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マツダ、ロータリーエンジン継続を示唆するスポーツカーを発表。

河口まなぶ自動車ジャーナリスト

マツダは10月28日、東京モーターショーのプレスカンファレンスにおいて、現在研究中とされる新世代ロータリーエンジン「SKYACTIV-R」を搭載したスポーツカーのコンセプトモデルである「RX-VISION」を発表した。

マツダ株式会社代表取締役社長兼CEOである小飼雅道氏はスピーチの中で、ロータリーエンジンについて「まだまだ技術的な課題はあるが、飽くなき挑戦の精神開発を進めていく」と語り、「このような夢を描きながら構造改革を進めてきた。今後の夢の実現のために、さらに強固なビジネス基盤を確立し、構造改革の質をさらに高めていく」と将来を示唆した。このスポーツカーとロータリーエンジンについてはそれ以上言及はしなかったが、関係者によれば「今回の発表で社内でも火がついた」という。

今後のマツダのロータリーエンジン搭載スポーツカーに期待したい。

自動車ジャーナリスト

1970年5月9日茨城県生まれAB型。日大芸術学部文芸学科卒業後、自動車雑誌アルバイトを経てフリーの自動車ジャーナリストに。日本自動車ジャーナリスト協会会員。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。YouTubeで独自の動画チャンネル「LOVECARS!TV!」(登録者数50万人)を持つ。

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