静岡県の紅葉は遅れ気味・・・赤や黄と湖のコントラストが見られるのはいつ?

川根本町の夢の吊橋(今月3日 筆者作成)

寸又峡のコバルトブルー

夢の吊橋(今月3日 筆者撮影)
夢の吊橋(今月3日 筆者撮影)

今月3日に川根本町の寸又峡温泉に行き、SNSなどで話題の夢のつり橋を渡ってきました。寸又峡を流れる寸又川をせき止めて作られた大間ダムの湖にかかる橋です。とにかく湖の色がきれい!

きれいな色の理由の一つは、湖の透明度と光の性質です。

太陽の光にはいろいろな色が混ざっています。青が波長が短く、赤が波長が長いです。波長の短いものは散乱されやすいという性質があります。つまり、青が散乱されやすいんです。

非常にきれいな水には少ししか微粒子がないので、青以外の色がなかなか散乱されません。青ばかりが散乱されて、私たちの目にはきれいなコバルトブルーに見えるようです。

大間ダムの湖は底が見えるほど透明できれいなため、このきれいな色が出るんだそうです。

夢のつり橋にも台風19号の影響

ただこのきれいなコバルトブルーが一時期見られなかったそうなんです。先月の台風19号の影響で上流から大量の土砂が運ばれ、一時は湖が白くなってしまったそうです。台風の影響はこういうところにも出ていたんですね。

今月3日に伺ったときにはきれいな色に戻っていました。

川根本町まちづくり観光協会の方に話を伺いましたが、紅葉の時期を前にきれいな色が戻ってきてほっとされていました。これからの時期は、紅葉の赤や黄と湖のコントラストを楽しんでほしいとお話しされていました。

静岡県の紅葉は遅れ気味

今月3日の夢の吊橋から見た木々の様子(筆者撮影)
今月3日の夢の吊橋から見た木々の様子(筆者撮影)

今年は紅葉が遅れ気味です。平年だとこの時期は内陸の地域は見ごろを迎えているんですが、寸又峡も一部で染まっている程度でした。朝晩の冷え込みが弱いことが原因です。

ただ、11月になって朝晩が冷えるようになってきました。下のグラフは寸又峡に近い、静岡市井川の最低気温です。平年より低い日が多くなってきました。

静岡市井川の最低気温(気象庁のデータから筆者作成)
静岡市井川の最低気温(気象庁のデータから筆者作成)

紅葉は最低気温が一桁の状態がしばらく続くと進むといわれています。来週、再来週とどんどんきれいになっていきそうです。