ホワイトクリスマスはどこで迎えられるか?

過去30年間でクリスマスイブに「雪」が観測された割合

12月も後半になり、クリスマスや年末年始といったイベントが近づいてきました。クリスマスイブに雪が降るホワイトクリスマスに憧れる人もいるのではないでしょうか。今日(16日)は埼玉県熊谷市や群馬県前橋市で初雪を観測、東京も一昨日の14日に観測しました。クリスマスイブも雪を期待したいところですが、ドラマの中で見ても、なかなか迎えることができないホワイトクリスマス。実際にはどれぐらいの頻度で体験できるのでしょうか。

東京では過去30年0%のホワイトクリスマス

過去30年の代表54都市の観測データから、ホワイトクリスマス(クリスマスイブに雪を観測)となった割合を出してみました。

東京でのホワイトクリスマスはなんと0%。30年間で一度も観測されていません。20代までの方は東京でのホワイトクリスマスはドラマの中だけなんです。もし、東京でホワイトクリスマスを見られたとすれば、本当に貴重な体験になります。

ホワイトクリスマスの割合
ホワイトクリスマスの割合

では、ホワイトクリスマスを迎えたいときは、どこに行けばいいのでしょうか?

ほぼ確実に見ることができる場所があります。それは北海道の旭川、過去30年間で100%観測されています。同じ北海道でも道東の太平洋側では23~47%しかありませんので、ホワイトクリスマスを狙うのであれば札幌や旭川です。「北海道は遠くて行けないよ」という方は、40%の割合で観測されている長野が狙い目です。

成人の日に多い首都圏の雪

首都圏での大雪と言えば、成人式やセンター試験をイメージされる方が多いのではないでしょうか。同じように過去30年間の成人の日に雪が降った割合は、関東でも東京・神奈川・埼玉で13%など、10年に1回以上の確率で雪となっていました。

「成人式に着物を!」と考えている方も多いかと思いますが、事前に天気予報を確認して転倒して怪我などしないように万全の準備をしましょう。

成人の日に雪が降る割合
成人の日に雪が降る割合

今年のホワイトクリスマスは?

話をホワイトクリスマスに戻しますが、今年(2014年)のクリスマスイブの天気を日本気象協会の10日間予報で見てみましょう。

クリスマスイブの天気予報(16日17時発表)
クリスマスイブの天気予報(16日17時発表)

さきほどの例年通りの分布になっています。

クリスマスイブの天気予報(16日17時発表)
クリスマスイブの天気予報(16日17時発表)

細かく見ると、過去30年で100%の旭川など北海道は雪の予報、関東に近く確率が高かった長野の予報も雪です。

東京は晴時々曇。やはり、ホワイトクリスマスとはならず星空となってしまいそうです。

なんとしてもホワイトクリスマスという方は、いまのうちにチケットの手配をしましょう。

大晦日やバレンタインデーでの「雪」が観測された割合

日本気象協会10日間予報

スキー場の天気予報

※今回の調査で利用したデータは、全国各地の気象官署・測候所54か所で目視観測されている「天気概況」の過去データです。「都道府県(北海道のみ地方)全体」ではなく、「都道府県の代表地点」における結果である点にご注意ください。また、今回の「ホワイトクリスマス」はクリスマスイブを調査対象としていますが、「ホワイトクリスマス」は、クリスマスに雪が降ったことを指す場合もあります。