スマホ成熟市場のひとつの答えNuAns NEO Reloaded

カラーバリエーションと素材のバリエーションで450通りの組み合わせ

KNNポール神田です!

スマホの成長カーブに飽きてきた…

はっきりいって、現在のスマホに飽きてしまって、つまらない…。そして、あまりボクはこだわりがなくなった。iPhoneにしても、かつてのような驚きと感動を覚えることが、まったくなくなってしまった…。8に搭載されるであろうARとかには興味シンシンだが…。現在はAndroidのNexus 5Xを使っているけれども、乗り換え機種をモロモロ物色中…。しかし、乗り換えたくなる機種があまりない…。そう、スマートフォンに新たな刺激を求めていても、スマホそのものが成熟化してしまっているから大差がなくなりつつある…。

トリニティのNuAnsの新製品の発表があるというので、行ってきた…。しかし、スペック争いや、中国スマホにブランドだけ載せた製品には興味がない…。今回、発表会にいったトリニティという会社は、iPhoneやiPadのケースでは、かなりエッヂの効いたメーカーだ。ケース類では、iPhoneのサードパーティーとしては名をはせていたが、突如、2016年1月に、Windows 10 Mobile搭載のスマートフォン『NuAns NEO』でスマホメーカーとして参入したのだった。もう、これにはレンタルDVDのNetFlixが、オリジナルのハリウッド映画を作り始めるくらいの驚愕ぶりだった。今までのケース選びの楽しさをWindowsMobileに持ち込んだのだ。そりゃ、誰だって、Androidでヤレないのか?と思う。それが今回実現したのだ。NEO Reloadedとして、2017年5月に発売となる…。約3ヶ月後だ。通信会社の解約手数料が緩和されるので興味を抱いている。もちろん、SIMロックフリー端末だ。

http://neo.nuans.jp/reloaded/

Androidで純正ケースが450通りものデザインから選べる!

新型スマホというと…スペックが気になるが…それは後回しだ!

何よりも、とんがっているのが、ケースメーカーとしてのDNAだろう。基本となる2種類のカバーの組み合わせで450通りものケースデザインが、「純正」メーカー品で選べるという。ケースなんて、どうでもいいよ…と思っていたが、手にもった質感がとても気になった。布、木、コルク、石などの素材を上下、2段で自由に纏うことができるマトリックスな組み合わせの世界感。奇をてらわない素朴な味わい。成熟したスマートフォン市場への解決策としての、良質なオトナなスマホと感じた。

スマホの手触りをカスタマイズできること

こだわりのレザーの質感などのバリエーション
こだわりのレザーの質感などのバリエーション

1日の中で、常に肌身離さず、一番触れているデバイス。スマートフォンは、見ている以上に持っているデバイスだ。だからこそ、持った時の質感は上質でなければいけないと思う。竹素材があったり、起毛のついたファブリック素材、岡山県の児島デニム、コルク、石、レザー、スエード、懐かしいクラリーノにいたるまで、いろんな素材を手に取り、上下にアッセンブルできる。それはオンナの子のお洋服取替感覚だけでなく、オトコの質感へのこだわりも刺激する。

石の表面加工ケースは、原始時代の狩りのためのハンドアックスを彷彿させる?

スマートフォンに機能は当然、求められるが、その先は、日常持ち続けていることに対しての「こだわり」と自分のツールとしてのふさわしい「たたずまい」だと思う。過度な宝飾品でデコって飾り立てるのではなく、素材の良さからくる満足感を感じたいのだ…。握り心地でスマートフォンを評価できる国民性は世界でも日本人くらいではないだろうか?

記者会見で星川社長は、NEO Reloadedの3Dデータも無償公開するので、お好きなデザインのケースを3Dプリンターで作ってくださいという。自分なりのこだわりの素材でくるむことができるのだ。

ウェブサイトでは組み合わせを画面で確かめられる…

http://neo.nuans.jp/reloaded/simulation/

うん?これはどこかで経験したことのあるデジャブーだ。Apple WATCHを選ぶ時にケースベゼルとバンドをああでもないこうでもないで選んだ記憶が蘇る。実際にショップで『試着』した時の感覚はもはや、ガジェットではなくファッションだった。おそらく、このNEO Reloadedもあの時の感覚に近いものになることだろう。

スペックもandroid上位機種同等の体力

スペックは、Snapdragon 625(MSM8953)、ソニー製メインF2.0 1,300万画素&インF2.2 800万画素、シャープ製5.2 インチ1920 × 1080  428ppi 

http://neo.nuans.jp/reloaded/spec/

日本的なこだわりが随所に感じる造り

しかし、大事なのはスペック、カタログ表示だけでは伝わらない日本的なこだわりを感じる作りだと思う。

日本の、ベンチャーでありながら、シャープのディスプレイ、旭硝子のガラスDragontrail Pro、ソニーのカメラとこだわりのスペック。ケースでは、東レやクラレ、倉敷ジーンズなども。特にクラレのクラリーノ素材のランドセルで70年代をすごしたのでとても懐かしくも新しく感じる。

それだけではなく、何か日本が忘れていたモノづくりの本質を見た気がする…。

日本の大手メーカーが売り上げを求め、合議制で売れるものを模索すればするほど、中途半端な仕上がりになっていった。日本の製造業全体がジレンマを味わっている。そして、携帯製造会社でない中小企業がアイデアと企画で世界の工場、中国深センで作らせるというビジネスモデルだ。考えてみると、日本のメーカーで作られた精密部品が中国へ輸出され、アッセンブルされ、完成品として日本に帰国してくるのだ。トランプ大統領ではないが、自国の雇用を守れと深センの工場を日本国内に造ってもらいたいほどだ。巨大な世界市場ではなく、日本人の好みを考えた機能デザインにも注目したい。

・お財布ケータイ機能

・FMラジオ(ワイドFM受信)

・ストラップ穴

・カードポケット(クレジットカード1枚分が本体に収納可能)など。

・プリインスト-ルのOSはAndroid 7.1 アップデート対応可

・防滴、防水

レッドオーシャンでの勝負を挑む日本型ベンチャー

女子好みの、インカメラの顔面補正などのハード的なギミックにも走らず、デュアルレンズのぼかしなどにもあえて挑まなかったのも正解だろう。差別化する機能ではなく、基本を満たすということのほうが重要だ。何よりも、ユーザーの視点に一番近いところにあるスマホメーカーのような気がする。

Windows10という市場から、Androidという本丸市場への挑戦。発売は2017年5月。4ヶ月後にはApple iPhone8(※仮称)の発売が控えていることだろう。成熟したスマートフォン市場。NEO Reloadedは日本人好みのアッセンブルでどこまで日本市場に食い込んでいけるのだろうか?

販売チャネルが増え、ワイモバイルなどの全国規模の通信キャリアまでを口説き落としたようだ。2年間の縛りがありながらも、格安SIMがまだよくわからないユーザーはたくさんいる。2年縛りで月額いくらという買い方、ワイモバイル店舗での本体の選択バリエーションが増えるのは一般ユーザーにも理解してもらいやすいことだろう。

2017年2月20日より、予約サイトも稼働。アンケートに答えると、外側ケースワンセットが発売時期にもらえるという。元気のあるベンチャーが果敢に大企業、レッドオーシャンに挑戦している。Appleから学んだモノづくりのマインドがandroid市場でどこまで行けるのか?非常に楽しみだ。

http://neo.nuans.jp/store/