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人事が知っても損はない小ネタ・1~マイナビ・インターンアワードの謎を探る

石渡嶺司大学ジャーナリスト
(写真:アフロ)

◆マイナビが主催のインターンシップアワード

マイナビは2018年からインターンシップアワード(正式名称は「学生が選ぶインターンシップアワード」を実施しています。

名前の通り、インターンシップの賞です。サイトには、こうあります。

「学生が選ぶインターンシップアワード」は、仕事・業界・社会への理解を深めることに貢献したインターンシップ・プログラムを表彰しています。

https://job.mynavi.jp/conts/2022/is_award/

今年は4回目がすでに締め切り済みで、5月に受賞企業・団体が公表予定。

ところで、ノミネート企業を見ていくと、結構、謎があります。

大賞(1回目は最優秀賞)は、1回目が富士通、2回目が三菱電機、3回目が生和コーポレーション。

結構大企業寄りか、と思いきや、中小企業や大学も入っています。

そもそも、インターンシップへの表彰で、文部科学省などが後援している割に、3回目の応募企業は「361法人、482プログラム」(マイナビのサイトより)。

4回目の応募企業も見ていくと、ニトリ、三井化学、三菱自動車工業など大企業がある一方、従業員規模は小規模としか思えない税理士法人も入っています。

それと、大学も応募していますが(いやまあ、学校法人だから応募資格はあるわけですが)、東北大、明治大、杏林大など、大学の地域や偏差値などはバラバラです。

関係者に話を聞いていくと、そのからくりが見えました。

※以下、非公開部分の小見出しは以下の通りです。

◆応募自体が面倒

◆マイナビ以外の企業12社の内訳は

◆大学が多い理由

◆応募する価値は

非公開部分は合計約1200字になります。

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大学ジャーナリスト

1975年札幌生まれ。北嶺高校、東洋大学社会学部卒業。編集プロダクションなどを経て2003年から現職。扱うテーマは大学を含む教育、ならびに就職・キャリアなど。 大学・就活などで何かあればメディア出演が急増しやすい。 就活・高校生進路などで大学・短大や高校での講演も多い。 ボランティアベースで就活生のエントリーシート添削も実施中。 主な著書に『改訂版 大学の学部図鑑』(ソフトバンククリエイティブ/累計7万部)など累計31冊・65万部。 2023年1月に『ゼロから始める 就活まるごとガイド2025年版』(講談社)を刊行予定。

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