香港を舞台に史上最大の”騙し”作戦が展開!『コンフィデンスマンJP』映画版は『ロマンス編』だ!

ボクちゃん(東出昌大)、ダー子(長澤まさみ)、リチャード(小日向文世)

 フジテレビ系列で昨年の4月~6月にかけて放映され、好評だったTVドラマ『コンフィデンスマンJP』の劇場版。シリーズの際には舞台となる業界ごとに「リゾート王編」「スーパードクター編」といったサブタイトルが付いていましたが、映画版もそれにならって「ロマンス編」と銘打たれています。主な舞台は香港。

今回の標的に扮するのは竹内結子
今回の標的に扮するのは竹内結子

 大胆な方法で人を騙して金を奪う、凄腕のコンフィデンスマン=信用詐欺師、ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人。次なるターゲットは香港マフィアの女帝で「氷姫」という異名を持つラン・リウ(竹内結子)。彼女が持つという伝説のパープルダイヤモンドを狙って、3人と、ダー子に弟子入りした駆け出しの詐欺師モナコ(織田梨紗)、詐欺師仲間の五十嵐(小手伸也)は香港に向かいます。しかし数々のエサを撒いてはみたものの、一向にランは食いついてきません。そんな中、ダー子と過去に恋仲だった天才恋愛詐欺師のジェシー(三浦春馬)もダイヤを狙ってランに接近していることが発覚。さらに以前(TV版第1話「ゴッドファーザー編」)ダー子たちに20億円もの大金を騙し取られた赤星英介(江口洋介)が恨みを晴らそうと計画していたことから事態は予測不可能な展開に…。

ジェシー(三浦春馬)とダー子の関係はどうなる?
ジェシー(三浦春馬)とダー子の関係はどうなる?

 『スティング』や『オーシャンズ』シリーズを思わせる痛快なコンゲームもの。『リーガル・ハイ』や『ミックス。』の古沢良太のオリジナル脚本は、あっと驚く仕掛けに満ちたもので、TVでは考えられないスケールの騙し合いが楽しめます。誰が誰を騙しているのか? 最後に笑うのは誰か? よほどこの手のお話に慣れている人でも、なかなか真相にはたどり着けないことでしょう。

 俳優陣もノリノリ。特に長澤まさみは変装も含めて24変化もしているそうで、ブルース・リーばりの黄色いトラックスーツで大はしゃぎしたかと思えば、怪しげな占い師姉妹に扮しての怪演を見せてくれるのです。「氷姫」の通称通りの冷酷非情な「笑わない女」を演じた竹内結子もすごい迫力。

怪しげな占い師姉妹に扮したダー子たち
怪しげな占い師姉妹に扮したダー子たち

 江口洋介だけでなく、TVシリーズに登場した「家族編」の前田敦子、佐津川愛美、岡田義徳、桜井ユキ、「スポーツ編」の小池徹平、「コンフィデンスマン編」の佐藤隆太、「美術商編」の石黒賢なども顔を出し、意外な大物までゲスト出演。有名映画のパロディーが出てきたかと思えば、エンディング後には人を食ったオマケも付いてくるといった遊び心たっぷりな映画です。監督はTVシリーズでも数本の演出を手がけ、これが長編劇映画デビューとなる田中亮。

(『コンフィデンスマンJP』は5月17日から公開)

配給:東宝

(C)2019「コンフィデンスマンJP」製作委員会