
井出留美
食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)
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奈良女子大学食物学科卒、博士(栄養学/女子栄養大学大学院)、修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。ライオン、青年海外協力隊を経て日本ケロッグ広報室長等歴任。3.11食料支援で廃棄に衝撃を受け誕生日を冠した(株)office3.11設立。食品ロス削減推進法成立に協力した。Champions12.3メンバー。著書に『食料危機』『あるものでまかなう生活』『賞味期限のウソ』『捨てられる食べものたち』他。食品ロスを全国的に注目されるレベルまで引き上げたとして第二回食生活ジャーナリスト大賞食文化部門/Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018/第一回食品ロス削減推進大賞消費者庁長官賞受賞。
記事一覧
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2018年6月
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- 真の働き方改革とは何なのか?パン屋・寿司屋・すき焼き店の3つの事例と食品ロスの観点から
- 本政権が今国会の最重要法案と位置付けている働き方改革関連法案が可決された。真の働き方改革とは大量生産・大量販売・大量廃棄といった高度経済成長期の考え方を見直し持続可能性を重視することではないだろうか。
- 2018/6/29(金) 10:51
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- イギリス・ロンドンのスーパーのインスタントラーメン「出前一丁」と日本の「出前一丁」は何が違うのか?
- イギリス・ロンドンのスーパーで販売されているインスタントラーメンの「出前一丁」。日本で販売されている「出前一丁」とは、もちろん英語表示の有無などは違っているが、他にもパッケージで違う点がある。それは?
- 2018/6/28(木) 11:18
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- なぜ賞味期限は食品ロスを増やすのか
- なぜ賞味期限の存在は食品ロスを増やすのか。野菜や果物などの青果物には賞味期限表示はないが、人々はそれを買い、調理し、あるいはそのまま体内に取り入れている。食品業界の商慣習も含め10の理由を考えてみた。
- 2018/6/26(火) 10:51
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- 「テレビ出演は究極のブラックチョコレート」食品関係者のつぶやき
- あるテレビ局から食品ロスをテーマに取材を受けた。収録は5回に及び、10時間以上かかった。受ける負担も大きい。テレビに出るということは、食品関係者にとってどのようなメリットとデメリットがあるのだろうか。
- 2018/6/25(月) 8:36
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- 「食品ロスは家庭じゃなくて店だろ!」その実態は
- 食べられるのに捨てられる「食品ロス」を減らすため、政府は家庭から出る食品ロス量を2030年までに半減する(2000年度比)目標を設けた。Twitterでは「家庭じゃなく店だろ」という声が上がっている。
- 2018/6/22(金) 13:36
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- 「冷蔵庫は私の人生腐らせていた」持たない幸せも 6月21日冷蔵庫の日に食の「当たり前」を疑ってみよう
- 6月21日は冷蔵庫の日。元朝日新聞記者の稲垣えみ子さんが「冷蔵庫はなくていい」と語っている。食品を腐らないための冷蔵庫なのに、持っている時には食材を腐らせていて、持たなくなったら腐らせなくなった、と。
- 2018/6/21(木) 11:16
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- 地震、その時に。電気・ガス・水道が止まっても開けてすぐ飲食でき食品ロスが少ない3つの食品に注目
- 2018年6月18日午前7時58分、大阪府北部で震度6弱の地震が発生した。被災地域のスーパーやコンビニでは買い占めにより品切れが起こった。地震の時、食品ロスを発生させず、限りある食品でどうしのぐのか。
- 2018/6/19(火) 9:40
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- 6月18日は「おにぎりの日」。国民全員が毎日「おにぎり」捨てている
- 6月18日はおにぎりの日。日本最古のおにぎりの化石が石川県旧鹿(ろく)西(せい)町で発見され、米という文字を分解すると十と八になることから制定された。食品ロスを語る時、おにぎりは引き合いに出される。
- 2018/6/18(月) 10:39
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- 奪う目をした大人たち
- 2018年6月12日、専修大学商学部で「マーケティングを学ぶ学生として“食品ロス”についてどう考えるか」の講義を114名に行なった。感想を書いてもらったところ、ある大学生が「奪う目」について指摘した。
- 2018/6/16(土) 17:44
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- 「商品廃棄1万円まで本部負担します」食品ロスより機会ロスが大事なコンビニ
- あるコンビニ本部が全国の店舗に配信した案内文を入手した。「機会ロスをなくし売上、利益の向上を目的とし」「売価1万円を上限として本部負担」「商品廃棄として計上されている分を、本部移動へ振り替え」とある。
- 2018/6/15(金) 11:00
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- 2018年6月13日「食品ロスの削減の推進に関する法律案」全文公開 緊急院内集会 於:参議院議員会館
- 2018年6月13日、「食品ロスの削減の推進に関する法律案」緊急院内集会が参議院議員会館で開催された(主催:一般社団法人全国フードバンク推進協議会)。集会での様子と、発表された骨子案について紹介する。
- 2018/6/14(木) 7:38
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- 「ウェディングケーキ捨てた」コンビニや飲食店で捨てられる食べ物の実態 バイトの大学生101名に聞いた
- 専修大学で食品ロスの講義を114名に行ない、飲食系バイト経験者101名に「仕事で食べ物を捨てたことがあるか」と聞いたところ、全体の86%に当たる98名が「ある」と答えた。何をどのくらい捨てているか。
- 2018/6/13(水) 11:15
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- 「人口減でも出店増」会社の成長戦略に矛盾感じる40代男性のジレンマ
- 『「もうやめて新商品」バイトの女子大生が見たファストフード店の裏側』の記事を読んだ40代の男性から連絡を頂いた。食品を扱う小売業の上層部の方だ。食品ロスを生み出す要因として、新製品の他にもあると言う。
- 2018/6/12(火) 9:32
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- 18ヶ月以上日持ちする食品は「年」表示のイギリス 3年以上日持ちする食品にも「年月日」表示する日本
- 環境省が2030年までに家庭の食品ロスを半減させる目標を目指す。消費者は賞味期限の新しいものを求め商品棚の奥から引っ張り出す。イギリスでは賞味期間が18ヶ月以上の場合、「年」だけ表示すればいいそうだ。
- 2018/6/11(月) 8:49
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- 母の日市場が2倍でも父の日の方が理想的な理由
- 母の日関連市場は1,170億円である一方、父の日市場はその半分(580億円)(2018年度推計。2018年6月10日付、日経MJより)。経済効果は半分かもしれないが、父の日の方が理想的である理由とは。
- 2018/6/10(日) 10:10
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- 「もうやめて新商品」バイトの女子大生が見たファストフード店の裏側
- 東洋大学経済学部2〜4年生109名に「世界と日本の食品ロス」を講義した。アンケート調査や感想文、課題提出から見えてきた、飲食業界でアルバイトする大学生が考える、現代の飲食業界への提言とは何だろうか。
- 2018/6/9(土) 17:00
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- 年間110万人の修学旅行生が訪問する京都市に聞いた 宿泊先で捨てられる夕食の食べ残しの実態
- 京都市には年間約110万人の修学旅行生が訪れるという。先日、取材した京都市環境政策局ごみ減量推進課より、修学旅行の宿泊先の夕食食べ残しの実態と食べ残しを削減する効果の検証結果について伺った。
- 2018/6/8(金) 9:34
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- パルムドール受賞映画『万引き家族』や目黒・虐待事件から考える 日本人の飢えへの鈍さ
- 第71回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞、是枝裕和監督の『万引き家族』。公式上映時2200席から9分間スタンディングオベーションを受けた。貧困や食に喘ぐ人が描かれた。国内で目黒・虐待事件も発生する今。
- 2018/6/7(木) 13:21
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- 経済産業省 コンビニ電子タグ1000億枚宣言は実現可能か プロジェクトトップランナーのローソンに聞く
- 経済産業省は「コンビニ電子タグ(RFID)1000億枚宣言」と銘打ち、2025年までにコンビニ大手5社の取扱商品に電子タグを付けることで合意した。課題もある中、実現性について(株)ローソンに取材した。
- 2018/6/5(火) 13:26
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- 6月5日は世界環境デー 廃棄物資源循環学会セミナーレポート SDGsで世の中はどのように変わるのか
- 6月5日は世界環境デー。2030年に向けSDGs(持続可能な開発目標)が採択された。10年後を見通し、廃棄物・資源循環分野においては何をすべきか。食品ロスを含めて議論されたSDGsセミナーに参加した。
- 2018/6/5(火) 9:33
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- 島根の漁師町のもったいない魚に育まれ 築地もったいないプロジェクト魚治 年100回通うリピーターも
- 規格外の魚を活かす居酒屋「築地もったいないプロジェクト魚治(うおはる)」。企画した(株)エードット代表取締役の伊達晃洋氏と、運営する(株)MUGEN(代表取締役内山正宏氏)の料理長にインタビューした。
- 2018/6/3(日) 6:23
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- 食べるのか名刺交換か 社会人なら「目的を明確化」したい 組織の飲み会
- 立食パーティでは参加人数の7掛けの食べ物を準備するのがよいと言われる。ホテルのシェフの話では、参加者が若者なら増やす、女性ならデザートを増やすなど、対象に合わせて準備する。では、参加する我々はどうか。
- 2018/6/1(金) 9:52
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