NTTドコモが春スマホ8機種を発表

春モデルでは全機種でAndroid4.1を採用する

NTTドコモは1月22日、春商戦向け新製品スマホ8機種、タブレット2機種を新たに発表した。先日、ソニーが発表した「Xperia Z」や2画面の折りたたみ形状を採用した「MEDIAS W」が話題となりそうだ。全機種、Android4.1に対応。NTTドコモとしては初となるフルHD端末も5機種揃っている。順番に新機種を見ていこう。

■Xperia Z SO-02E(ソニーモバイル)

背面にガラスを採用し、高級感のあるデザインに仕上がっている
背面にガラスを採用し、高級感のあるデザインに仕上がっている

ソニーが1月上旬に発表済みのモデルがNTTドコモから発売されることが正式に発表となった。薄型で、かつ質感が高く、幅広いユーザーから人気でそうなモデルだ。日本市場のニーズも捕らえており、おサイフケータイ、赤外線にも対応。5インチのフルHDによる大画面ディスプレイに、1.5GHzのクアッドコアCPUを搭載。バッテリーは2330mAhと大容量となっている。

Xperiaシリーズと言えば、従来は曲線を生かしたデザインが多かったが、Xperia Zは、角張ったフラットなフォルムに仕上がっている。本体は7.9mmと薄く、まるでガラスの一枚板のような質感となっているのが特長だ。背面はガラス、電源ボタンにはアルミを採用するなど、高級感のあるデザインといえる。発売は2月の中旬を予定する。

■サイズ/139×71×7.9mm■重さ/146g■メインディスプレイ/5インチフルHD■バッテリー/2330mAh■メインカメラ/1310万画素■CPU/1.5GHzクアッドコア■色/ブラック、ホワイト、パープル

■AQUOS PHONE EX SH-04E(シャープ)

女性を意識したコンパクトなデザインを採用している。
女性を意識したコンパクトなデザインを採用している。

女性をターゲットにしたモデルで、コンパクトで持ちやすいデザインに仕上がっている。資生堂「ビジンメークナビ」といったアプリを内蔵しているのが特長。アプリで顔写真を撮り、マキアージュを使ってメイクのシミュレーションができる。顔写真にメークをリアルタイムに施せるのはクアッドコアCPUだからこそ行えるのだという。

■サイズ/128×64×10.9mm■重さ/145g■メインディスプレイ/4.5インチHD■バッテリー/2000mAh■メインカメラ/1310万画素■CPU/1.5GHzクアッドコア■色/ピンク、ホワイト、ブラック

■MEDIAS X N-04E(NECカシオ)

非接触充電技術「Qi」にも対応する
非接触充電技術「Qi」にも対応する

冬商戦向けモデルとしてディズニーモバイルスマートフォンが発売されていたが、こちらはそのベースモデルといえる端末。しかし、性能は向上しており、デザイン的にもフラットな面が強調されるなど進化している。4.7インチの有機ELディスプレイでカメラは1310万画素。「ブルーライトカット」機能を備え、ディスプレイからのブルーライトを30%カットできる機能を持つ。今人気の「ブルーライトカット眼鏡」をかける必要がない。

■サイズ/136×68×10.4mm■重さ/155g■メインディスプレイ/4.7インチHD■バッテリー/1980mAh■メインカメラ/1310万画素■CPU/1.5GHzクアッドコア■色/ブルー、ホワイト

■ARROWS X F-02E(富士通)

富士通の得意技とも言うべき「プライバーシーモード」を強化
富士通の得意技とも言うべき「プライバーシーモード」を強化

画面周辺のフレームが細く設計されているため、大画面でありながら、持ちやすいサイズ感を実現している。富士通のケータイと言えば、プライバシーモードが充実していることで有名だが、ARROWS Xでもさらにプライバシーモードが強化され、人に情報を盗み見られないような工夫がいくつも施されている。カメラは1630万画素、Tegra3、1.7GHzのクアッドコアCPUを採用する。

■サイズ/140×69×10.3mm■重さ/1457■メインディスプレイ/5インチフルHD■バッテリー/2420mAh■メインカメラ/1630万画素■CPU/1.7GHzクアッドコア■色/ブラック、ホワイト

■ELUGA X P-02E(パナソニック)

冬商戦ではスマホを発表できていなかったパナソニックが満を持してLTEスマホを投入
冬商戦ではスマホを発表できていなかったパナソニックが満を持してLTEスマホを投入

画面周辺のフレームが細く設計されているが、これはフレーム部分にメタルを採用しているため、細いが強固な作りとなっている。5インチのフルHDと大画面であるが、パナソニック独自のユーザーインターフェイスが採用され、画面下半分にアプリのアイコンを並べることができ、手の小さい人手も操作しやすくなっている。NOTTCの受信感度を強くできるアンテナが付属する。

■サイズ/139×68×9.9mm■重さ/152g■メインディスプレイ/5インチフルHD■バッテリー/2320mAh■メインカメラ/1320万画素■CPU/1.5GHzクアッドコア■色/ブルー グリーン、ブラック

■Optimus G Pro L-04E(LGエレクトロニクス)

バッテリー容量を拡大し、長時間利用に強くなったOptimus
バッテリー容量を拡大し、長時間利用に強くなったOptimus

3000mAhという大容量バッテリーを搭載。ディスプレイ部分にはガラス面とタッチセンサーを一体化させる技術より、タッチパネルの感度が大幅に改善されている。前モデルであるOptimus Gが昨年秋に発売となっているが、CPUが1.5GHzから1.7GHzに強化されている。バッテリーが大型化されたことで、防水には対応しなくなった。

■サイズ/139×70×10mm■重さ/160g■メインディスプレイ/5インチフルHD■バッテリー/3000mAh■メインカメラ/1320万画素■CPU/1.7GHzクアッドコア■色/ブラック、ホワイト

■Asend D2 HW-03E(ファーウェイ)

グローバルモデルを日本市場に特化して投入する
グローバルモデルを日本市場に特化して投入する

Asend D2は日本専用モデルとして開発された。4.7インチのディスプレイを採用。水をはじくディスプレイになっており、画面が水で濡れていても、手の動きだけを感知して、誤動作することなく操作できる。カメラ機能も充実しており、ソニー製のセンサーである「Exmor RS」を採用。HDRムービー撮影も可能だ。今回、発表されたNTTドコモのスマホ新製品のうち、唯一の下り112.5Mbpsに対応する。

■サイズ/133×67×9.9mm■重さ/140g■メインディスプレイ/4.7インチHD■バッテリー/2150mAh■メインカメラ/1310万画素■CPU/1.5GHzクアッドコア■色/ホワイト

■MEDIAS W N-05E(NECカシオ)

薄型技術を活用し、2画面でありながら、携帯性も確保している
薄型技術を活用し、2画面でありながら、携帯性も確保している

2画面を折りたたんで使える全く新しい機構を採用。普通に使うと4.3インチのスマホだが、画面を広げ、2画面を並べると5.6インチとして使える。片方の画面でブラウザを見ながら、もう片方でSNSを楽しんだり、SNSを見ながら、もう一つの画面でキーボードを打ち込むといった使い方が可能。「使うときは大きく、普段はたたんで使う」という新たなスタイルを提案する。折りたたみではあるが、大きすぎることはなく携帯性に優れているのが特長。人に自慢したくなる変わりダネスマホと言える。ちなみに、防水、おサイフケータイ、赤外線などには非対応となっている。

■サイズ/136×64×12.2mm■重さ/183g■ディスプレイ/4.3インチQHD×2枚■バッテリー/2100mAh■メインカメラ/810万画素■CPU/1.5GHzデュアルコア■色/ブラック

■Xperia Tablet Z SO-03E(ソニーモバイル)

薄くて軽いので、10インチでありながら、携帯性はかなり高い
薄くて軽いので、10インチでありながら、携帯性はかなり高い

画面サイズが10.1インチでありながら、薄さ6.9mm、重さ約495gという超薄型軽量設計である点が最大の特徴だ。10インチクラスのタブレットとは思えないほど軽量で、その軽さには衝撃を覚えるほどだ。10インチタブレットは、使い勝手が良くても、重量があるため、あまりモバイルとして使わなくなってしまう傾向が強いが、Xperia Tablet Zは、軽量であるため「普段も持ち歩いて使いたい」と思わせる10インチタブレットに仕上がっている。

■サイズ/172×266×6.9mm■重さ/495g■ディスプレイ/10.1インチWUXGA■バッテリー/6000mAh■メインカメラ/810万画素■CPU/1.5GHzクアッドコア■色/ブラック、ホワイト

■dtab(ファーウェイ)

Wi-Fi専用モデルで、手軽な価格で購入できるのが魅力になりそうだ
Wi-Fi専用モデルで、手軽な価格で購入できるのが魅力になりそうだ

NTTドコモのdマーケットといった様々なコンテンツサービスを利用しやすいように開発されたタブレット。3GやLTEなどの通信機能は内蔵されておらず、自宅の無線LANやスマートフォンのテザリング、ポータブルWi-Fiルーターなどを活用して使う。10インチのタブレットということで、価格もやや高めになるかと思いきや、NTTドコモとしてはかなり挑戦的な価格で、普及させたいと考えているようだ。

■サイズ/172×257×9.9mm■重さ/610g■ディスプレイ/10.1インチWXGA■バッテリー/6020mAh■メインカメラ/300万画素■CPU/1.2GHzクアッドコア■色/シルバー

日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経TRENDY編集記者としてケータイ業界などを取材し、2003年に独立。現在は国内キャリアやメーカーだけでなく、グーグルやアップル、海外メーカーなども取材する。日経新聞電子版にて「モバイルの達人」を連載中。ニコニコチャンネルでメルマガ「スマホ業界新聞」を配信。近著に『iPhone5から始まる!スマホ最終戦争』(日本経済新聞出版社刊)がある。

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