「こんなにも願ってんだ こんなにも祈ってんだ 心に花咲くような日々を」

 コロナ禍で押し殺された思いを爆発させるようなロックサウンドが胸に響く。BiSH、豆柴の大群などを手掛ける音楽プロデューサー松隈ケンタ=福岡市在住=率いるBuzz72+(バズセブンツー)の新曲「world end」。25日に公開されたミュージックビデオは、しぼんだ心の花に水を与えてくれる。

 「world end」(詞:井上マサハル・北島ノリヒロ、曲:松隈ケンタ)は7月14日にリリースされる新作EPのタイトル曲。

 エモーショナルな松隈サウンドに乗せ、ボーカル井上のねじ込むようなしゃがれ声が鬱屈を吹き飛ばす。

 「満たされる事のないこの時代には もうさらばだ もう何も恐れないんだ」

 「空に七色の虹を描け world end」

 松隈は「新型コロナを取り巻く状況によって、世界は元に戻るというより、新しいものに変わっていく」と見ている。皮肉を込めて「world end」というタイトルにしたが、「世界が終わるということではなく、新しい世界が始まるという思いを込めた」という。

 新作EPには、福岡ソフトバンクホークスの応援歌「サンライズ」「Don’t be afraid」とともに5曲を収録した。

 Buzz72+は福岡発の4人組ロックバンド。昨年、13年ぶりに再結成を果たしたが、復活イベントは新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止に。

 今年7月、再結成後初となる14年ぶりの有観客ライブ「JUNCTION 2021」を東京・福岡の2カ所で開催する。東京会場にはBiSHのアユニ・Dによるソロバンドプロジェクト「PEDRO」も駆けつけて盛り上げる。

 ライブは7月23日に福岡・DRUM Be-1で、24日に東京・Zepp Tokyoで開催(いずれも午後6時開演)。チケット一般販売は6月26日午前10時から。

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