完全新作の続編登場!『コードギアス 復活のルルーシュ』ゼロ・レクイエム以降の世界に何が起きるのか…?

ジルクスタンの聖神官であり「予言の力」の持主であるシャムナ

 最初にひとこと。続編という位置づけのため、TVシリーズ『コードギアス 反逆のルルーシュ』『同R2』、さらにそれを劇場版に再編集した三部作の結末に触れています。あらかじめご注意ください。ただし、新作『コードギアス 復活のルルーシュ』に関してはネタバレしておりません(公開前に書けない事項は書いてありません)のでご安心を。

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 2006年からTVシリーズとして放映開始した『コードギアス 反逆のルルーシュ』は、08年の続編『コードギアス 反逆のルルーシュR2』で完結。しかし、その人気はとどまることなく、コミックや外伝、ゲームなどで世界を広げ続けてきました。そして16年、10周年記念のイベントの際に「TVシリーズを再構成し、新たにアフレコを行なって新作カットを加えた劇場用三部作」の公開、さらに「完全新作で『R2』のラストシーンのその先を描く新作の製作」が発表されたのでした。

 その待望の完全新作映画『コードギアス 復活のルルーシュ』がついに完成しました。舞台となるのは「ゼロ・レクイエム」から2年後の世界。悪逆皇帝となったルルーシュが旧体制を破壊して世界を支配し憎しみを自分に集中させ、そのルルーシュをゼロの仮面を被ったスザクが殺すことで争いの連鎖を断ち切るという、文字通り命を懸けた大計画により世界は平和になり、エリア11は日本という名前を再び取り戻すことができました(前作までのおさらいです)。

仮面の男・ゼロ
仮面の男・ゼロ

 しかしそんなある日、仮面の男・ゼロとしてナナリーの難民キャンプ訪問に同行したスザクは、突如襲撃してきた謎のナイトメアフレームに敗れ、二人は連れ去られてしまいます。シュナイゼルの密命を受け、戦士の国・ジルクスタン王国に潜入したカレン、ロイド、咲世子。待ち構えていた謎のギアスユーザーに襲われますが、そこで別の目的でジルクスタンに入り込んでいたC.C.と出会います。彼女の目的は? かつて武力で神聖ブリタニア帝国の大軍すら打ち破ったことのあるジルクスタンに隠された秘密とは? なぜ彼らは平和な日々の中、あえてこのような行動に出たのか? 救出作戦をことごとく妨害するジルクスタンの聖神官シャムナの「予言の力」とは何か?

囚われのナナリー
囚われのナナリー
カレンの涙の理由は?
カレンの涙の理由は?

「ギアス」「超合集国」「黒の騎士団」「ナイトメアフレーム」「Cの世界」などの専門用語が何の解説もなく連発され、TVシリーズ時代の回想シーン等もないので、一見さんには敷居が高い、というよりも理解困難な作品なのかもしれません。しかし、本作はシリーズを愛してくれたファンに向けてのスタッフからのプレゼントと言える映画なのです。その証拠に、登場人物はほぼオールスターキャスト。今までのシリーズで活躍したキャラクター(これもどういう人物かの説明はまったくありません)が次々と顔を出し、本筋に関係のない人までかなり目立つ場面があったりする、サービス満点の「顔見世興行」のような作り。かつて敵対していた者たちが肩を並べて闘うという、お約束ですが胸が熱くなるシーンもあります。

ジルクスタン国王シャリオ自らが搭乗するナイトメアフレーム、ナギド・シュ・メイン
ジルクスタン国王シャリオ自らが搭乗するナイトメアフレーム、ナギド・シュ・メイン
スザクのランスロットは新たな機体で登場する
スザクのランスロットは新たな機体で登場する
カレンの紅蓮にも新装備が
カレンの紅蓮にも新装備が

 もちろん、監督・谷口悟朗、脚本・大河内一楼という顔ぶれは不変。この作品最大の見どころである「先の読めない展開」が楽しめます。「絶体絶命の窮地→大逆転→予期せぬ敵の反撃→さらなる再逆転」という、息もつかせぬシーンの連続。バトルシーンではナイトメアフレーム同士の激突も劇場用新作だけあってさらに迫力を増し、新型や新装備を加えられた機体が縦横無尽に暴れまくります。

 声の出演は、ゆかな、櫻井孝宏、名塚佳織、小清水亜美、白鳥哲、新井里美などといったTVシリーズから活躍していた声優たちに加え、本作初登場のキャラを戸田恵子、村瀬歩、大塚明夫、島崎信長、高木渉、津田健次郎らが演じています。

(付記)

 TV版で死亡した人が登場したりしていますので、基本設定は再編集された劇場版三部作準拠になっています。

(『コードギアス 復活のルルーシュ』は2月9日から公開)

配給:ショウゲート

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