不当表示問題、ホテルだけで終わるはずがない
本日、「偽装メニューの先にくるもの」という記事を寄稿したが、その後も、続々とfacebookなどで情報が集まった。
たとえば、
回転寿司のあの安さは、長引くデフレと企業努力とサプライチェーン網の改革のおかげと信じていたが、どうやらそうではないようだ。
さらに、NAVERまとめを見てみると、回転寿司屋に行く気が、完全に失せてしまった。
おいしいね!回転寿司で大活躍の偽装魚まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2133554454846832501
大手チェーンでは明確な産地表示からアレルギー表示もされているけれども、それ以外の寿司屋のメニューは、偽装とまでは言わないまでも、不当表示が多いと言えそうだ。
引用文にあるように、水産庁の魚介類の名称のガイドラインを見ても明確だ。
つまり、このガイドラインは、生鮮魚介類の小売販売事業者だけであり、その魚介類を加工し、調理する事業者、外食産業においては、このガイドラインが適応されていない。
しかしだ…。もし、水産庁が外食事業者に対しても、ガイドラインを策定したとすると、寿司屋さんでの注文体系が大きく変わってしまうことだろう…。
マグロ→アロツナス
鯛→ナイルテラピア
ブリ→シルバーワレフ
ネギトロ→アカマンボウ
サーモン→ニジマス
イワシ→スプラット
カンパチ→シイラ
エンガワ→オヒョウ などなど…。
これを覚えて、オーダーはほぼ不可能だわ。
食肉の偽装問題と同じで、メニューの不当表示も、どこからどこまでが、許容範囲なのかを迅速に決めないと外食産業全体がショックを受けてしまうことになりかねないぞ!