土砂災害からの避難の心得

土砂災害の予兆

24日12:00現在、九州北部から中国・四国地方の広い範囲に大雨や洪水の警報が発表されています。明日25日にかけて土砂災害、広島県・山口県ではあわせて浸水害に警戒してください。今回の大雨でも被害が発生している土砂災害から身を守るにはどうすればいいのでしょうか?

土地の土砂災害への危険度を知る

土砂災害が起きやすい場所は、洪水などと比べると場所が絞られます。土砂災害の危険がある地区には「土砂災害危険箇所」として「急傾斜地崩壊箇所」「土石流危険渓流」「地すべり危険箇所」の3つの危険箇所が指定されています。これらの地区であるかを普段から確認するようにしましょう。自分の場所が危険箇所であるかは、自治体のハザードマップなどで確認できます。

土砂災害というと山沿いのイメージがありますが、東京都心にも土砂災害危険箇所が多くあります。例えば、千代田区の市ヶ谷~飯田橋の中央線が走っている場所は「急傾斜地崩壊箇所」になっています。

東京都防災マップ

大雨のときは「土砂災害危険箇所」から離れる

土砂災害から身を守る方法は「土砂災害危険箇所」から離れることです。避難するタイミングは、大雨警報や土砂災害警戒情報が発表されたら早めの避難をすることが大切ですが、特に土砂災害の前兆現象の可能性がある次の予兆に気づいたらすぐに避難しましょう。"いつもと違うこと"は危険が迫っています。

土砂災害の予兆

  1. 自分の居る地域で豪雨や長雨が続いている
  2. 渓流の水が濁り木が流れたり土臭い臭いがする
  3. 渓流の水位が急に減少する
  4. 斜面から物音がする、何かが落ちてくる、水が浸みだす
  5. 地面に亀裂や段差が生じる、木が傾いたり、地面が揺れる
  6. 地鳴りがする
  7. いつもと違うことが起きる

(日本気象協会 トクする!防災より)

避難は暗いことではない

土砂災害の危険箇所は狭い範囲になっていることが多く、少しだけ移動すれば被災するリスクが低くなります。「避難」というと、体育館などに避難する暗いイメージがありますが、土砂災害危険箇所の外にある近所の親戚の家に行くことも避難の1つの方法です。避難をネガティブに考えず、親戚と楽しい時間を過ごすきっかけとして、早めに土砂災害危険箇所から避難することをやってみましょう。

土砂災害や浸水害からの避難の心得の詳細はこちらをご覧ください。

避難の心得(土砂災害編)

避難の心得(水害・河川洪水編)

避難の心得(水害・内水氾濫編)