週刊新潮、ついに22年前の古い表現から最新版に

2018年7月11日付、週刊新潮の全国紙の広告(筆者撮影)

2018年7月2日、この記事を投稿した。

『週刊新潮』さん、中学校で習うレベルの単語、20年以上前のままでいつまで発信し続けるのでしょうか

1996年、当時の厚生省が「成人病」から「生活習慣病」へと呼称を変更した。

にもかかわらず、2018年5月からの一連の食の記事で、毎週「成人病」という22年前の表現を使っていることに対しての提言だった。

2018年6月21日発売『週刊新潮』の新聞広告(筆者撮影)
2018年6月21日発売『週刊新潮』の新聞広告(筆者撮影)

5月の広告から、ずーっと「成人病」だった。

それが、2018年7月11日付の全国紙の広告では、なんと「成人病」の表現が消え、代わりに「生活習慣病」の表現が使われていた。

2018年7月11日付全国紙に掲載された週刊新潮の広告(筆者撮影)
2018年7月11日付全国紙に掲載された週刊新潮の広告(筆者撮影)

筆者の記事を関係者が読んで変えて下さったのなら、この記事も、微力ながら、貢献したのかもしれない。

読み手はメディアリテラシーを持つこと

マスメディアは専門家ではないので、専門分野の発信については、その分野に長けた人の監修を経ないと、時代遅れの情報や誤解が混じってしまう恐れがある。その一語が入っているだけで、一気に信頼性が揺らぐ。

メディアの情報を受ける側も、メディアの情報を読み解くメディアリテラシーを持たねばならない。

週刊新潮の発行部数は437,029部(日本パブリックリレーションズ協会発行「PR手帳2018」による)。これだけの人が2ヶ月近く、毎週「成人病」の表現を読んでいたのだ。いや、見ていたのは雑誌を買った人だけではなく、車内広告や新聞広告を見ていた人も含めるから、全国紙の発行部数、一紙分だけでも数百万人は下らない。

フードファディズムは食品ロスを生む

食品の効能を、過剰に評価したり、リスクを過大に表現したりすることを「フードファディズム」と呼ぶ。

フードファディズムは食品ロスを生む可能性があることも強調しておきたい。

参考記事:

フードファディズムはなぜ食品ロスを生み出すのか

『週刊新潮』さん、中学校で習うレベルの単語、20年以上前のままでいつまで発信し続けるのでしょうか