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レジ袋の中身は、3%の攻防戦

いちのせかつみ生活経済ジャーナリスト・CFP®

8%が重~くのしかかってくる~!

税金といえば、難しくて分かりにくいのが一般的ですが、消費税に関しては最も身近な税金。増税後、どれくらいの負担になるのでしょうか?

日々の消費の中には増税の影響を受けない住宅ローンや保険料、貯金などがあり、家計に及ぼす増税の影響を知るためには、家計簿を使って費目別に分析すれば、各家庭の増税分が算出されます。

しかし、そんな計算は邪魔くさいし、そもそも家計簿なんかつけていないという人が少なくないでしょう。そこで毎月、銀行口座に振り込まれてくる給料(手取り)に増税分の3%をかけた金額を増税対策の目標として考えてみてはいかがでしょうか?

確かに消費税が課税されていないものも含まれているので実際の増税分より大きな金額になりますが、2年後に控える更なる増税を考慮した2年間の増税対策目標としてコツコツ工夫し ていきましょう。

具体的な対策は?

「収入を増やす」

これが出来れば、悩みは即解決です。それには、アベノミクスの成長戦略が成功して給料が上昇することを期待するのみ。まさしく、神だより、いえいえ、安倍だより!

「支出を減らす」

今まで節約続きで既に限界という方も多いはず、更なる節約は身を削るしかない「家計と身体の同時ダイエット作戦」のみ?家計簿をつけて日々の支出を再度、見直し絞り出してみましょう。めっちゃ辛いなぁ~!

「貯金をなくす」

そもそも貯金なんてできないとお怒りの方もおられると思います。爪に火をともすように貯めてきた血と汗の結晶を断腸の思いで取り崩さないといけないと思うと将来に対する不安は無ぐい去ることができません。

「借金をする」

これは一番避けて欲しい選択です。最初は赤字を補填するための借金でも、気がついた時には借金を返済するために借金を繰り返す自転車操業になると家計が破綻してしまいます。

いずれにしても増税に対しては相当な努力が必要であると考えられます。

家計簿をつけてみれば!

何とかなるなんて甘いことを考えず、今一度、日々の暮らしを見つめ直し、無駄のない生活スタイルを家族で話し合ってみませんか?

そのためにも、家計簿をつけて家計経営の正常化にチャレンジしてください。

消費税が8%になれば、お釣りに一円玉が増え、財布は膨れ上がってポケットやポーチに入らない事態も発生。これを機会に一円玉貯金を始めてみてもいいかも。

チリも積もれば山となる精神」で乗りきりましょう。

消費税とは

モノやサービスを消費した時にかかる間接税で、日本では1989年(平成元年)4月1日に3%でスタートしました。1997年(平成9年)4月1日に5%に。そして、2014年(平成26年)4月1日8%、2015年(平成27年)10月1日には10%になる予定です。

生活経済ジャーナリスト・CFP®

大学卒業後、会計事務所に入所し、税務経理や人材育成を中心としたコンサルタントとして活躍。平成元年に日本ファイナンシャル・プランナーズ協会「ファイナンシャル・プランナー」の認定を受け、平成6年にCFP®資格を取得。家計からみた人生設計の考え方に関しては第一人者で、大阪では数少ない新進気鋭のジャーナリストである。その反面、「ゆかい亭マネー」(芸名)としてお笑い系のお金の専門家として寄席等にも出演。平成15年には、自転車で金銭教育普及のためのボランティアセミナーを行いながら日本列島を縦断。現在、テレビやラジオに出演する一方、講演会やセミナー、執筆活動など多方面で活躍中。

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