英ヘンリー王子の婚約者は次のファッションアイコンになり得るか?

ケンジントン宮殿に姿を見せたヘンリー王子とメーガン・マークルさん(写真:Shutterstock/アフロ)

 イギリス王室は11月27日、ヘンリー王子とアメリカ人女優のメーガン・マークルさんの婚約を発表した。挙式は来年5月、ロンドン郊外のウィンザー城にあるセントジョージ礼拝堂で行われるという。報道では、彼女に離婚歴があることや母親がアフリカ系アメリカ人であることなどバックグラウンドにばかりスポットが当てられている。しかし、ここではロイヤルファミリーに加わるマークルさんのファッションアイコンとしての可能性に目を向けたい。

 イギリスのロイヤルファミリーの女性といえば、これまでもファッション業界やトレンドに大きな影響を与えてきた。例えば、故ダイアナ妃はコートを肩に掛けるスタイルや、男性的なテーラードアイテムのフェミニンな着こなし、ワンショルダードレスなどでそれまでのロイヤルファミリーのファッションを変革するとともに時代の先を行っていた。また、キャサリン妃は「ザラ(ZARA)」など手頃なブランドの服も着用することで話題を集めた。実際、彼女が着用したことがきっかけで人気に火が点いたブランドも少なくない。特に日本では彼女たちのファッションへの関心は高く、ファッション誌のウェブサイトの記事でもイギリス王室ネタは特に人気があると聞く。それはコンサバをベースにしつつも古臭さを感じさせず、モダンで品のあるスタイルにあるように思う。

マークルさんは大の靴好き?

 では、マークルさんのファッション感度はどうなのか?インスタグラムの写真を見る限り、普段から「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」や「シャーロット オリンピア(CHARLOTTE OLYMPIA)」などを愛用する大の靴好きのようだ。婚約発表直後、ヘンリー王子と共にケンジントン宮殿に姿を見せた際も足元は、1年以上前から履いているフィレンツェの高級シューズブランド「アクアズーラ(AQUAZZURA)」のストラップパンプス。まだ知名度のさほど高くないブランドを選ぶあたりはかなりの通と言える。

 服はというと、代表作のドラマ「スーツ(SUITS)」ではタイトスカートの印象が強い彼女だが、プライベートでは美脚を生かしたワンピースやシャツにデニムなど飾らないカジュアルな装いが多い。一方、バッグは「セリーヌ(CELINE)」や「サンローラン(SAINT LAURENT)」を愛用しているようで、シンプルな服に靴やバッグでアクセントを加えるスタイルは好印象。参考にもしやすく、世の女性からも支持されるのではないだろうか。今後ロイヤルファミリーになり、どのように変化するのか気になるところだ。

注目のウェディングドレスは誰が手掛けるのか?

 ウィリアム王子とキャサリン妃の挙式の際もそうだったが、毎回ウェディングドレスを誰が手掛けるか?は注目を集める。キャサリン妃は英国ブランド「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」を手掛けるサラ・バートンがデザインしたドレスを着用。のちにバッキンガム宮殿に展示された実物を見たが、花のモチーフのレース使いと伝統的なコルセット風のデザインが印象的な繊細で非常にエレガントなものだった。

 これまでロイヤルウェディングのドレスは英国ブランドのデザイナーが手掛けており、今回もすでにイギリスのメディアでは、ドレスに定評があり今年「H&M」ともコラボした「アーデム(ERDEM)」のアーデム・モラリオグルをはじめ、アントニオ・ベラルディやジェニー・パッカムなどが噂されている。しかし、マークルさんはアメリカ出身であることから、もともと彼女と親交がありヘンリー王子と引き合わせたと言われているミーシャ・ノヌーや、若返りを図っている「オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」のローラ・キムとフェルナンド・ガルシアなどアメリカブランドのデザイナーの名も挙がっている。