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ダルビッシュ有がMLB最速で1000奪三振を達成

菊地慶剛スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師
MLB史上最速で1000奪三振を達成したダルビッシュ有投手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 ドジャースのダルビッシュ有投手が8日、ロッキーズ戦に登板し、MLB史上最速となる1000奪三振を達成した。

 記念達成の瞬間は4回に訪れた。無死1塁で2番カルロス・ゴンザレス選手からこの日6個目となる空振り三振を奪い、通算1000奪三振に到達した。128試合目での達成は、ケリー・ウッド投手の134試合目を下回りMLB最速記録を塗り替えた。

 2012年にレンジャーズ入りしたダルビッシュ投手は、2013年に277でア・リーグ最多奪三振のタイトルを獲得。ここまで9イニングあたりの平均奪三振数11.06は、700イニング以上投げた投手の中でMLBトップにランクしている。

 7月31日にドジャース移籍以降、今回で6試合目の登板となるが、9イニングあたりの平均奪三振数は11.8と高水準をキープしているが、その一方でこの日も5回途中で降板するなど、6試合中2試合しかクォリティ・スタート(6イニング以上3失点以下)を記録できていない。

スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師

1993年から米国を拠点にライター活動を開始。95年の野茂投手のドジャース入りで本格的なスポーツ取材を始め、20年以上に渡り米国の4大プロスポーツをはじめ様々な競技のスポーツ取材を経験する。また取材を通じて多くの一流アスリートと交流しながらスポーツが持つ魅力、可能性を認識し、社会におけるスポーツが果たすべき役割を研究テーマにする。2017年から日本に拠点を移し取材活動を続ける傍ら、非常勤講師として近畿大学で教壇に立ち大学アスリートを対象にスポーツについて論じる。在米中は取材や個人旅行で全50州に足を運び、各地事情にも精通している。

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