自転車ブームに「待った」!? 道交法改正でハッキリした、当たり前すぎる事実。

photo by Tony Fischer

6月1日から道路交通法の改正が施行され、自転車で違反行為を繰り返した人には安全講習が義務付けられるようになりました。

具体的な違反行為としては、「信号無視」「傘差し・携帯電話・イヤホンを使用しながらの運転禁止」「飲酒運転の禁止」などなど14項目。警察官の指導・警告に従わなければ交通切符を交付されます。

私自身は自転車に乗らないのですが、考えてみると、これは当たり前過ぎるルールです。クルマではないからと言って、信号無視をしていいわけはないし、飲酒運転をしていいわけではない、ということです。

ガソリンもいらない、駐車スペースも小さく、免許なしでも老若男女運転できるとっても便利なアイテム、自転車。生活に欠かせないという人も多いでしょう。ですがいっぽうで、便利すぎるから、誰でも乗れるから、ということで、危険な状況が見過ごされていたのかも。時折、「この人、交通ルール知っているかな?」というような運転にヒヤヒヤするようなこともしばしばでした。

クルマで走っている際にも、歩道を歩いている際にも、自転車はこれまで、味方のような敵のようなコウモリ的な存在でした。あるときは猛スピードで車道を走り抜け、またあるときは「クルマって怖いですよね」と言わんばかりに歩道にちりんちりんと乗り上げる。クルマと歩行者のいいところ取りをしていて、ともすると、両者から煙たがられていた印象の自転車が、軽車両であり車の一種であるという事実が、今回の改正でハッキリと認識することができたのではないでしょうか?

最近では、マウンテンバイクやロードレーサーの流行や、自転車の性能が向上したことなども手伝い、スピードも上がって大事故につながることもありました。そういえば、巷では自転車の二人乗りをぱったりと見なくなりましたよね。これなども、自転車の危険度アップを象徴する出来事だったのかもしれません。

今回の法改正をきっかけに、自転車乗りにも、”非”自転車乗りにも、安全意識が高まったことは間違いありません。今後は、危険な自転車に対して、胸を張って、白い目を向けられるというもの(笑)

今後、無法な運転や交通事故の減少につながってくれることを期待したいものです。

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