グーグルが日本語対応スマートスピーカーを発売
グーグルは音声アシスタント機能に対応したスピーカー「Google Home」の日本語対応版を10月6日から発売すると発表した。
Google Homeはアシスタント機能に対応した、音声で動作するスマートスピーカーだ。
すでにアメリカなどでは発売されていたが、ようやく日本語に対応し、日本で発売されることになった。
Google Homeは、例えば「おはよう」と話しかければ、時刻やその日の天気、カレンダー、交通情報、ニュースなどを音声で読み上げてくれる。
また、料理をしている際、「タイマーを3分、お願い」と話しかければ、3分を図って教えてくれる。
ほかにも、「JUJUの曲を再生して」と話しかければ、該当する音楽を再生するだけでなく、「音量を7に上げて」といえばボリュームが上がり、「次の曲」といえば、次の曲にスキップするようになる。
また「〇〇座の運勢は」「豆知識を教えて」「早口言葉を言って」「ダジャレを言って」というような雑談にも答えてくれるという。
Google Homeは6人の声を聞き分ける能力をもっており、家族それぞれのスケジュールを個別に教えてくれたりもする。
さらに、家電との連携も可能となっており、 Google Homeに「Youtubeで〇〇見せて」と話しかければ、Chrome castに対応したテレビでその動画が再生することもできる。
今回の Google Home日本語版の発売に向けて、朝日新聞やNHKラジオニュース、TBSラジオ、日経電子版、ニッポン放送、毎日新聞、ラジオNIKKEIなどがニュースのコンテンツ提供を行う。
音楽・動画関連でも、Google Play Music、Spotify、Netflix、ラジコ、Youtubeが対応する。
Google Homeは10月6日より1万4000円(税抜)で、Googleの直販サイトや家電量販店で発売される。また、10月23日からは小型版のGoogle Home Miniが6000円(税抜)で発売される予定だ。
スマートスピーカーは、グーグルのほかにもLINEやアマゾンが年内に発売を予定しており、早くも競争が激化しそうだ。