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アーロン・ジャッジのサイン入りカードが166万円で落札!

菊地慶剛スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師
まさに人気沸騰中のヤンキースのアーロン・ジャッジ選手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

スポーツ専門サイト『The Score』のジョナー・ビレンボーン記者が6日、アーロン・ジャッジ選手に関する興味深い記事を投稿している。

ジャッジ選手が今季29号本塁打を放ち、1936年にジョー・ディマジオ氏が記録したヤンキースの新人本塁打記録に並んだ7月5日に、『eBay』でオークションにかけられていたジャッジ選手のサイン入りベースボールカードがなんと1万4655ドル(約166万円)で落札されたというのだ。

この事実を地元記者から聞かされたジャッジ選手は、「何を言うべきかもわからない」と驚いた様子だったと言う。

ちなみに同記事によると、ジャッジ選手がMLBデビューを飾った2016年8月13日の使用ユニフォームもオークションにかけられているらしいのだが、こちらの現在の最高入札額は1万2100ドル(約137万円)に留まるという不可思議な現象も起こっているようだ。

実際に着用したユニフォームよりもジャッジ選手が書いたサインの方が貴重なのかは定かではないが、ジャッジ選手の関連グッズが現在、ファンやコレクターの間で破格の値段で取引されているのは疑いようのない事実だ。まさにその人気は赤丸急上昇中と言っていいだろう。

このままの勢いでファンが注目するオールスター戦でジャッジ選手が期待通りの活躍をしたら、シーズン後半戦は“アーロン・ジャッジ・フィーバー”が巻き起こっている可能性大だ。ヤンキースが待ち侘びたデレック・ジーター氏の後を継ぐ“生え抜きスター選手”がようやく誕生しようとしているのかもしれない。

スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師

1993年から米国を拠点にライター活動を開始。95年の野茂投手のドジャース入りで本格的なスポーツ取材を始め、20年以上に渡り米国の4大プロスポーツをはじめ様々な競技のスポーツ取材を経験する。また取材を通じて多くの一流アスリートと交流しながらスポーツが持つ魅力、可能性を認識し、社会におけるスポーツが果たすべき役割を研究テーマにする。2017年から日本に拠点を移し取材活動を続ける傍ら、非常勤講師として近畿大学で教壇に立ち大学アスリートを対象にスポーツについて論じる。在米中は取材や個人旅行で全50州に足を運び、各地事情にも精通している。

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