「決められない病」が治る、3×3メソッドとは?

(写真:アフロ)

まず最初に。今回のコラムのポイントは3つあります。

・なんでもとにかく「3つあります」と言ってしまうコツ。

・松、竹、梅で極端を回避させる心理。

・3 × 3メソッドで絞っていくテクニック。

では、始めましょう。コミュニケーション業界で、「3」は魔法の数字と呼ばれています。人間の集中力と記憶力が続くのはせいぜい3つぐらいの選択肢まで。聞かされるほうも、言われるほうも、選ぶほうも、選ばせるほうも、3以上になると頭がパンクします。

なにかといっては「言いたいことは3つあります」と切り出すのは、「コンサル業界ジョーク」ですが、事実、こうやって切り出してしまえば、とりあえず話し出さざるを得ません。

そのとき、3つも思い浮かんでいないというのも「あるある」です。ひとつめ、ふたつめを話しながら、無理にでも3つめをひねり出す。もう一つ思いついたら(忘れてたら)、「さらに加えるなら」と、しれっと4つめを話せばいい。

要するに、「3つあります」と言ってしまえば、理性的なプレゼンっぽく聞こえる、ということです。

次に、営業マンが松・竹・梅、3パターンのプランを提示するのは、基本ですが、これも3という数字の魔力を示しています。心理学には「極端の回避性」という言葉があります。

いくつかの選択肢を用意すると、人は真ん中を選ぶ傾向にあります。例えば1500円と1000円と500円のランチの中から選ばせると、1000円のランチ=ほどほどの値段のものを選ぶ人が多い。これは、1000円のランチを単独で選ぶときよりも抵抗感が少なくなるからです。

だから、シンプルに竹だけを選ばせる場合にも、松・竹・梅とプランを用意して、竹を選ばせるほうが、確率が高いというわけです(この場合の、松と梅は、俗に「捨て案」と言われます)。

さらに、人が満足のいく選択をするための方法として「3 × 3メソッド」と言うものもあります

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《15万部「不機嫌な長男・長女 無責任な末っ子たち」》《35万部「察しない男 説明しない女」》角川書店、博報堂、博報堂生活総合研究所を経て独立。「男女コミュニケーション」「きょうだい型(生まれ順)性格分析」「ことばと伝え方とSNS」をテーマに執筆・講演。米国CCE,Inc.認定 GCDFキャリアカウンセラー。