中央大学卒。代表作にサッカーと民族問題を巧みに織り交ぜたユーゴサッカー三部作。『誇り』、『悪者見参』、『オシムの言葉』。オシムの言葉は2005年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞、40万部のベストセラーとなった。他に『蹴る群れ』、『争うは本意ならねど』『徳は孤ならず』『橋を架ける者たち』など。
記事一覧
- サッカーW杯予選ミャンマー戦が延期。クーデターの国軍系企業に代表スポンサーキリンはどう対応したか
3月に予定されていたサッカーW杯アジア予選ミャンマー戦は軍事クーデターの影響で延期となった。代表スポンサーのキリンはクーデターの国軍系企業と投資関係にあった。どう動いたのか。
- キリンはいかにしてサッカー日本代表を応援するに至ったのか。ー無名ペケ社員の陰徳ー
長きに渡ってサッカー日本代表をスポンサードしているキリンビール。小西秀次社長と長沼健専務理事の会談で決まったことは知られるが、では誰がそれをセットしたのか。実は無名のヒラ社員が歴史を動かしていた。
- コロナ禍で苦境のスポーツ選手 サポートする側に求められる「変化」と「視点」城北信用金庫の場合
コロナ禍で苦境に置かれたスポーツ選手たち。オリ・パラも延期、練習もできず競技を断念する選手も出て来た。そんな中、所属選手に安定と安心を提供している企業「城北信用金庫」がある。大前理事長に話を聞いた。
- 日本外交に良心はあるのか。フェイスブック社も削除したヘイト発言に加担。駐ミャンマー日本大使の差別煽動
世界で最も迫害されていると国連が発表したミャンマーの少数民族ロヒンギャ。世界各国がこの問題に抗議の声を上げる中、日本の駐ミャンマー大使と元国連大使が歴史修正に加担し、失望を買っている。
- 消滅危機、債務超過もあった湘南ベルマーレ ルヴァン杯で優勝するまでに立て直した会長の経営哲学
2018年のルヴァンカップで優勝したのは湘南ベルマーレだった。かつて消滅危機にあったクラブをゼロから再生させた真壁潔会長は選手に胴上げされた。原動力はクラブの本質を常に地域貢献に置いていたことにある。
- ミハエル・ミキッチ(湘南ベルマーレ)が語るクロアチア代表躍進の経緯と根拠
ミキッチ(湘南ベルマーレ)はクロアチアU21代表の経験を持つ。W杯MVPのモドリッチの親友でもある彼は俯瞰してクロアチア代表の成長を観てきた。人口440m何人の国の準優勝から日本が学ぶものは多い。
- ミハエル・ミキッチが語る、親友ルカ・モドリッチ(ロシア杯MVP)の素顔
ロシアW杯のMVPを受賞したクロアチアの代表キャプテンのモドリッチにはJリーグでプレーする親友がいる。サンフレッチェで9年、現在は湘南に在籍するミキッチである。10年来の友人がMVPの素顔を語る。
- 「日本代表のセカンドキャリア」本屋としての地域貢献、元シンクロ代表二村知子の経営する「隆祥館書店」
政治の圧力を跳ね返し、公正に選手を選んだ監督としてサッカーのオシムとシンクロの井村雅代の名前が上がる。その井村の薫陶を受けた二村知子は今、書店を経営している。大手書店が優遇される中、公正な勝負を挑む。
- CONIFA閉会 優勝はウクライナのマジックマジャール・カルパタリヤ 未来に向けての安英学の言葉
CONIFA第三回ワールドフットボールカップが閉会した。決勝戦はウクライナ西部に暮らすハンガリー人チームのカルパタリヤが北キプロスが下し、初出場で初優勝を果たした。安英学監督率いるUKJは11位。
- もうひとつのW杯、決勝前日記者会見 北キプロス代表の強さの理由、そしてCONIFA映画祭の提案
CONIFA決勝戦は北キプロス対カルパタリヤ。トルコとハンガリーの戦いでもある。北キプロスのカマリ監督は、トルコリーグとのパイプも強くガラタサライの長友の盟友スフィリを代表に起用している。
- CONIFA「在日でも」ではなく「在日だから」出場できる世界大会で魅せる堅守。ミンチョルとヨンギ
CONIFA世界大会も試合を消化していく中、決勝トーナメントには進めなかったが、在日コリアン代表のUKJの堅守が注目を集めている。DFを仕切るソン・ミンチョル、守護神のキム・ヨンギを紹介する。
- CONIFAもうひとつのW杯。タミール・イーラム対アブハジアの一戦から見えるスリランカとジョージア
独立サッカー連盟CONIFAのWフットボールカップはロンドンを舞台に熱戦が続く。そこは国家の枠組みを超えたアイデンティティの発露の場でもある。タミール・イーラムとアブハジアの一戦でもそれは見られた。
- もうひとつのW杯CONIFAレポート。ジダン、ベンゼマ、ナスリのルーツ、カビリア人代表の現状
CONIFA世界大会に初出場を果たしたカビリア代表は長くアルジェリア政府の圧政支配を受けて来たベルベル人のチームである。ジダン、ベンゼマ、ナスリもこの民族出身というカビリアの現状をレポートする。
- もうひとつのW杯CONIFA開幕 在日コリアン代表は西アルメニアとドロー。安英学監督インタビュー
CONIFAワールドフットボールカップがロンドンで開幕。FIFAに加盟できない少数民族や未承認国家のための国際大会は今年で第三回を迎える。初戦後在日コリアン代表UKJの監督兼選手の安学英に話を聞いた。
- ConIFA第三回ワールドフットボールカップ大会前夜記者会見。出場するチベット代表の思い
もうひとつのW杯とよばれるConIFA(独立サッカー連盟)の大会がロンドンで開幕する。世界から集まったチームの中、前夜記者会見で注目を集めたチベット代表。中国政府による迫害が続く中、彼らが語った。
- 後退した日本サッカー。デイナを忘れないポーランド協会に見る歴史へのリスペクト。
ロシアW杯で対戦するポーランドはアウシュビッツという未曽有の悲劇を経て、その歴史を刻んで来た。ポーランドサッカー界も同様である。歪められた歴史を民主化と同時に是正して来た。対して日本サッカーはどうか。
- 孤高の元世界王者は今、格差を越えて寄り添う。女子柔道家・佐藤愛子の地域貢献
元女子柔道世界王者の佐藤愛子は現在、東女体大の監督を務めながら、NPO法人「こころんプリジェクト」の活動をしている。格差社会が進んでいる中、スポーツをする機会が無い養護学校の子どもたちに柔道を教える。
- もう一つのサッカーW杯 安英学(元北朝鮮代表)が在日代表チームの監督兼選手として現役復帰
独立系サッカー協会ConIFAが主催する世界大会が今年ロンドンで開催される。日本からはオール在日コリアンのチーム(ユナイテッド・コリアンズ・イン・ジャパン)が出場するが、そのチームを安英学が率いる。
- オリンピックから「政治」を取り除けるか 明石康「五輪休戦」の提言
紛争の激しかった国々で和平構築のために奔走した明石康元国連事務次長が、五輪期間の「聖なる休戦」について提言した。会見では理想と現実を往還させながら、スポーツから政治や国境を取り除く意義を説いた。
- 高校サッカーの名将たちが語る 歴史に埋もれた「影の最強チーム」
今年のサッカー高校選手権は前橋育英の初優勝で幕を閉じた。第96回を終えた選手権の歴史の裏には「影の日本一」と呼ばれ、強豪校の指導者たちがこぞって練習試合を申し込んだ「最強チーム」があった。
- なぜ箱根駅伝中継は面白いのか「テレビが箱根を変えてはいけない」
青山学院大の4連覇で幕を閉じた箱根駅伝。今年もテレビ放送では高視聴率をたたき出した。「関東ローカルの学生が走るのを映す」だけとも言える駅伝中継がなぜこれほど支持されるのか。作り手の大きな哲学があった。
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