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八村を指名するのはホーネッツかティンバーウルブズ?! NBA公式サイトがドラフト特集記事で予想

菊地慶剛スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師
八村塁選手がいよいよ運命の日を迎えようとしている(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

【ドラフト直前にNBA公式サイトが特集記事】

 いよいよ日本でも注目を集める「NBAドラフト2019」が6月20日(現地)に行われるが、本番を目前にしてNBA公式サイトが実に興味深い特集記事を公開している。

 同記事のタイトルは『Consensus Mock Draft(統一ドラフト予想)』。ESPNやCBSスポーツ、Yahooスポーツ、スポーツ・イラステレイテッド等、主要10メディアのNBA担当記者によるドラフト予想を比較検証し、最も票が集まっている選手をピックアップしながら統一したドラフト予想をしたものだ。

【10人中8人が八村のトップ14指名と予想】

 すでに日本でも多くのメディアが連日にわたり、八村塁選手について報じており、日本人として史上初の1巡目指名の期待が高まるばかりだ。改めるまでもないが、米国メディアでも彼はドラフト注目選手の1人であることに変わりはない。

 今回のドラフト予想は、あくまでドラフト指名順抽選対象のトップ14(つまりプレーオフに進出できなかった14チーム)を対象にしたもので、まさに主要ドラフト候補だけを予想したものだ。

 その中で八村選手は10人中8人がトップ14指名に入ると予想しており、八村選手の1巡目指名は十中八九間違いないといっていいだろう。

【ホーネッツが5人、ティンバーウルブズが3人】

 そこで気になるのが、八村選手をどのチームが指名すると予想されているかだろう。記者8人の予想は見事に2チームに分かれている。

 最も多いのが12番目の指名権を持つホーネッツが5人。ついで11番目の指名権を持つティンバーウルブズが3人となっている。

 ホーネッツは東カンファレンス9位であと一歩のところでプレーオフ進出を逃したチームだが、トップスコアラーのケンバ・ウォーカー選手がこのオフにチームを離れる可能性が高いといわれている。

 一方のティンバーウルブズは西カンファレンス11位に沈んだが、昨シーズンは14年ぶりにプレーオフ進出を果たすなど、若手選手中心のチーム構成で今後の躍進を目指しているチームだ。

 ちなみに一番人気のホーネッツが八村選手を指名するならば、チームのオーナーはあのマイケル・ジョーダン氏。入団会見で、日本人にとって夢のようなツーショットが実現する可能性がある。

【記者も予想しにくいティンバーウルブズ】

 ただNBA担当記者の間でも、ティンバーウルブズの指名選手はなかなか予想が難しそうなのだ。

 今回の統一ドラフト予想は前述した通り、記者10人の最多得票の選手をリストアップしたもので、トップ3指名予想(1位ザイオン・ウィリアムソン選手、2位ジャ・モラント選手、3位RJ・バレット選手)は10人すべてが揃っている一方で、ティンバーウルブズ、ヒート、セルティックスは予想が割れ、最多得票でも過半数に達していない状態だ。

 改めて記者10人のティンバーウルブズの指名予想を見ると、それぞれ3人の記者が八村選手、ブランドン・クラーク選手の指名を予想し、残り4人はバラバラ予想になっているため、計6選手の名前が挙がっている。それだけ予想が割れている状況だけに、ティンバーウルブズが八村選手を指名する可能性は十分にあるという意味でもある。

 ちなみにティンバーウルブズより前の11番目までの指名予想はすべて半数以上を集めており、それだけにティンバーウルブズの指名に注目が集まりそうだ。

 ドラフト開始まで48時間を切った。果たして八村選手は、どのチームから指名を受けることになるのだろうか。

スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師

1993年から米国を拠点にライター活動を開始。95年の野茂投手のドジャース入りで本格的なスポーツ取材を始め、20年以上に渡り米国の4大プロスポーツをはじめ様々な競技のスポーツ取材を経験する。また取材を通じて多くの一流アスリートと交流しながらスポーツが持つ魅力、可能性を認識し、社会におけるスポーツが果たすべき役割を研究テーマにする。2017年から日本に拠点を移し取材活動を続ける傍ら、非常勤講師として近畿大学で教壇に立ち大学アスリートを対象にスポーツについて論じる。在米中は取材や個人旅行で全50州に足を運び、各地事情にも精通している。

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