SMAPが20年後も「検索」で生き続けられる為に…

(写真:アフロ)

KNNポール神田です!

いよいよ2016年12月26日(月)の「SMAP×SMAP」のオンエアーでSMAPというメンバーが全員そろうシーンは見納めになる。…紅白歌合戦のサプライズ出演という期待は、サプライズがあったらあった時に喜べば良い。確率の低い可能性に期待するほどコクなことはない。

あの「SMAP×SMAP」で頭を下げて謝罪してからの、いきさつは何も説明なされていないまま解散へと向かう。できるものならば、正しく心情を伝え、何が問題であったのかも明確にして貰いたいものだ。せめて、あの謝罪放送から何が変わったのかくらいは伝えられるはずだろう。それでないとあの謝罪の意味がない。

少年期から事務所の業務委託契約で働きづくめ、メンバーも指定されたメンバー、過酷な労働時間、一般人と違ってプライバシーも皆無。アイドルとしての人生の代償もとてつもなく大きかったはずだ。それらが2016年で終わる。また、いつかなんて期待は抱かせないで欲しい。むしろ、この記事で伝えたいことは、20年後のSMAPのことだ。

SMAPが20年後も「検索」で生き続けられる為に…

2016年、SMAPと言えば誰もが脳裏に鮮明に残るアイドルだ。

しかし、ピンでソロになったメンバーがどれだけ活躍できるかは未知数だ。特に芸能界ほど浮き沈みの激しい世界はない。ジャニーズ事務所の後ろ盾がない芸能界での生存率は限りなく低いのは過去の歴史が証明している。

権利的に「SMAP」という名で芸能活動がなされることは二度とないだろう。今から20年後…。

2036年、あなたは何歳になっているだろうか?筆者は75歳だ。SMAPのメンバーは、木村さん、中居さん組が64歳だ。最年少の香取さんが59歳だ。もしかすると、20世紀型の「テレビ」というメタファーはすべてIoT化されたネット上の何か別物になっているのかもしれない。技術的特異点のシンギュラリティが訪れており、CPUの能力が人間の脳を超越しているのかもしれない。

何かのきっかけで、「2016年って”SMAP”が解散した年なんだよね?」とあなたのお子さんやお孫さんや曾孫さんから質問されたとしよう。あなたは、「そうなのよねぇ…」ってライブDVDやCD、雑誌、コンサートグッズをさっと取り出せるだろうか?20年も経過すると、もうそれは難しい…。そこで「検索」する。

しかし、1988年から2016年までの28年間の活動期間とするならば、ネットでアクセスできる情報は限りなく少ないのがSMAPだ。

そう、それはジャニーズ事務所の、いやジャニー喜多川さんの方針だからだ。かつてから異論は唱えてきたつもりだ…。

表紙に顔がない電子雑誌のパッケージ的意義を問う

なぜ?デジタルで買えない?SMAPの「 #世界でひとつだけの花 」

「事務所のタレントを育ててくれたのは、テレビであり紙媒体だ。特に毎週、毎月、紙媒体の表紙を飾らせていただくことによって所属タレントは認知されてきた。しかしインターネットの媒体では、それらが勝手にコピーされてしまい、紙媒体さんの売上をないがしろにしてしまったからだ」という理由で「紙媒体を守る為に」全面NGになってしまったという。

出典:某ジャニーズ事務所の電子媒体NG政策

もし、これが事実だとするならば…。解散した後のSMAPには紙媒体への恩義を感じる必要はどこにもないだろう。せめて、ファンがいつでもネットでアクセスできるオフィシャルの公式映像や公式画像のいくつかはファンサービスのひとつとして公開できないものなのだろうか?SNSで言及する際の「アー写(アーティスト写真)」やアーティスト動画で良いのだ。もちろん、商業利用などには使えないという条件で良いと思う。

SMAP解散後に生まれた人にも、日本を代表する平成の男性アイドル、国民的アイドルがどんな人たちだったのかが最低源説明できるような公式アーカイブをネットでアクセスできるようにしてもらいたいものだ。