大阪市生まれ。まねき猫ホスピタル院長、獣医師・作家。酪農学園大学大学院獣医研究科修了。大阪府守口市で開業。専門は栄養療法をしながらがんの治療。その一方、新聞、雑誌で作家として活動。「動物のお医師さんになりたい(コスモヒルズ)」シリーズ「ますみ先生のにゃるほどジャーナル 動物のお医者さんの365日(青土社)」など著書多数。シニア犬と暮らす。
記事一覧
- 捨て犬が「野犬の群れ」になり“かみつき被害”で住民は恐怖の日々。地域犬にできないのか?
山口県周南市の住宅街のマンションの駐車場が野犬のすみかになり、周辺の住民が野犬にかまれる被害が出ています。この野犬を猫のように、不妊去勢手術をして地域犬にできないのかを考えていきましょう。
- おばあちゃんが天国へ。愛犬のぷー太くんに悲しみのために起きた体の変化とは?
愛犬や愛猫が天国へ逝って、飼い主の悲しみが長期にわたるいわゆる「ペットロス」は、知られるようになりました。ペットが愛する飼い主が天国に逝ったときに、どのように悲しみがわかるのかお話しします。
- 一軒家で小型犬221頭飼育 虐待容疑で女を書類送検 ペットショップでこの犬を売るのは問題?
小型犬221頭を自宅内で不衛生な状態などで飼育していた女が動物愛護法違反書類送検されました。繁殖した犬をペットショプに売りに行くのは問題なのか?
- 捕まえて食べても大丈夫?【外来種のウシガエル】水遊びの季節が来る前に
夏になれば、水遊びをしたくなります。川辺や水田にいるウシガエルを捕獲したら、食べても大丈夫なのかを法的と衛生的な面から見ていきましょう。
- 【最先端の獣医療】ペットの脳外科専門医がいることを知っていますか?
犬猫の高齢化に伴い、脳の腫瘍も増えているのです。なぜいま脳外科が必要なのか、そして、脳の疾患ってどんな病気なのか、その脳外科を専門にしている獣医師を見ていきましょう。
- 【マイクロチップ】は知っていた?柴犬の輸出で偽の証明書提出容疑でブリーダー逮捕
ペットショップなどで販売する犬猫にマイクロチップ装着が義務化されました。そんななか、関西国際空港でマイクロチップが関連した事件が起きました。この事件は、マイクロチップの詳細がわかりやすいです。
- 【保護犬・保護猫】がブームに。ペット業界の闇「下請け保護団体」を知っていますか?
最近は、飼い主の意識も高くなり犬や猫を迎えるのなら「保護犬・保護猫」と考えている人も増えています。保護犬や保護猫の里親になり善意のつもりが、そうならない場合もあるので、そのことを紹介します。
- 犬の「オシッコ」問題を考える。補助犬にヒントがあった?
犬の「オシッコ」が問題になっています。家の前でいつもオシッコをされて嫌だとか、信号機の鉄製の柱が倒れた原因などと言われることもあります。「補助犬」の排泄について、見ていきましょう。
- 6月から犬猫の【マイクロチップ装着の義務化】そのメリットと盲点とは?
「改正動物愛護管理法」の施行により、ブリーダーやペットショップなどで販売される犬や猫へのマイクロチップの装着・登録が義務化。一般の飼い主がマイクロチップについて疑問に思っていることを考えましょう。
- 「ペットへの虐待」と「家族へのDV」は本当に関係があるのか?
動物への虐待行為とドメスティックバイオレンス(DV)と呼ばれる家庭内での暴力は、関連がある可能性があると言われています。ペットへの虐待で、そこから垣間見えるDVについて考えてみたいと思っています。
- 【ドーベルマン窃盗事件】は珍しいのか。劣悪な環境で飼育されていた犬の救出の裏技とは?
千葉県で親子を含む4匹のドーベルマンが逃げ出し救出され、再び2匹がいなくなりました.その犬を盗んだ疑いで男女3人が逮捕。一般的な劣悪な環境で飼育されている犬をどうすればいいのかを考えましょう。
- 【ニャンコの驚異の生態学】子猫の発育と母猫の産後の発情時期の早さを知っていますか?
かわいい子猫にミルクをあげるだけだったらいいと頭をよぎる人もいるかもしれません。そこで、今日は、子猫はどれぐらいで発育するかと、母猫の産後の発情の時期の早さを見ていきましょう。
- 愛犬が「ハンマー」で殴られないために、コロナ禍で問題になりやすい鳴き声をどうすれば?
熊本県で飼い犬がハンマーのようなもので殴られた事件がありました。犬の鳴き声に対するトラブルを起こさないためにどうすればいいのか考えていきましょう。
- 虐待を受けて「動物愛護団体」に引き取られたジャッキーくん。保護主がとった勇気ある行動とは?
虐待を受けて動物愛護団体に引き取られたジャッキーくんは、GWがはじまる少し前に亡くなりました。虐待を受けたペット、そして虐待をしてた人をどうすればいいのかを考えてみましょう。
- 「脚が5本の猫」がSNSで話題に。脚や指の多い猫について獣医師が解説
SNSで話題になっている5本脚の猫を紹介します。筆者は臨床現場では生まれつき3本の脚を診察したことはあります。有名な多指の猫もいます。その子たちを飼う上での注意点とは?
- 英国ではネズミ捕りシート禁止。日本でも猫に被害が出ている理由とは?
英国でネズミを捕りシートの使用を禁止する法律が成立。「多大な苦痛を与える可能性があり、非人道的だ」と批判が出たからです。猫がネズミ捕りシートに引っ掛かったらどうすればいいのかを見ていきましょう。
- 【爆発物探知犬・地雷探知犬】ウクライナ侵攻におけるパトロンくんの活躍とは?
ロシア軍がウクライナ侵攻で残した地雷や不発弾の撤去に、爆発物探知犬が活躍。人間は、犬が優れた能力があるのを知り使役犬を作り出しました。【爆発物探知犬・地雷探知犬】について見ていきましょう。
- ピットブルやドーベルマンが逃走。大型犬を安全に飼うために行動学から考えられたグッズとは?
動物病院の玄関でピットブル、飼い主の自宅からドーベルマン4匹が逃走しました。どちらも路上で発見され無事に保護。犬は逃亡することがある動物です。犬の負担が少なくしつけができるグッズがあるので紹介します。
- ウクライナ避難ペット検疫で注目【致死率100%の狂犬病】何が恐ろしいのか?
ウクライナ避難民のペットの検疫は「特例ルール」が適用されることになりました。SNSで注目されている狂犬病。この狂犬病はなぜ怖いのか、そしてなぜこのような長く厳しい動物検疫があるのかを見ていきましょう。
- 【狂犬病予防法】ウクライナ避難者の「愛犬を助けて」検疫期間の約54万円から、「特別ルール」とは?
キーウからポーランドなどを経て日本に避難してきた犬のポメラニアンの雄、3歳のレイくんが殺処分になる可能性がある、と問題になっていました。なぜ、このようなことが起こっているのかを見ていきましょう。
- 【繁殖引退犬】が増加。その理由と診察を通して推測できるブリーダーの闇とは?
最近、繁殖を引退した犬の譲渡が増えています。繁殖を引退した犬たちの共通の病気や性格があることに気がつきます。なぜこのような犬が増えたか、そして、この子たちの元いた環境とは。
- 空気銃で狙撃、えさを与えない、遺棄など「動物虐待の摘発」は過去最多170件。なぜ、このようなことが?
2021年、警察が摘発したペットの遺棄や劣悪な環境で飼育するなどの「動物虐待」の件数は過去最多だったことがわかりました。なぜ、どのような動物虐待が起こり、なぜ、過去最多だったのかを考えてみましょう。
- 40キロ以上の大型犬ピットブルが動物病院から逃走し捕獲。闘犬の血筋を引く犬を飼うためには?
4月6日午後6時5分ごろ、千葉の市川市の動物病院から、大型犬のピットブルが失踪。ピットブルは、どんな犬なのかを見て、闘犬を飼うためにどうすればいいのかを考えましょう。
- 愛犬家がいまでは保護猫を4匹飼育。飼い主を猫好きに変えたその理由とは?
Mさんは、以前は愛犬家でした。あるできごとから、すっかり猫好きになりました。そしていまでは、野良猫を保護して4匹飼われています。Mさんは、なぜ、猫好きになったのかを見ていきましょう。
- 【犬の未来を考える】志村けんさんが愛した元捨て犬「ちび」ちゃんは朝日山部屋に。命を繋ぐとは?
2020年3月29日に、志村けんさんが亡くなられていますが、志村さんが愛していた元捨て犬のちびちゃんは、大相撲の朝日山部屋に引き取られています。ちびちゃんの現状から犬の未来について考えましょう。