パピヨンを散歩中に悲劇が… 愛犬を蹴り殺されないために飼い主がすべきこととは?

パピヨンのイメージ写真です。(写真:アフロ)

散歩中に、見知らぬ他人によって犬が蹴り殺されるというショッキングな事件が起きました。「犬がぶつかってきただけ」と言っているそうですが、そんな言い訳で蹴り殺した人がいるというニュースを読み、胸がかきむしられる思いです。パピヨンのわんちゃんのご冥福をお祈りいたします。

愛犬が事故に遭わないようにどうすれば、いいかを考えていきましょう。

 他人の飼い犬を蹴って殺したとして、埼玉県警は同県川口市の男(47)を動物愛護法違反の疑いで逮捕した。調べに対して男は容疑を否認し、「犬がぶつかってきただけ」などと述べているという。罰則を強化した6月施行の改正法を適用しての逮捕は県内初という。捜査関係者への取材でわかった。

朝日新聞 他人の飼い犬を蹴り殺した疑い ランニング中、男逮捕

なぜ、このような事件が起こったのか?

記事を読むと、リードが付いていない状態だったとのこと。

飼い主さんが、たまたまか小型犬なので、リードを付けないでいたのでしょうね。それで、パピヨンが、不運にもその男のところに走っていったので、蹴られてしまったということです。

男は「ぶつかってきただけ」と言いながら、パピヨンの頭の骨が折れるほど何度も蹴ったそうです。最近の小型犬(チワワ、ティーカップ・プードルなど)は、骨がもろい子もいますので、何度も蹴るとこのような事故が起こることもありうるのです。ソファから犬が自分で降りて、着地に失敗して骨折することもあります。そうは言っても動物を愛する人間としては不可解ですし、憤りを禁じ得ません。

パピヨンって犬は?

パピヨンのイメージ写真です。
パピヨンのイメージ写真です。写真:Paylessimages/イメージマート

マリー・アントワネットをはじめとするヨーロッパ貴族の寵愛を受けていました。

・体重、雄で3kgから4.5kgです。雌はそれより一回り小さい。

・性格は、可憐だけれど、活発で神経質なところもあります。

診察中も治療を嫌がる子が多いので、注意しながらしています。

・知らない人には、吠えることもあります。

・立ち耳で蝶のように見えます。パピヨンはフランス語で蝶の意味。

散歩中に事故に遭わないために飼い主のすべきこと

世の中には、犬の苦手な人、そして犬アレルギーの人がいます。そのことを念頭に置いて散歩させることが大切ですね。犬を受け付けない人もいるのです。

飼い主からすれば、世界にこんな愛すべき存在はいないと思っていることはよくわかります。でも、そうは思わない人も現実にいるのです。以下のことには気をつけてくださいね。

パピヨンのイメージ写真です。
パピヨンのイメージ写真です。写真:アフロ

・リードをつける。

知らない人のところに近づけないために大切です。小型犬でも大型犬でも同じです。

・首輪だと抜ける心配がある場合は、胴輪にしましょう。

・散歩中、犬や人に吠える犬は、あまり人や犬がいない時間や場所で散歩させましょう。

・散歩中、犬や人に吠える犬は、小型犬なら抱っこして、人や犬との距離を保ちましょう。

・リードをあまり長いものにせず、飼い主の近くにいられる長さにしましょう。

数メートルなどのフレキシブルリードが最近ありますので、あまり長くしないように注意してくださいね。

まとめ

コロナ禍で新しく犬を迎える人も増えています。

事前に知っていれば防げる事故はあります。もちろん、犬を殴り殺すこと、蹴り殺すことは、犯罪行為ですし、人の行いとして論外です。しかし、そういうことに愛犬が事故に遭わないようにすることは、飼い主の愛情です。犬は、何も悪くないので、飼い主は自分の犬の性格なども理解して正しい知識を持って犬を飼ってほしいです。二度とこのような悲劇が起きないように切に願います。