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なぜ松山はごみが少ないのか?家庭のごみを減らす全国トップレベルの秘密を探る

井出留美食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)
松山市内を走る伊予鉄(筆者撮影)

毎年3月末、環境省は、一般廃棄物の年間排出量や、その処理や処理場の維持費にかかったコスト、ごみのリデュース(削減)に取り組む自治体のランキングなどを発表している(1)。人口区分は3つ(10万人未満、10万〜50万人未満、50万人以上)。3つの区分ごとに、1人1日あたりごみの排出量が少ないトップ10を発表するのだ。

人口50万人以上の自治体では、過去9年連続で愛媛県松山市がトップを走っていた。10年連続を達成しようとした年に、惜しくも東京都八王子市に抜かれたが、その後も一位を取り返し、現在では八王子市に並ぶ僅差(きんさ)で二位の地位を確保している(2)。なぜ松山市はごみが少ないのだろう。

愛媛県 県民環境部 環境局 循環型社会推進課 計画推進グループ担当係長の一色(いっしき)拓也さんが、2020年12月、筆者が登壇した食品ロス削減全国大会の基調講演を聴きに来てくれた(富山県で開催)。その際、2021年に愛媛県が主催して開催する食品ロス削減シンポジウムでの基調講演を依頼され、2021年10月30日に基調講演をすることになった。一色さんにお願いし、松山市環境部環境モデル都市推進課の副主幹、網矢宏明さんと、主査の中村優理子さんにお話を伺った。

松山市の萬翠荘(ばんすいそう)(筆者撮影)
松山市の萬翠荘(ばんすいそう)(筆者撮影)

指定のごみ袋はないけど市民の意識は高い

日本の自治体の過半数は、何らかの形で「ごみ袋有料制」を導入している。全国1,367自治体を対象とした調査によれば、全国で家庭ごみ有料化を実施する割合は58.0%という結果が出ている(3)。「ごみ有料化」とは、ごみを出す時に自治体指定のごみ袋を購入することを市民に義務付けるということだ。ごみ袋を有料化することで、ごみ袋代を負担する市民に「ごみ削減」の意識が働き、自治体のごみ量が削減することがデータとして実証されているためだ。だが、松山市には指定のごみ袋がないという。

中村優理子さん(以下、敬称略):松山市は指定のごみ袋がないんです。可燃ごみは45リットル以下ならレジ袋でも出せますし、白い袋なら買ったものでもいい。プラスチックごみも無色透明な袋ならいいんです。(愛媛県の)他の市は1枚何十円と聞いています。

―ごみ袋有料化をしていないのにこんなに少ないのはすごいですね。

網矢宏明さん(以下、敬称略):おそらく、有料化したら、ごみの量は減ると思います。ただ、市民の皆さんに負担をかけずに減量していければ良いと考えています。食品ロスもそうなんですけど、楽しみながら食べきって減量していきたいというのがあるので。

松山市のごみ量の推移(松山市提供、副読本より)
松山市のごみ量の推移(松山市提供、副読本より)

―香川県で講演した時、ちょうど松山市が八王子市に抜かれた時だったかな。「松山の人は真面目だから、絶対また(1位を目指して)やりますよ」とおっしゃってて。その後、また八王子を抜いて1位になりましたよね?

網矢:抜きました。一度、2位になったあと、1位になって(4)、今は2位です。

―僅差ですよね。次は10年連続達成!という直前で八王子に抜かれた時の松山市のホームページは印象的でした。「ナンバーワンアゲイン」みたいな。1円玉二枚(2g)の差で。

網矢:そうです。本当にちょっとの差だった。

一色拓也さん(以下、敬称略):(八王子市と松山市が)お互いに意識したんでしょうね。

―すごいですよね。この(1人1日あたり)700g台になっているのは(全国の人口50万人以上の自治体で)松山と八王子だけです。3位以下は800g台だから。

リデュース(1人1日当たりのごみ排出量取組)の上位10位市町村(環境省、2021/3/30)
リデュース(1人1日当たりのごみ排出量取組)の上位10位市町村(環境省、2021/3/30)

網矢:平成30年7月、豪雨災害の影響もあって、難しくはあったんですけど。

―そうですよね。災害ごみも含めて一般廃棄物に・・・。

網矢:そうなんです、災害ごみも含めて一般廃棄物になるので。それでも市民レベルの意識は高くて、市役所に懸垂幕を立てたりしていたので、市民の皆さんも、ごみが少ないことは自負されて削減に取り組んでいただいています。

松山市役所庁舎(筆者撮影)
松山市役所庁舎(筆者撮影)

―松山市は、市民に対する啓発を上手にしていらっしゃる印象です。ある自治体では「平成何年に800何十グラムにしましょう」って書いてあったんですけど、市民から見たら、何をどうすればいいのかわからない。「1位を目指そう」というほうがモチベーションが上がります。

学校給食の残りや剪定枝はすべて回収して堆肥化

環境省は、学校給食から出る食品ロスを減らすため、全国の自治体に公募制度を提供している(5,6,7)。これまでいくつもの自治体と小学校が協力して食品ロスを減らしてきた。

松山市では、学校給食から出る残渣(ざんさ)を全て堆肥にしているという。

また、ヨーロッパでは「organic(オーガニック)」というくくりで、コーヒーかすやりんごの芯などの不可食部に加えて、落ち葉や剪定した枝を分別回収し、資源として活用している。松山市では、剪定枝も選別して堆肥にしているそうだ。

―これだけごみ量が低いということは、リサイクルにも力をいれているんですか?

網矢:学校給食の残渣や残食は、もちろん、全部資源化しています。

―堆肥に資源化ですか?

網矢:はい、堆肥です。

―自治体にとっては、学校給食も悩みの種ですよね。

中村:調理くずや食べ残しなどの生ごみは、各調理場から回収した後、松山市内から少し離れた北条地区のロイヤルアイゼン総合資源リサイクルセンターで、剪定枝と一緒に堆肥化しています(8)。

剪定した枝の事例
剪定した枝の事例写真:GYRO_PHOTOGRAPHY/イメージマート

―枝も堆肥にしているんですか?

中村:そうです。

―学校のですか?

中村:学校も含めて事業系の剪定枝は全部です。市民が出す木の枝もです。堆肥化したものを地元の農家さんで使ってもらっています。

―ごみの減量だけでなく、リサイクルにも積極的に取り組んでいるんですね。

松山市制作資料より「知っていますか?食品ロスのこと」
松山市制作資料より「知っていますか?食品ロスのこと」

2年任期のごみ減量推進委員が啓発

筆者が住んでいる埼玉県川口市は、人口50万人以上の自治体のうち、一人1日あたりのごみ排出量が4番めに少ない。昭和の時代からごみ分別を熱心にしており、クリーン推進員制度といって、市民にごみ分別や出し方を啓発する2年任期の制度を設けている。

環境省のデータを基にYahoo! JAPAN制作
環境省のデータを基にYahoo! JAPAN制作

―市民の中に、ごみなんとか委員、みたいな方はいないんですか?

網矢:まつやまクリーンアップ推進員(廃棄物減量等推進員)や協力員さんが活躍しています。2年任期です(9)。

―長野県にも、そのような委員制度があって、それがごみ削減に効いているんじゃないかっておっしゃっていました。任命されるとごみの分別方法とかいろいろ覚えるじゃないですか。

網矢:そうですね。町内会など地域の協力がないと、ごみ削減は成り立たないです。

一色:回覧板でも、ごみを出す場合の注意喚起をしています。松山のごみが少ないのは、教育や啓発活動で、みなさんがごみの削減や分別が大切だとわかっているからではないでしょうか。

中村:松山の「自慢できること」のアンケートをとったとき「ごみが少ないこと」を書いている人が結構いらっしゃいました。ごみ減量に力を入れていることを書いてくれる人もいました。松山に引っ越されてきた人は「松山はごみ分別が厳しい」と言うんです。分別方法が違っていたら「違っています」と理由を書いたシールを貼ってごみ集積場所に置いたまま、回収しないんです。一方で、ごみ分別の説明会もしっかりやっています(10)。

網矢:そうやね。今は8種類11分別なんですけど、これまで分別方法が変わったタイミングや講座で清掃課が地域に出て説明しているので、減量意識の啓発につながっているんじゃないかなと思います。

松山市のごみ分別は8種11分別(松山市提供、副読本より)
松山市のごみ分別は8種11分別(松山市提供、副読本より)

啓発の重要性

ごみ削減に重要なのが「教育」「啓発」だ。全国の政令指定都市の中で最も家庭ごみが少なく、人口50万人以上の自治体の中で一人1日あたりのごみ排出量が5番目に少ない京都市でも、長年、市民向けの啓発を熱心に継続している。

網矢:3R(スリーアール)についても教えています。小学校4年生でごみのことを習うので、清掃課で制作した副読本を、松山市内の全部の小学校に配っています。もう10年前ぐらいから続けています。できるだけ、小さい時から、ごみの分別やごみ減量を当たり前のこととしてとらえてもらいたい、自然に学習で学んでもらいたいと思って、やっています。

松山市清掃課が制作した副読本の3Rのページの一部(松山市提供)
松山市清掃課が制作した副読本の3Rのページの一部(松山市提供)

網矢:自分たちのできること、買い物前から買い物中、調理中、食後に至るまで確認していただいています。これも力を入れて啓発していることなんですけど、「毎週金曜日は冷蔵庫チェックの日」とし、週末の買い物前に、冷蔵庫の在庫や、中に入っている食品の賞味期限、消費期限を確認していただくことを呼び掛けています。愛媛県のクリーンアップフライデーにあわせて金曜日にしています。

松山市制作資料より。食前、買い物中、調理中、食後と4つに分けてわかりやすく書いてある
松山市制作資料より。食前、買い物中、調理中、食後と4つに分けてわかりやすく書いてある

―県の取り組みと連動しているんですね。

網矢:はい、家の食品在庫をチェックするだけでも食品ロスが軒並み減りました。去年(2020年)10月の食品ロス削減月間の間に行われた市民モニターの冷蔵庫チェック(11)では、家庭で捨てた食品の上位はサツマイモ、ネギ、キュウリ、もやし、トマトで、ほとんどが野菜でした。捨てた理由は「鮮度落ち」というのが多かったので、野菜の保存方法などの啓発ツールを作りました(18)。

2020年10月に松山市が実施した冷蔵庫チェックモニター調査結果(松山市提供)
2020年10月に松山市が実施した冷蔵庫チェックモニター調査結果(松山市提供)

シンプルな消費者啓発が大切

いくら教育や啓発が大切だとわかっていても、それを受ける市民の側にやる気がなければ成果は現れない。松山市は市民のやる気が高いのだろうか、それとも、市が行う啓発がきちんと実践に結びつくような内容なのだろうか。

― 一所懸命に啓発しても、全然、市民がやらないといったことで苦労している自治体もあるようなんです。松山の場合、もともとのレベルが高いんでしょうか?

網矢:あまり一足飛びに難しいことを言わないようにはしています。いくら効果があっても毎日続けられないようなことをお話ししてもいけませんので、できるだけシンプルに、家でできること、今日からでもできることをお願いする、簡単なコツを実践してもらっています。

食育や食生活改善をしているグループが保健所管轄でいらっしゃるんですけど、あの方達の発信力はすごいな、と。町ごとの範囲で浸透していきやすくなるんじゃないかなと思っています。ぼくら行政が直接言うより、そういった方々が「あんた、こんなんやったらいいって」と言ってくれたほうが、よほど説得力があるんじゃないかと。団体や町内会など地域のコミュニティがあるのが大事かもしれないです。

愛媛県が発行している資料「えひめの食べ物トリセツ」の一部(松山市提供)
愛媛県が発行している資料「えひめの食べ物トリセツ」の一部(松山市提供)

観光都市でもごみ削減は実現できる

取材の前日、道後温泉近くを歩いていた時、市内を無償で案内してくれるボランティアの高齢男性に出会った。その方にも、なぜ松山のごみが少ないと思うかを聞いてみた。その方は「城下町で、お遍路さんが多いからではないか」と話してくれた。

松山市内にある伊佐爾波(いさにわ)神社(筆者撮影)
松山市内にある伊佐爾波(いさにわ)神社(筆者撮影)

―道後温泉もあるし、松山は、観光都市でもありますよね。温泉地がある自治体の中には、周囲の自治体と比べて桁違いにごみが多い市町村もあります。でも、同じく観光都市の京都市は、観光客向け、外国人向けにもパンフレット作って徹底されています(12)。

網矢:京都市や横浜市はすごいですよね。祇園祭なんかもリユース食器を使って。

―そうです。リユース食器に全部切り替えて。5年前くらいかな。

網矢:「大きい都市やけんできん」ということはない、と思っています。上勝(徳島県上勝町、13)も見に行ったりしています。京都市がやっているなら言い訳できないですよね。自治体のやる気だと思う。

―京都市役所の方に取材したとき、1997年のCOP3のこともおっしゃっていました(14)。7月に京都の斗々屋(15)の取材に行ったら、ちょうどごみ収集の日だったんです。指定の黄色いごみ袋、家の前に置かれたごみ袋がものすごく小さいんです。京都には「しまつの心」条例もありますしね。

京都市内でごみの日に出されていた指定袋のごみ(筆者撮影)
京都市内でごみの日に出されていた指定袋のごみ(筆者撮影)

網矢:京都の斗々屋は量り売りですね。量り売りは意識の問題やと思ってて、消費者の声が大きくなればなるほどお店も応えてくれるんじゃないかと。3010(さんまるいちまる)運動もそうですけど、消費者側が意識を持っていないとなかなか成立しない。どう考えても消費者の方に啓発していく方が早道じゃないかと。

一色:そうですね。家庭系の啓発活動を取り組めば、事業系の飲食店でも「食べ残ししないように注文しようか」と意識していただけます。そうすると、事業系の食品ロス量も減っていくので。消費者の意識が変われば、買い物の時のマインドが変わるので、消費者向けに啓発していくことが、ひいては事業系の食品製造業者や小売店や飲食店の食品ロス量にも影響してくるので効果的かなと思います。なるべくハードルは上げ過ぎずに、みなさんが手軽にちょっとやってみようかなと思ってもらえるように、継続的に仕掛けていくことが大切です。

大街道商店街ではマルシェが開催されていた。右上、かどやの鯛めし、右下、寿裡庵(じゅりあん)の刺身盛り、真ん中、ことりの鍋焼きうどん(筆者撮影)
大街道商店街ではマルシェが開催されていた。右上、かどやの鯛めし、右下、寿裡庵(じゅりあん)の刺身盛り、真ん中、ことりの鍋焼きうどん(筆者撮影)

みかんの箱に新聞紙をかぶせると長持ちする

松山は栽培している柑橘類が40種類もあるそうだ。箱買いすると、みかんがカビてしまうことがあるが、カビさせない方法、つまり、みかんを食品ロスにしない方法も教えていただいた。

―愛媛県は、柑橘類も、みかんや伊予柑など種類がいろいろありますね。

一色:40種類ぐらいあって(16)。年間を通してどの時期でも食べられるみかんがあるのが愛媛県の特徴です。「みかん研究所」が愛媛県の宇和島市吉田町にあって(17)、そこで1品種ができるまで長期間の品種研究をして、年間を通して提供できるようにしています。

網矢:みかんの箱の上に新聞紙を置くと、温度調節してくれるので、新聞紙置くだけでも全然、持ちが違うんです(18)。

―新聞紙をかぶせるということですか?

網矢:はい。最初に全部箱から出してヘタを下にする人もおるし、下に新聞紙を敷いて重ねすぎないように3段ぐらいまでにするとか、いろいろコツはあるんですけど、面倒だったら、箱を開けて新聞紙を置くだけでも持ちが違うと言われています。

松山市内にはゆるキャラ「みきゃん」のポストや自動販売機があちこちに見られる(筆者撮影)
松山市内にはゆるキャラ「みきゃん」のポストや自動販売機があちこちに見られる(筆者撮影)

取材を終えて

なぜ松山市のごみが少ないのか。今回伺ったお話をまとめると、次のようになる。

*自治体のやる気と市民の誇り

*地道な啓発と小さい頃からの教育

*2年任期のクリーンアップ推進員が市民に啓発

*町内会や食生活指導員の協力

*週末の買い物前の食品在庫チェック呼びかけ

*野菜保存ツールとわかりやすいレシピ

*学校給食の残渣を燃やさず堆肥にする

*剪定した枝を燃やさず堆肥にする

具体的な削減策を立てるのはもちろんだが、「自治体のやる気」や「市民の誇り」はとても重要だと感じた。それらがあってこそ、実践につながるからだ。

松山市の皆さんは、謙虚ながら、地道な努力を積み重ねていて、それが確実な成果につながっている。

2021年12月18日には、松山市内で日本初の移動式循環リサイクルカー(生ごみを食べる車)の展示会を開催するとのこと。

全国の自治体には、松山市をロールモデルとして食品ロス削減、ひいてはごみ削減に取り組んでほしい。

左から松山市環境部環境モデル都市推進課の副主幹、網矢宏明さん、主査の中村優理子さん、愛媛県の一色拓也さん、筆者(関係者撮影)
左から松山市環境部環境モデル都市推進課の副主幹、網矢宏明さん、主査の中村優理子さん、愛媛県の一色拓也さん、筆者(関係者撮影)

参考情報

1)一般廃棄物の排出及び処理状況等(令和元年度)について(環境省、2021/3/30)

2)一般廃棄物処理事業実態調査の結果(令和元年度)について(環境省、2021/3/30)

3)家庭ごみ有料化に関する全国自治体アンケートを実施(G-Place、2021/7/7)

4)愛媛県松山市が全国1位!1人1日当たりごみ排出量全国最少 10年連続1位達成ならずの昨年から返り咲き(井出留美、Yahoo!ニュース個人、2018/4/4)

5)環境省平成29年度学校給食の実施に伴い発生する廃棄物3R促進モデル事業報告「食品ロスと子どもの教育」(井出留美、Yahoo!ニュース個人、2018/2/26)

6)「もったいない気持ちを高めても食べ残しは減らない」学校給食で子どもが苦手な食べ物を無理なく食べる秘訣(井出留美、Yahoo!ニュース個人、2019/3/19)

7)9割が「体調が悪くても給食を頑張って全部食べる」のは大人が心身の健康を壊して働く姿を表してはいないか(井出留美、Yahoo!ニュース個人、2019/3/20)

8)ロイヤルアイゼン総合資源リサイクルセンター 「松山市で唯一、生ごみと木くずを堆肥へリサイクルしています」

9)廃棄物減量等推進員(まつやまクリーンアップ推進員)

10)松山市公式サイト ごみ・リサイクル

11)食品ロス削減に向けた『冷蔵庫チェック!モニター調査』にご協力いただける方を募集します(愛媛県松山市、2020/9/2)

12)16年でほぼ半減 京都市の530(ごみゼロ)対策は なぜすごいのか?(井出留美、Yahoo!ニュース個人、2017/5/30)

13)柑橘類の皮や規格外の鳴門金時も使うゼロ・ウェイストのクラフトビール 徳島県上勝町のRISE&WIN(井出留美、Yahoo!ニュース個人、2020/3/16)

14)『賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか』(井出留美、幻冬舎新書)

15)日本初!ごみも食品ロスも出さない京都のスーパー「斗々屋」その工夫と最新鋭の量り売りシステムとは?(井出留美、Yahoo!ニュース個人、2021/8/24)

16)「柑橘王国・愛媛」はみかんだけじゃない!松山で1年中柑橘を味わおう(松山市公式観光WEBサイト、2019/10/1)

17)愛媛県 農林水産研究所果樹研究センターみかん研究所

18)松山市 「食品ロス」を減らそう!食品保存のコツ

左から愛媛県庁、夕暮れの松山城、夕暮れ時を走る市電(筆者撮影)
左から愛媛県庁、夕暮れの松山城、夕暮れ時を走る市電(筆者撮影)

食品ロス問題ジャーナリスト・博士(栄養学)

奈良女子大学食物学科卒、博士(栄養学/女子栄養大学大学院)、修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。ライオン、青年海外協力隊を経て日本ケロッグ広報室長等歴任。3.11食料支援で廃棄に衝撃を受け、誕生日を冠した(株)office3.11設立。食品ロス削減推進法成立に協力した。著書に『食料危機』『あるものでまかなう生活』『賞味期限のウソ』『捨てないパン屋の挑戦』他。食品ロスを全国的に注目させたとして食生活ジャーナリスト大賞食文化部門/Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018/食品ロス削減推進大賞消費者庁長官賞受賞。https://iderumi.theletter.jp/about

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