人気Youuberラファエルの動画の99%はヤラセ演出だった…『しくじり先生』動画URLあり

出典:『しくじり先生』筆者撮影

KNNポール神田です!

テレビ朝日の『しくじり先生』に人気YouTuberの『ラファエル』が登場し、YouTuberな赤裸々な現状を語った…。動画URLあり

□(2020年)5月18日(月)に放送された 『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日)に、白い仮面にグレーのパーカーがトレードマークの人気YouTuber・ラファエルが登場。

□YouTube業界を騒然とさせた“アカウント停止の全真相”を余すところなく明かし、自身の過去の動画について「99%“やらせ”です」と驚きの真相も初告白した。

□ラファエルは、YouTuberを目指す人に対し、「生涯賃金を稼げるメドが立つまで今いる会社は辞めるな」という教訓を送る。いわく、YouTuberが人気を保ち続けられる“寿命”は5年ほどとのことで、その間にサラリーマン35年分の収入を稼ぐことができるのか、冷静に生涯年収を考えるべきだと力説。「今なら、当時の自分には絶対に会社を辞めさせない」とも断言した。

□地上波放送直後から配信している「ABEMA」版では、ラファエル先生の後編授業“完全版”と、ABEMAオリジナル企画“お笑い研究部”の新作「“リモート番組で爪痕を残す”を考える」の第1弾を配信中だ。

出典:人気YouTuber・ラファエル、猛反省!過去の過激動画は「99%“やらせ”」だった

■YouTuber必見! ラファエルからのメッセージ『YouTuberの寿命は5年』『会社は辞めてはダメ』

2020年5月18日(月)の今回のラファエル氏の『しくじり先生』は、YouTuber必見の回だったと思う。その中でも、YouTuberの寿命はだいたい5年と言及し、35年働くサラリーマンの生涯年収を超えられないので、『冷静に考えて(会社)を辞めちゃダメ』と諭す。ラファエル氏も過去の自分にも言いたいくらいだそうだ。

『生涯年収の2億円(年収500万円×約40年)』をどのように稼ぐかは、サラリーマンの永遠のテーマであるが、YouTuberとして、サラリーマンの生涯年収2億円を5年間で稼ぐとなると、年間4,000万円の収入が必要となる。それくらい稼げてはじめて会社を辞めるべきだという…。

これはかなりハードな条件といえるだろう。しかし、トップYouTuberになれるほどのクリエイションと企画力があれば、他の環境や条件でも生き延びることができるだろうと考えられるが、ラファエル氏でさえも、『会社を辞めるな』と言及していることは傾聴するに値する。

月額20万円稼ぐためには1万人以上の登録者という低い目標では完全にアウトということだ。

■YouTubeアカウント削除の損失は5,000万円

出典:しくじり先生
出典:しくじり先生

2019年1月に、過激すぎる動画ということで、YouTubeからアカウント停止という制裁がなされる。当時のラファエル氏のチャンネル登録者数は240万人。現在(2020年5月)のラファエル氏の登録者数は163万人まで登録者が復活しているが、アカウント停止から、1年半かけても67%の回復でしかない…。

https://www.youtube.com/channel/UCgQgMOBZOJ1ZDtCZ4hwP1uQ

ラファエル氏が言うには、トップレベルのYouTuberのチャンネルはテレビのゴールデンと同じ、『ホームレスに100万円』渡してみたらなんて企画はゴールデンでは絶対にやれない…。

YouTuberの収益源はYouTubeの広告からの分配金である。YouTubeは広告収入の大半(8割とも言われる)をYouTuberに還元しているため、広告主が嫌がるようなコンテンツには非常に厳しくなっている。昨今では児童用のコンテンツはさらに厳しくなった。それだけテレビ以上の良質なコンテンツを集めたいので、そのような収益還元施策をとっているのだ。従来のメディアとの比率の真逆だ。テレビメディアで考えると制作費は広告の半分。しかも、そこから孫請にまで半分とかの世界でクリエイターに渡るのは2割とも言われる。

出典:しくじり先生
出典:しくじり先生

さらにYouTubeの分配金以外に、『企業案件』という個別のPR動画という儲け方がある。しかし、それらがアカウント停止で迷惑をかけてしまう…。むしろこの案件を勝ち取るために事務所に所属する

出典:しくじり先生
出典:しくじり先生

■『テレビとネット、どっちにいたほうがいいかは明確!』

2019年、ネット広告がテレビ広告を逆転 出典:しくじり先生
2019年、ネット広告がテレビ広告を逆転 出典:しくじり先生

ラファエル氏は、テレビ朝日のテレビ番組において、この話題を突きつけた…。番組出演者もこれには大反応!

オードリーの若林氏は『それをテレビでいうか!』と絶句する。

日本においても、ついに2019年にテレビ広告費がネット広告費に抜きされる年となった。『テレビとネット、どっちにいたほうがいいかは明確!』と断言する。

これは、大爆笑であるが、2020年以降、テレビメディアを主戦場としてきたタレントや芸人がネットに流れてくるのが明確となった。

現在の『コロナ禍』がさらにそれに拍車をかける…。そう、テレビメディアでもスタジオ出演の完全自粛で、テレワークでの出演となっているからだ。天才的な芸やオーラを持つタレントたちが、自宅で配信しはじめると、テレビ番組のゴールデン枠でなくても自宅でできるという可能性を、タレントやタレント事務所の方が気づきはじめてもいる。そう、テレビ制作会社も広告代理店もだ。対応できないのはテレビ局のみだ。

関ジャニ∞や嵐もテレワークでの番組で、さすがのバラエティの本質を掴んだ番組展開をこなしている。彼らが本気で課金やCMをつけたネット番組を展開したら…、自粛でスタジアム公演ができないのであれば、それらを考えはじめてもまったく不思議ではない。

テレビメディアとネットメディアの大編成時代が起きようとしている。若年層では当然だが、中高年までもがテレビよりもネット番組の編成をサブスクリプションするような時代になりつつあるだろう。

■ラファエルの動画の99%が『ヤラセ』だった理由

数々の企画がすべてヤラセだった…出典:しくじり先生
数々の企画がすべてヤラセだった…出典:しくじり先生

今回、一番の衝撃は、ほとんどすべてのラファエルの過激な企画などが『ヤラセ』だったことだ。そう、『ヤラセ』とは仕込みであり、演出なのである。

過去動画の『ホームレスに100万円わたしてみたら』『女性に100万円渡してラブホテルに誘う動画』というような企画がすべて『演出』だったということが本人の口から語られたのだ…。これは、もうお見事でしたと言わざるを得ない…。すべての企画や演出が練られたものだからだ。

そして、なによりも『ヤラセのリアクション』が上手いのだ。

ある意味、ラファエル企画は、昭和の頃の元気のあったテレビ時代を彷彿させてくれる…。

水曜スペシャル川口浩の探検隊シリーズなんて、ヤラセの連続で、初代引田天功の大脱出も…。そう、ヤラセでないと企画が成立しない時代だったのである。11PMでは裸体が溢れ、オトナの時間として成立していた。そう、YouTubeはテレビの昭和時代で耳目を集めていたのだ。

コンプライアンス』というカタカナが闊歩するようになった平成、そして『コロナ禍』の令和を迎えてからはすべてが『ゴールデンタイム』のおじいちゃんおばあちゃんからお子様までのお茶の間を想定された作りになってきた。個人ごとの『ロングテール市場』であったはずのネットの世界が、ゴールデン枠の『テレビ禍』しているといっても過言ではない。これはネット広告費がテレビ広告費を抜いたことによってさらに強まる傾向にあるだろう。

■ラファエルの名言『結果が出ないのは努力がたりなかったから』

出典:しくじり先生
出典:しくじり先生

YouTuber業界を目指す人へ贈りたい教訓として…ラファエル氏は、名言を残している。

『世の中にある仕事のほとんど、努力でできないことはない。結果が出ないのは努力がたりなかったから。

2~3回ぶったおれるくらいが努力。努力したらなりあがれる』と言葉を締括多々。

出典:しくじり先生
出典:しくじり先生

■見逃し配信も今なら『アベマTV』で無料で配信中!

期間が過ぎるとと、有料になってしまうので、早めにご賞味ください…。

今回の『しくじり先生』は、テレビ朝日というテレビ局が『アベマTV』というプラットフォームを持つことによっての生き残りたのための施策番組ともいえるような気がしてきた。

後編

https://abema.tv/video/episode/88-77_s1_p52

前編

https://abema.tv/video/episode/88-77_s1_p51

1961年神戸市生まれ。ワインの企画・調査・販売などのマーケティング業を経て、コンピュータ雑誌の編集とDTP普及に携わる。1995年よりビデオストリーミングによる個人放送局「KandaNewsNetwork」を運営開始。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部、サイバー大学で非常勤講師を兼任後、ソーシャルメディア全般の事業計画立案、コンサルティング、教育、講演、執筆、政治、ライブストリーム、活動などをおこなう。メディア出演、コンサル、取材、執筆依頼 などは 070 5589 3604 まで

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