燕ファンの“聖地”誕生!? ヤクルト公式グッズショップに行ってみた

25日にオープンするヤクルトの公式グッズショップ。目印はつば九郎の看板
25日にオープンするヤクルトの公式グッズショップ。目印はつば九郎の看板

 東京ヤクルトスワローズのファンにとっては、待望と言っていいでしょう。球団初のグッズ販売直営店となる「東京ヤクルトスワローズOfficial Goods Shopスタジアム通り店」が、今月25日にいよいよオープン。それに先駆け、東京メトロ銀座線・外苑前駅から本拠地の神宮球場につながる通称「スタジアム通り」に面した店内が、メディア向けに公開されました。

「待望」と書いたのには訳があります。22日の内覧会で挨拶に立った江幡秀則常務が「12球団で唯一、独自のショップを持っていなかった我がヤクルト球団が、念願かなってやっとショップを持つことができました」と話したとおり、これまで公式グッズショップを店舗展開していなかったのは、プロ野球12球団でもヤクルトだけだったのです。5年ほど前には“お膝元”のスタジアム通りで、阪神タイガースのグッズショップが営業を始めていただけに、それを横目に見ながら悔しい思いをしていた燕党も多かったことと思いますが、これからは球場に向かう途中で心おきなくスワローズのグッズを購入できるわけです。

ズラリと並んだつば九郎グッズ。さすがチーム一の人気者!?
ズラリと並んだつば九郎グッズ。さすがチーム一の人気者!?

 さて、肝心の店内ですが、約25坪のスペースにスワローズのグッズがギッシリと並んでいます。神宮に足を運ぶヤクルトファンにとっては必需品の応援傘はもちろん、Tシャツやキャップなどの定番品やチーム一の人気者であるマスコットのつば九郎グッズも充実しており、ディズニーやスヌーピー、リラックマといった人気キャラクターとのコラボグッズまで、アイテム数は既に500近くあるそうです。とはいえ「カープ女子」で話題の広島東洋カープなどに比べるとアイテム数は4分の1ほどということで、江幡常務は「早くアイテムを増やしたい。もっと皆さんに喜んでいただける商品を開発していければ」と、さらなる充実に意欲を見せていました。

 専門のデザイナーが手掛けたという内装は、店内を照らすライトの笠がヤクルトの応援にも使われる傘の形になっていたり、フロアから壁を折り返して天井まで伸びているラインがホームユニフォームの赤ストライプになっていたりと「スワローズのデザインを意識して作っているショップ」(江幡常務)になっています。選手ごとに分けられたレプリカユニフォーム(背番号2896=つば九郎も!)がロッカーを模したラックにディスプレーされるなど、心憎い演出もなされていました。

店の奥にはバレンティンの等身大パネルと60本塁打達成記念ボードも
店の奥にはバレンティンの等身大パネルと60本塁打達成記念ボードも

 数あるアイテムの中でも、オープン記念の目玉商品となるのが「燕(エン)パワーメント・ユニフォーム」のレプリカです。これは7月から9月にかけて「TOKYO燕(エン)プロジェクト」と銘打って開催される7試合限定で選手が着用するサードユニフォームのレプリカで、希望の背番号を入れて500枚限定で受注販売されるとのことです。オープン記念のTシャツ、タオル、iPhone5/5Sケース、クリアファイルも数量限定で用意されており、これらの商品も人気を集めそうです。

 個人的に気になったのは、ともに今年で20周年を迎えるプロ野球マスコット界の2大巨頭、つば九郎とドアラ(中日)のコラボグッズです。背中につば九郎とドアラのイラストをあしらったTシャツと、両者の顔がリバーシブルになっているポーチの2種類が用意されていましたが、これは野球ファンだけでなく“ゆるキャラ”好きにとっても見逃せないアイテムになりそうですね。

 このオフィシャルショップの場所ですが、秩父宮ラグビー場正門のやや手前、以前はハンバーガーショップだったところと言えば、お分かりになる方も多いかもしれません。外苑前駅からスタジアム通りを球場に向かって進んでいくと、右手につば九郎の看板が出ているので、それを目印にすればすぐ分かると思います。25日午前10時のオープン時には、マスコットのつば九郎とつばみ、球団ダンスチーム「Passion」のメンバーが出迎えてくれるほか、先着500人の方にはヤクルト製品のオレンジジュースがプレゼントされるそうです。

店内にディスプレーされたオープン記念グッズのタオル(右)とTシャツ(中)
店内にディスプレーされたオープン記念グッズのタオル(右)とTシャツ(中)

 残念ながら、この日の内覧会ではまだ商品の購入はできませんでした。そこで筆者もオープン後に改めて足を運んでみようと思っていますが、江幡常務は「将来は2号店、3号店も」とさらなる展開も見据えていただけに、まずはこの「1号店」がヤクルトファンの集う“聖地”のような場所になることを期待しています。