Amazon、ホテル向けAlexaやディスプレイ付きEchoSpotを投入

日本でも発売された Amazon Echo Spot 出典:ITmedia

KNNポール神田です。

米Amazon.comは6月19日(現地時間)、ホテル向けのAlexaサービス「Alexa for Hospitality」を発表した。宿泊客は部屋に設置されたEchoシリーズなどのAlexa搭載端末を使って室内照明を調節したり、ルームサービスを頼んだり、コンセルジュを呼び出したり、エステの予約を入れたりできる。まずは米ホテル大手のMarriott Internationalが採用した。

出典:Amazon、ホテル向けAlexa提供開始 マリオットなどが採用

ホテルとスマートスピーカーの相性はとても良いと思う。何よりもスマートスピーカー未体験の人に、スマートスピーカーの便利さに触れてもらうことができるからだ。一度この利便性を知ってしまうと、価格もそれほど高価でもないのでスマートフォンのフラッグシップモデルに買い換えるならばスマートスピーカーに投資したほうが良いと思う。しかもすでにAmazon Alexa対応の『スキル』は700種類以上という。さらに、ホテル仕様の「Alexa for Hospitality」でホテルの電話でお願いすることがAmazonのAlexa端末のスマートスピーカーで対応できるのだ。またGoogle Homeも「PodCastに対応」ということで切磋琢磨している状態だ。

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出典:Googleがポッドキャストアプリ「Google Podcasts」をリリース。家に帰ってGoogle Homeで引き継ぎ再生できる!

PodcastといえばAppleの独壇場だったのに…スマートスピーカーの市場においては、「オセロ返し」がますます難しくなりつつある。

見えるスマートスピーカー Amazon Echo Spot が2台目半額に!

Amazonは、日本においても2018年6月20日、『Amazon Echo Spot』をついに販売を開始した。2台買うと2台目は半額になるというキャンペーンと共にだ。これはとてもうまい販売戦略だ。

ディスプレイの搭載されたAmazon Echo Spot 出典: ITmedia,Inc.
ディスプレイの搭載されたAmazon Echo Spot 出典: ITmedia,Inc.

Amazon.co.jpは6月20日、液晶ディスプレイを搭載した小型のスマートスピーカー「Amazon Echo Spot」を国内販売すると発表した。ブラックとホワイトの2色があり、価格は各1万4980円(税込)。同日から先行予約を受け付け、7月末に出荷を開始する予定。期間限定で2台購入すると2台目が半額になるキャンペーンや、Echo SpotとArio(アルロ)のネットワークカメラを15%オフで販売するセット商品を用意する。

出典:丸くて小さい目覚まし時計風スマートスピーカー「Amazon Echo Spot」、日本発売

さっそく、予約2台購入し、twitterとfacebookで1台売りに出すとすぐにDMで売り先が決まった。そう、このディスプレイ付きの「Amazon Echo Spot」は、ビデオチャットが可能なので、2台購入して両親や子供に1台プレゼントするなんてことも想定してのことだろう。

ディスプレイが搭載されることによって、普段は時計や天気予報として使用できるだけでもスペースが無駄にならない。料理のレシピもハンズフリーで見えるのでキッチンに置きたくなるスマートスピーカーだ。むしろ、音質にこだわるスピーカーとしてではなく、IoT端末としての小さくコンパクトにこだわるほうが良いだろう。

2台買ったので1台を値引きされている均等割りで購入者を募集かけると瞬殺で希望者が名乗りでてくれた。2台で購入(2万9960円ー7490円)すると実質は1台あたり、1万11235円で購入できたこととなる。

2台購入すると実質7490円割引となる 出典:amazon.co.jp
2台購入すると実質7490円割引となる 出典:amazon.co.jp

Amazonがホテルでスマートスピーカーを展開するならば、ディスプレイ付きのEcho Spotのほうが、フロントの顔を見ながらと思ったが、実際は顔を見せるビデオチャットとなると心理的な障壁が高い。ホテルのフロントも人が対応するならば従来の電話でも一緒だ。合理化ツールとしてのスマートスピーカーは、ある程度ホテル専用の『スキル』で自動化できるところにメリットがある。生身の人間相手で待たされるよりも、スマートスピーカーでシステムと直結した方が、ゲストも待たされなくてすみそうだ。この分野の業務はスマートスピーカーが対応してくれたほうが圧倒的に作業効率は上がることだろう。お役所や受付では、人を介するよりもスマートスピーカーのほうが迅速になりそうだ。

気になるスマートスピーカーの市場シェア

「Google Home」や「Google Home Mini」などGoogleのスマートスピーカ製品は、2018年第1四半期の世界出荷台数で首位となり、初めてAmazonのEcho製品を抜いた。出荷台数はGoogleが320万台、Amazonは250万台だった。

 米国市場が全体に占めるシェアは50%以下となった。GoogleやAmazonが米国以外の市場への拡大を強化したことや、中国や韓国などの市場が勢いを増したことがその一因とみられる。

 これらの結果は、調査企業Canalysの新たなレポートによるものだ。

出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180528-35119854-cnetj-sci
スマートスピーカー市場シェア 出典:調査企業Canalys資料をもとに筆者作成
スマートスピーカー市場シェア 出典:調査企業Canalys資料をもとに筆者作成

Googleとamazonの熾烈なスマートスピーカー争いは予測できたが、AlibabaやXiomiが 18.8%のシェア

その他が17.3%のシェアを獲得している。つまり合計で36.1%もの、Google Amazon以外のシェアが4割にまで成長していることである。

Appleは残念ながらその他の部類の一部だ。

ハンズフリーなIoT端末 今後は自動運転と同様に組み込まれたり、スマホを見ながら他のことをさせることも可能だ。中国勢も含めて、IoT端末のできることは、新たな時代の『マッシュアップ』ビジネスを一段と加速させることだろう。

少なくともAppleは現在の音質を目指すスピーカー『HomePod』ではなく『Siri』を活かせるコンパクトなスマートスピーカーを投入し、iOSユーザーの選択肢になる必要性があるだろう。