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朝ドラ『カーネーション』脚本家・渡辺あやが新作・京都発地域ドラマ『ワンダーウォール』で言いたかった事

木俣冬フリーライター/インタビュアー/ノベライズ職人
渡辺あやと『ワンダーウォール』出演俳優・須藤蓮 撮影:筆者

「近衛寮広報室」立ち上がる

現在、再放送中の朝ドラこと連続テレビ小説『カーネーション』(11年)の脚本家・渡辺あやが久しぶりに書いたオリジナルドラマ『ワンダーウォール』が7月、BS プレミアムで放送されて以降、じわじわと話題になり、9月17日(月)には総合テレビでの放送が決まった。

京都で100年以上の歴史をもつ学生寮・近衛寮に住む“へん”な学生たちの青春もようを描く群像劇は注目を集め、9月13日には下北沢B&Bでトークイベント、シナリオ付き写真集の発売、それに伴う写真展が9月15日から恵比寿 AL galleryで開催と企画が目白押し。1時間の短いドラマで、それほど宣伝されたわけでもなく、放送もBSだったにもかかわらず、なぜ? 

地上波放送が決定するにあたり、このドラマを広く知ってほしいと「近衛寮広報室」という自主活動を立ち上げた渡辺あやと出演者のひとり須藤蓮に話を聞いた。『ワンダーウォール』はなぜ、今、求められるのか。

ーー今回、「近衛寮広報室」というNHKとは別の自主的な活動として、渡辺さんが取材を受けてくださるということで。なんだかかっこいいですね、自由自治な感じがして。

渡辺「本来、取材は苦手で、あまり受けないのですが、今回はどんどん受けさせていただこうと思っています」

ーー取材を受けたい、話したい、その理由はなんですか。

渡辺「『ワンダーウォール』を書いたとき、その設定に似た京都大学・吉田寮のことも調べました。そこではドラマに描かれた状況と同じようなことが起こっていて、現在、大学側は建物の老朽化を理由に9月30日をもって退去を求めています。でも、寮生たちはあくまでも存続させたい。大学側の言い分もあるし寮側の言い分もあるという、ドラマでも描いたそういった議論は一大学の問題に留まらず、広く私たち自身の社会の在り方に通じてくる事象であり、もっと多くの人と共に考えられないかと思いました」

ーー『ワンダーウォール』では近衛寮という一風変わった寮が描かれています。

渡辺「偏った考えをもつ若者たちが自分たちの都合のいいユートピアを作って、その中で気楽に暮らしているのではないか、そういう誤解をすごく受けやすい場所です。確かに汚くて、ぼろくて、寮生たちも決して取っ付きいい印象ではない。でも、実はその奥にとても大切なものが息づいている、ということを描きたいと思いました」

タメ口、ボーダレストイレ、全会一致

ーードラマの中で興味深かったのが、寮では敬語を使わないことや、男女どちらが使ってもいいボーダレストイレなどでした。

渡辺「吉田寮を取材して参考にしたことで、敬語を使わない理由は、上下関係を設定するにあたり、寮に先に入った順なのか、年功序列なのか、あるいは学年順なのか分からなくなるかららしくて。だからみんな一様にタメ口なんですよ」

ーーそういうところがユートピアチックですね。

渡辺「そう、だけどユートピアを追求するって実は決して楽ではなくて、とても骨の折れることですよね。他人と一番平和的に一緒に暮らすにはどうしたらいいかという試行錯誤の繰り返しなんです。なるほどと思わされるところがとても多いです。私自身、もうだいぶ前に大人になって、社会に出て、様々なコミュニティーに属しているはずですが、今はそういう作業はさぼろうと思えばいくらでもさぼれますよね。例えば、町内会では決まったことを聞いて帰ってくればいいとか、何か疑問に思うことがあっても、まあまあいいか、言うほうが面倒くさいと引いてしまいがちです。あるいは、そういう決めごとを外部委託してしまう。コミュニケーション能力が鍛えられない時代にあって、彼らは絶対に逃げずに、ちゃんと向き合っている。これは多分自分にとっても社会にとっても必要なことなのだと、その実験のようなことを切実にやっているように感じました。そして、自分が寮を出たあとも、その自治の精神をなんとか同じ形で後の人に残したいという思いがあって、闘ってるんですよね」

ーードラマで描かれた「全会一致」の議論のやり方はなかなか大変なことだと感じます。須藤さんはそういうやり方をどう思いますか? または実際やったことがありますか?

須藤「『全会一致』の議論をする経験はなかなかないですよね。結構な大人数で全体を一致に至らせることはかなり難しいですから。でも、『全会一致』に至るまで話し合う機会をあえて持つことで、人は意見をぶつけ合うことができる。そうしないと、意見を交わし合うことのないまま、なんとなく多数派の意見に流れてしまうものであることを、今回、ドラマに出演して気付かされました」

ーー「多数決」が一般的ですが、こぼれ落ちた少数の考え方はどうなってしまうのか…。

渡辺「そうなんですよね。『多様性を認める』という理想を日常、つい口走りがちですが、実際、少数派の意見を排除しないことがいかに難しいことか。実は私たち自身も今、同じ問題にぶち当たっていまして。今回、吉田寮の存廃問題を一緒に考えたくて『近衛寮広報室』を立ち上げたものの、それについては吉田寮の中でも賛否両論あるようなんです。ドラマを否定的にとらえている寮生というのももちろんいて。不満に思う人たちを説得するべく、この前蓮君が吉田寮に行って話をしてきたんですよね」

ーーそれで全会一致になったのですか。

須藤「いえ、僕が寮に足を運んで何かできたかといえばそんなことはなく。彼らの思いを丁寧に聞くことと、僕らの思いを丁寧に伝えることだけでした。聞けば、9月30日を間近にして、彼らの危機感は相当募っていて。とにかく同じ方向を向かないと駄目なんだという焦燥感を感じました」

渡辺「でも、おかげで『近衛寮広報室を救う会』ができたんだよね(笑)」

須藤「寮と広報室との連携を手伝ってくれる数人のグループが現れて、今、何が起きているか情報交換しながら、お互い助け合おうみたいなことになったんです。それでようやく連携を取れるようになった。正直、僕たちもどこまで彼らに踏み込んでいいのかは分からず、前に進めない状況になったので、彼らと話ができるようになってかなり助かります」

須藤蓮がキューピーに選ばれたわけ

ーー今(取材は8月下旬に行われた)、どんな感じになっているんですか。

須藤「大学側は9月30日に退去を要請していて、それに対して、在寮期限の延長を求めたいところですが、在寮期間を過ぎたら電気・ガス・水道を止めることはできるし、そうなったら負け戦になってしまうのではないか。それでもズルズルと延命措置を取り続けることに意味があるのか…というところです。裁判など法的措置に訴えられるのかもわからないですし……」

ーー須藤さん、俳優ですのにずいぶんと事情を勉強されているんですね。

須藤「演じる側だからこそ、ドラマと似た社会情勢を知っておくことが大事と思いました」

渡辺「彼はまさにキューピーのように、もともと吉田寮に憧れていた時期があったらしいです」

ーー出演者オーディションのとき、興味があるとお話されたんですか?

渡辺「いや、その時は何も言ってなくて。取りあえず、現役大学生ですっていうことしか情報はありませんでした。合格して、最初の顔合わせの時に、実は僕は……と言い出したので、スタッフみんなで、え! となったという(笑)」

須藤「別にそういうことを言ってもしょうがないだろうなと思っていました。受かったら言えばいいかな、みたいな(笑)」

ーー渡辺さんもオーディションに出席して俳優を選ぶのですか。

渡辺「そうですね、選考に参加させていただきました。私は冒頭のキューピーのシーンがとても大事だと思っていました。観ている人はキューピーという入り口から、あのとても誤解されやすい集団の物語に入っていく。だからこそ、視聴者と寮生をつなぐ、フラットで好感が持たれやすいキャラクターである必要性があって。キューピーをまず見れば、変人たちの巣窟みたいと思いきや、そうでもないのかもと、一段階、ハードルが下がると思ったんです」

ーードラマの制作会見の時、お芝居経験がそんなにないと挨拶されていて、実際、ドラマの中でも演じている人に先入観がなかったことが良かったです。

須藤「ほんとですか。ありがとうございます。会見では、それぐらいしか言うことがなくて(笑)」

人は変わるものだからこそ

ーー話が細かいところに行きますが、キューピーのほかの登場人物に志村(岡山天音)、三船(中崎敏)と黒澤明の『七人の侍』に出ている俳優を思い出させる苗字を付けたのはなぜですか。

渡辺「すいません。あれは単純に、男の子ばかり5人出てくるなかで、普通の名前を付けてしまうと、スタッフやキャストに台本を初めて読んでもらうときに、これ誰だっけ?となりがちじゃないですか。なのでなるべく集中して読みやすいように、名前自体に、象徴的なイメージしやすい名前を付けようと思いました。キューピーはかわいい男の子で、志村と三船は黒澤監督の『七人の侍』に出ている志村喬と三船敏郎のイメージをもってほしくて。マサラ(三村和敬)は髪が長くて変人で、インドを放浪しているような若者のイメージ(笑)。要するにわかりやすいニックネームとして便宜上つけたら、みんなその名前に愛着を感じ始めてしまい、このままでいいじゃないかって言い出したんです。それだけのことです。私は変えるつもりだったのですが……」

ーー脚本を書かれるときは最初にそういう仮名みたいなものを付けられるんですか。

渡辺「そうです。村人がたくさん出てくるときには、とりあえず、ネズミ、熊、イノシシみたいに付けますね(笑)」

ーー話を戻しまして、多数決の論理というと、渡辺さんの作品はとてもニュートラルで、主人公が正義ではなく、主人公が頑張ったために損なわれてしまうかもしれない人物もきちんと尊重して描かれていますよね。例えば、朝ドラ『カーネーション』における男の人の描き方がそうだなと思って。そういうことは意識して描かれているんですか。

渡辺「世界はああいうふうにできているという実感をそのまま描いているだけなんですよね。私にはこういうふうに見えるっていう。それによって何かを伝えたいというよりは、ほんとこうですよねっていうふうにしか言えなくて……」

ーーそれが一番大事ですよね。そういう視点が意外と我々は持てなくて、だから壁ができる苦しみを生み出してしまう気がして。

渡辺「なるほど。そうかもしれないです。壁の向こうの人の気持ちを考えるのはとてもむずかしいことですよね。だけど、ほんとに自分でも実感しますが、年齢、性別、立場などによって考えることは変わりますよね。今、私は四十代で、女性で、脚本家ですが、その設定条件が違ったら、多分全く違うことを思うということがやすやすと想像できます。それこそもっとたちの悪い人間(笑)だった可能性もあるでしょうし。逆に言えば、ふいにそっち側に転じることもあるような気がしていて。人間ってそのぐらい危ういと思うんですよね。人の考えていることや言っていることって、実は今の段階でだけに限ることであり、関係性の中で変わっていくと思います」

ーーそうですよね。人ってわりとすぐ変わっちゃいますからね。

渡辺「そうなんですよね。だから、逆にいうと、吉田寮の状況も絶対に変わらないとは思えなくて。さらに言えば、今は全く吉田寮というものに興味を持っていない方たちの中にも興味を持つ方たちがいるかもしれない。吉田寮にある、常識ではこうあるべきだとか、どう振る舞わなくちゃいけないとか、そういう一般論から外れたところにある豊かさであるとか喜びに初めて触れて、自分にはそこがぽっかり空いていたのだということに気付くことができるかもしれない。『ワンダーウォール』を監督した前田悠希さんが、脚本を読んで撮影をする中で、そこに描かれた価値観に触れたことがなかったから気付かなかっただけで、自分の中の渇きに気づいたと言っていたんです。触れて初めて大好きになって、自分はこれを求めてたんだと気づいたり、思い出したり、こういうものをもっと残したいと思うポテンシャルは絶対社会の中にあるような気が私はしていて。そんな未分化で混沌とした人の意識へ問題を投げ掛けるようなものを書きたいんです」

渡辺脚本の魅力は

ーーほんとに素晴らしい作品を書かれる渡辺さんですが、めったに書かれないのはなぜですか。

渡辺「別の取材でもそのことに触れられました(笑)」

ーーあ、やっぱり(笑)。

渡辺「ものすごく頑張っているんですよ。何もやってないように見えている時にも、やりたいことをどうにかできないものかと思って色々やっているのですが、今、ほんとに作らせてもらえなくて。多分、時代が求めていると業界の偉い人たちが思っていることと、私がやりたいことが、真っ向からすれ違っているんですよ。なかなか味方もいなくて、仲間も増えなくて……」

ーーファンはいっぱいいるのに。

渡辺「なので、こうして一つでもやらせてもらえたら、そこでできることを目一杯やろうと思っています」

ーーやりたいことしかやりたくないってこととはちょっと違うでしょうけれど、今の世の中に求められているものに流れず生きていられることは、最も幸福なことなのかなとも思います。

渡辺「そうだと思います。ほんとに。ほんとそうだと思います」

ーーどうしたらそれができますか。

渡辺「ごめんなさい。私、そもそも主婦で。生活が保障されているから。単純にそれだけだと思いますね」

ーー逆に、家庭と執筆活動との摩擦みたいなことを体験されることはないんですか。

渡辺「むしろ、生活を営んでこそ何にでも通じてくる気がしませんか。何か1つのことをずっと掘り下げて考えていくと、どこかでつながるというか。家庭生活で発見した真理が、仕事にも通じるんですよ。片方だけだと弱かったり偏ったりすることが、両方をやっていくことで、自分が今書いていることに普遍性があるかどうかということを確認できる。そういうふうに両方から私は書かせてもらっていると思います」

ーー須藤さんは渡辺さんの台本を読んで、どこを魅力的に感じました? 

須藤「全員が生きていると感じました。脚本をたたき台として、俳優や演出で血肉を加えるのではなく、すでに台詞から生きた登場人物が立ち上ってきていて、読んで楽しむことができる読み物として独立した完成度を感じます」

ーードラマでも、キューピーが河原町からバスに乗って大学に行くみたいなことがすごくリアルに感じられました。

渡辺「そうですね。ものを書くとき、気分をイメージできるということがすごく大事です。気分になるということは、体がその状態になるっていうことなんじゃないかと想像します。頭だけではなくて。キューピーのバスのシーンを書いているときは、バスに座って、ああいうふうに窓の外を眺めている気分というものをまず自分の中に想像し、その気分の彼はどういう言葉をつぶやくだろうっていう順番で考えていくと、多分、それが読んでいる人の中に同じ感じで再現されるのではないかと勝手に思ってます」

ーー体じゃなくて、頭で書いたものは見ているほうの体にも入ってこない。生活の実感って大事で、渡辺さんにはそれがあります。

渡辺「なにしろ、1年間の中で、脚本家として働いているのは、たかだか2割ぐらい。あとの8割は普通に主婦として多分暮らしていますから(笑)」

残したいもの、ありますか

ーー残したいものは何かありますか。大切な、古くて残したいものみたいな。

渡辺「吉田寮ですね」

ーー吉田寮以外では何かないですか。

渡辺「ああいう場所は、もうこの世から1つもなくなってほしくないと思うんですよね。建物とそこに息づく精神は不可分で、どちらもつぶしてしまったら、そう簡単にもう1回作れるものではないので。今、自分が知っている場所も知らない場所も含め、誰かが大切に思っているなら、なくなってほしくないと思います。場所ってほんとに人間にとって大事なんです。人間同士で癒せないものを癒したり、育てられないものを育てたりするのが場所だと思うんですよ」

ーーご自分のパーソナリティー的なところで大事な場所って何かありますか。

渡辺「実はあったんですけど、それを失くしてしまったんで。だから今、私は自分でつくろうと思っているところですかね」

ーー須藤さん、いかがですか。

須藤「失いたくないものですか。何でしょうね。一見失ってないように見えても失っていたりするもので、例えば、こうだと思っていたものが徐々に変異を遂げて、もうそれではなくなっているとか、気付いたらすり替えられてしまっていたとか、そういうこともあったりして。だから、好きだって思う物事の“本質”が変わらないでほしいです。例えば、僕、中高がむちゃくちゃ好きなんですよ」

渡辺「武蔵高校?」

須藤「武蔵中高(武蔵中学校・高等学校。中高一貫教育)という学校の自由な校風が好きで。これからもずっと本質的なものからずれないでほしいんです。やっぱり自分を育ててくれたものって、言葉にできなくとも、その価値を体が覚えているから、それが失われていくということの危機感って、ほんと切実ですよね。通っている時はそれほど感じていなかったけれど」

渡辺「当たり前に享受していたことだけれど」

須藤「当たり前に享受していたのだけれど」

渡辺「多分、それが、自分をほんとに育ててくれたんだなと気付いたときに、人間は、もう理屈ではなく動かずにはいられなくなると思うんですよね」

Profile

Aya Watanabe

1970年生まれ、兵庫県出身。2003年、映画『ジョゼと虎と魚たち』で脚本家デビュー。

10年連続テレビ小説『カーネーション』が話題になる。ほかに映画『メゾン・ド・ヒミコ』『天然コケッコー』『ノーボーイズ,ノークライ』、テレビドラマ『火の魚』『その街のこども』『ロング・グッドバイ』、京都発地域ドラマ『ワンダーウォール』などがある。

Ren Sudo

1996年生まれ、東京都出身。2018年より活動を開始。ショートフィルム『ブレイカーズ』、京都発地域ドラマ『ワンダーウォール』などに出演。現役大学生。法律を学んでいる。

京都発地域ドラマ『ワンダーウォール』

9月17日(月) 午後2時  NHK総合

脚本 渡辺あや

演出 前田悠希(初演出作)

音楽 岩崎太整(『モテキ』、アニメ『ひそねとまそたん』など。地元大学生とのコラボレーションを行う)

出演 須藤蓮、岡山天音、三村和敬、中崎敏、若葉竜也、成海璃子ほか

京都の京宮大学には100年以上の歴史をもつ学生寮・近衛寮がある。そこで長年磨き上げられた秩序に則って暮らしている寮生たちに、大学側から、老朽化による寮の建て替え計画がもたらされる。新しく建て替えたい大学側と、補修しながら現在の建物を残したい寮側との対立が平行線をたどる中、両者を分かつ壁の前にひとりの美しい女性が現れて……。

俳優たちは1500人規模のオーディションから選ばれた。地域発ドラマでこれだけの規模のオーディションは異例のこと。

BSプレミアムで放送後、反響も大きく、いよいよ総合テレビにお目見えとなる。

フリーライター/インタビュアー/ノベライズ職人

角川書店(現KADOKAWA)で書籍編集、TBSドラマのウェブディレクター、映画や演劇のパンフレット編集などの経験を生かし、ドラマ、映画、演劇、アニメ、漫画など文化、芸術、娯楽に関する原稿、ノベライズなどを手がける。日本ペンクラブ会員。 著書『ネットと朝ドラ』『みんなの朝ドラ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』『挑戦者たち トップアクターズ・ルポルタージュ』、ノベライズ『連続テレビ小説 なつぞら』『小説嵐電』『ちょっと思い出しただけ』『大河ドラマ どうする家康』ほか、『堤幸彦  堤っ』『庵野秀明のフタリシバイ』『蜷川幸雄 身体的物語論』の企画構成、『宮村優子 アスカライソジ」構成などがある

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