アップルが日本でキャリア決済を導入。ただし、auのみ

キャリア決済を導入し、さらなるアプリ売り上げを狙うアップル

支払い情報にキャリア決済メニューが表示されるようになった
支払い情報にキャリア決済メニューが表示されるようになった

アップルが日本で初めてキャリア決済を導入したことが8月17日早朝、明らかになった。

キャリア決済とは、携帯電話料金とともに支払える機能で、日本では1999年のiモード開始時から広く広まった。これまで、MacやiPhoneなどで音楽や有料アプリを購入した際は、クレジットカード支払いやコンビニで販売されているプリペイドカードを入手したのち、決済する方法しかなかったが、8月17日からは、auユーザーであれば携帯電話料金と一緒に後払いで清算することが可能となる。現状ではauのみが対応しており、NTTドコモ、ソフトバンクユーザーは利用できない。

日本市場においては、ケータイ時代にiモードやEZウェブといったコンテンツサービスが普及し、携帯電話料金と一緒に有料サービスの料金を支払うというのが一般的だ。

今回、auがアップルのキャリア課金に対応したことで、ユーザーとしても有料アプリやゲームのアイテム課金がさらにやりやすくなると見られている。

また、auユーザーはキャリア課金にすることで、au WALLET ポイントが貯まるというメリットがある。

ちなみに、従来のクレジットカード課金からキャリア課金に変更するには自分で設定する必要がある。iPhoneの設定からiTunes/App Storeを選び、Apple IDをタップ。Apple IDを表示後、お支払情報を選ぶとキャリア決済を選択できるようになる。その後、自分の電話番号を打ち込むと、4桁の番号がSMSで送られてくるので、それを入力すれば設定は完了となる。一度、設定を行えば、Macなどでもキャリア決済で支払える。

なお、NTTドコモ、ソフトバンクを契約しているiPhoneでもキャリア決済の画面が出てくるが、タップしても「キャリア決済はauでのみご利用いただけます」というメッセージが出て変更できないので注意が必要だ。

日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経TRENDY編集記者としてケータイ業界などを取材し、2003年に独立。現在は国内キャリアやメーカーだけでなく、グーグルやアップル、海外メーカーなども取材する。日経新聞電子版にて「モバイルの達人」を連載中。ニコニコチャンネルでメルマガ「スマホ業界新聞」を配信。近著に『iPhone5から始まる!スマホ最終戦争』(日本経済新聞出版社刊)がある。

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