANも準決勝、決勝へ向けて、日本から米国へ移動した。時差ボケはスポーツ選手のパフォーマンスにどのような影響を与えるのか。
- 米大リーグが「投げない敬遠」「守備位置にマーク禁止」など、今季のルール変更を発表
メジャーリーグと選手会は2日(日本時間3日)、今シーズンのルールとして「申告制敬遠」を適用すると発表した。「フィールドに守備のための印をつけない」ことも規則に加えられた。
- 野茂氏の女房役マイク・ピアザ氏が、イタリアのサッカーチームのオーナーとして奮闘。
野茂氏とバッテリーを組んでいた米野球殿堂入り選手のマイク・ピアザ氏がイタリアのサッカーチームのオーナーとして奮闘している。
- なぜ、スポーツ中継は選手の顔をズームアップでとらえるのか。
スポーツ中継では、ズームアップで選手の表情をとらえることが多い。身体パフォーマンスや試合を見るための中継で、ズームアップの映像が挟み込まれるのはなぜなのか。
- トランプ政権下で新たなシェア争い勃発か。ナイキVSアンダーアーマー。
ナイキが人種や外国人差別に反対する広告を出した。ライバルのアンダーアーマーは先日、CEOがトランプ支持の発言で反発を受けたばかり。新政権下でスポーツメーカー2社はどのようなビジネスを展開するのか。
- トップ選手とスポーツ記者の「見る能力」は、どこがどう違うのか。
トップアスリートの「スポーツをする」能力は、一般人から大きく離れている。では、トップ選手の「見る力」は、見ることを仕事にしているコーチやスポーツ記者とどこがどう違うのだろうか。
- WBCベネズエラ代表監督、オマー・ビスケルに聞く。「まね」と「個性」で連なる名手の系譜。
名選手は、名コーチになれるのか。ゴールドグラブ賞11回のオマー・ビスケルは「まね」ることと、「個性」を活かすことをコーチングの土台にしている。
- アメフトQBは見た目が9割?今年のスーパーボウルでも証明される?
「外見で人を判断してはいけない」と言われるが、人には外見で他人を判断できる能力が備わっているとも言われる。その視点から、アメフトQBを外見から判断できるか、を検証した書籍がある。
- スポーツ界の広告王は誰だ? 1位はフェデラ-。錦織12位。ヤンキース田中66位。
2016年6月に、直近1年間のフォーブスがスポーツ界の長者番付を発表した。選手のスポンサー・広告収入だけのランキングは、長者番付とは違った順位になる。スポーツ界の広告王は誰か、広告における錦織は?
- メジャーリーガーのオフのトレーニング、ボクシング、ヨガ、配管工事。ベーブ・ルースから新人王まで。
メジャーリーガーはオフシーズンに様々なトレーニングをしている。ベーブ・ルースはジムでボクシングの練習を取り入れていたという。現在も、ヨガ、ボウリング、配管工事をトレーニングとしている選手までいる。
- 米プロスポーツ初のトランスジェンダー選手登場。昨年末に出場資格規則も整備。
昨年10月、米プロスポーツ界では初めて、トランスジェンダーであることを公表した現役選手がいる。NWHLのブラウン選手だ。昨年末にはNWHLがトランスジェンダー選手を対象にした出場資格規則を発表した。
- イチローと米野球殿堂入りした外国出身選手たち。
米国外出身者で、最初に米野球殿堂入りを果たしたのはプエルトリコのロベルト・クレメンテ。クレメンテ、フアン・マリシャル(ドミニカ共和国)、ルイス・アパリシオ(ベネズエラ)とイチローの共通点は何か。
- 熱狂的なスポーツ観戦は、体の薬か、それとも毒か。
スポーツは観戦するだけでも身体に変化が起こる。2010年のFIFAワールドカップ決勝を観戦したスペイン人を対象にした調査によると、通常よりもテストステロンとコルチゾールが分泌されることが分かったそうだ
- 選手の身体情報はどこまで共有できるのか。過去にはメジャーリーグでDNA鑑定も。
米国では遺伝情報により、医療保険の加入や雇用の際に差別することを禁じている。では、オーナーと契約を結ぶプロアスリートの身体情報はどこまで取得し、誰と共有することが許されるのか。
- イケメンでボクサー、カナダのトルドー首相が女性ボクシングジムに粋な計らい。
ボクシングを嗜むカナダのトルドー首相宛に、トロントの女性のボクシングジムが動画メッセージを発信。同首相はこれに応えて、女性ボクシングジムの暴力被害者の支援プログラムを、援助することを決めた。
- 子どものスポーツに入れあげる親は、「毒親」か?
子どもにスポーツの手ほどきをし、練習に付き添い、支える親の姿は美談として取り上げられる。しかし、子どものスポーツの成功に賭け、その成功で自己顕示欲を満たす親は批判される。美談と批判の境目はどこに?
- テクノロジーで、少年投手の肩とひじを守る。
ウェアラブルデバイスを使用して選手のパフォーマンス向上とケガを防ぐ試みがなされている。日本のprimesap社もそのひとつ。デジタルネイティブの次世代アスリートはいかにテクノロジーを取り入れていくのか
- 「おばちゃんすぎる売り子」がアマチュアスポーツの運営資金を調達。
日本では「美しすぎる売り子」の存在や売り子のアイドル化現象が起こっているという。米国のプロスポーツ会場で私は「おばちゃんすぎる売り子」になった。それはNPOの資金調達のためだった。
- 野茂英雄氏と、メジャーリーグのグローバリズム時代。
野茂英雄氏が米メディアの「野球史でもっとも重要な人物40人」に選ばれた。日本球界からメジャー入りは野茂氏の能力と意志の強さによるものだが、メジャーリーグもまた、野茂氏を受け入れる時機を迎えていたのだ。
- 七人の米国敏腕記者に聞く。日本ハムの大谷選手は「Ohtani」か「Otani」か。
WBC強化試合の活躍で、米メディアにも注目されている日本ハムの大谷翔平選手。ユニフォームの背中にはOHTANIの文字が縫い付けられているが、米メディアではOTANI表記が主流。いったい、どちら?
- 世界一カブスのマイナー球団アイオワ・カブス。その隣りの球場で見たもの。
108年ぶりに世界一となったカブスに選手を送り出していたカブス傘下のマイナー、アイオワ・カブス。そのすぐ隣には寄付金によって建設された障害児がミラクルリーグ球場がある。
- 大谷翔平選手の存在がメジャーリーグの歴史を掘り起こす
メジャーリーグでのイチローの活躍やジョージ・シスラー、ウィリー・キラーといったセピア色のヒーローを蘇らせた。大谷の存在は日本球界だけでなく、メジャー史の記録からも二刀流の歴史を掘り起こさせる。