就活相談13・会社説明会の満席表示、逆転方法は?

質問:中堅大の学生です。大学名差別で説明会などに参加できなそうですが、逆転する方法はあるでしょうか?

回答:大学名差別をやっているかどうかはともかく、説明会がすぐ満席になるのはよくある話です。

で、逆転する方法を、とのご質問ですが、実に簡単で、その企業に電話するだけです。

「××大の石渡と申します。×月×日の説明会、満席表示が出ていますがどうしても参加したく、立ち見で結構なので何とか参加させていただけないでしょうか」

そこまで話せば、説明会くらいなら、と認めてくれる企業は多いはず。

仮に断られても、どうしてもあきらめられないなら、当日、その会場に行って、「お電話でもお許しをいただけなかったのですが、どうしてもあきらめられず~」と懇願するのです。

それでもダメならご縁がなかったとあきらめましょう。

この話、学生に紹介して10年くらいになります。これで説明会に参加できて内定までこぎつけた、という例も知っています。

私だけでなく、キャリアセンター職員やカウンセラーなどもこの手をよく紹介していて、勝率は6~7割というところ。

だけど、これができない学生は結構います。大学名差別だなんだと嘆くくらいなら、電話する手間を惜しまない方がよっぽどいいと思いますけどね。

※『300円就活 面接編』(角川書店 電子書籍)より引用

1975年札幌生まれ。北嶺高校、東洋大学社会学部卒業。編集プロダクションなどを経て2003年から現職。扱うテーマは大学を含む教育、ならびに就職・キャリアなど。2018年は肩書によるものか、バイキング、ひるおびなどテレビ出演が急増。ボランティアベースで就活生のエントリーシート添削も実施中。主な著書に『大学の学部図鑑』(ソフトバンククリエイティブ)『キレイゴトぬきの就活論』(新潮新書)『女子学生はなぜ就活に騙されるのか』(朝日新書)など累計30冊・62万部。2021年1月に『就活のワナ』(講談社プラスアルファ新書)を刊行。

有料ニュースの定期購読

新卒・若手を採用したいなら知っておきたい「最新の就活・大学事情」サンプル記事
月額550円(初月無料)
月2回程度
「採用氷河期」が長く続いていますが、企業の新卒採用担当者にノウハウが蓄積されていないのも一因ではないでしょうか。学生の資質、大学や学部の体制やカリキュラム、就活・採用のサービスや制度などが目まぐるしく変化する中、真にアップデートさせなければならないのは、採用担当者の知識と意識です。本連載では、大学・就活取材歴18年の著者が、採用担当者のために本当に必要な最新情報やノウハウを厳選してお届けします。

あわせて読みたい

Facebookコメント

表示

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。