まるでドローン界の“Uber”! 空撮業務のクラウドソーシングサイトが登場

近くにいるパイロットがすぐ見つかるので便利だ(以下の写真、資料:ディレック))

ドローンによる空撮作業などを行うためには、ドローンはもちろん、技量や資格、飛行許可などを持ったパイロットが欠かせません。

その業務を外注したいとき、これまでは専門企業や知り合いを通じて頼むしか方法がなかったので、近くに優秀なパイロットがいても活用できないこともよくありました。

空撮用の本格的なドローン
空撮用の本格的なドローン

そこでドローン事業を展開するディレック(本社:東京都品川区)は、ドローン業務を依頼したい人とドローンパイロットをつなぐクラウドソーシングサービス「DroneMaster(ドローンマスター)」をスタートさせました。

その仕組みは、タクシー配車用のクラウドサービス「Uber(ウーバー)」を、ドローンの空撮作業に応用したものといっても過言ではないのです。

クラウドソーシングサービス「DroneMaster」のウェブサイト
クラウドソーシングサービス「DroneMaster」のウェブサイト

ご存じの方も多いと思いますが、Uberは米国生まれのタクシー配車サービスです。利用者がクルマで移動したいとき、スマートフォンのアプリを立ち上げて目的地を入力すると、付近にいるタクシー(米国では自家用車がほとんど)数台にそのリクエストが配信され、一番先に手を挙げたドライバーが利用者の元に駆けつけ、タクシー業務を提供します。

私も米国ではよく利用していますが、どこにいても数分程度でクルマが迎えに来てくれ、料金の上限もわかるのでとても便利です。

DroneMasterは、これと同じような仕組みを、ドローン業務に取り入れたサービスなのです。

空撮などを依頼したいユーザーは撮影場所や日時、内容をサイトにインプットします。すると登録しているドローンパイロットに、依頼の内容が配信されます。

この業務を受注できるパイロットは、サイトを介してすかさず回答し、納品条件など細かい条件や撮影の段取りなどを打ち合わせます。

そして撮影業務を行い、撮影した画像はDroneMasterのサイトにアップロードして納品します。

業務が終了すると、利用者がクレジットカードでDroneMasterに仮払いしていた料金が、パイロット側に振り込まれて決済が終了します。手数料はシステム利用料込みで10%となっています。

パイロットはサイト上に自分の「ブランディングページ」を作り、これまで撮影した画像や動画のサンプルや機体情報、個別料金表などを登録できます。

パイロットが過去に撮影したサンプル動画の例
パイロットが過去に撮影したサンプル動画の例

ユーザーにとって心配なのは、そのパイロットがどれだけ信頼できるかです。

これについても、Uberのドライバー評価機能のように、ユーザーがパイロットについてのレビューや評価が書き込み、公開する仕組みが導入されています。

DroneMasterには、既に30人以上のドローンパイロットが登録を済ませており、2017年には200人を超えるパイロットのネットワーク化を目指しています。

ドローンによる空撮業務をアウトソーシングしたい方は、一度、サイトをのぞいてみてはいかがでしょうか。