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ブラジル戦を観戦した香川真司がロッカールームで仲間を激励。槙野智章は「リスペクトしかない」。

河治良幸スポーツジャーナリスト
(写真:なかしまだいすけ/アフロ)

11月の代表メンバーから外れた香川真司はリールを訪れブラジル戦をスタンドで観戦。試合後にはロッカールームで代表の仲間たちを激励した。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督との会談については定かではないが、香川との親交が深いと言われる槙野智章が報道陣に状況を伝えた。

ーー香川選手が観に来ていたがロッカールームで話は?

まあ、はい。少なからずは話をしましたけど。はい。

ーー槙野選手は仲がいいから何か声をかけられたかなと。

いやあそうすね。ゴール決めて良かったねとは言ってくれましたけど、本人的にも思う所もたくさんあっただろうし、難しい立場の中でもこうやって試合を観にくる姿というのは僕は本当にプロ意識を感じたしね、チームとしてもいつでも待ってるよという形は取ってます。

ーー監督とも?

それは見てないですけどね。

ーーそういう選手が来ることで選手にも刺激?

そうですね。もちろんそれはあるし、なかなか彼の状況を考えたら試合を観にくるのは難しいと思うんですよね。ただそこをチームのためにやりたい、何か行動を起こしたいというのは彼から感じるし、まあ後輩ながらね、リスペクトしかないですからね。

ーー前と比べてすごく変わって来た?

うん、そうですね。そういう態度も行動もそうだし、試合を観に来ている格好、コートもおしゃれになったしね(笑)。そういうのも変わったところじゃないですかね。

スポーツジャーナリスト

タグマのウェブマガジン【サッカーの羅針盤】 https://www.targma.jp/kawaji/ を運営。 『エル・ゴラッソ』の創刊に携わり、現在は日本代表を担当。セガのサッカーゲーム『WCCF』選手カードデータを製作協力。著書は『ジャイアントキリングはキセキじゃない』(東邦出版)『勝負のスイッチ』(白夜書房)、『サッカーの見方が180度変わる データ進化論』(ソル・メディア)『解説者のコトバを知れば サッカーの観かたが解る』(内外出版社)など。プレー分析を軸にワールドサッカーの潮流を見守る。NHK『ミラクルボディー』の「スペイン代表 世界最強の”天才脳”」監修。

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